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『HOKA』紹介ページ ②

『HOKA』の今

(面接の下準備としてこちらの記事を読んでくださっている方には、HOKAの最近のニュースを覗いてみることをおすすめします。DeckersのPR Timesからも、ご確認いただけます。)

さて『HOKA』ですが、なんと昨年国内初の直営店をオープンしました。まず3月にアウトレットショップ「HOKA 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド店をオープン。現在は横浜ベイサイド店HOKA 軽井沢・プリンスショッピングプラザ店丸の内ポップアップ、そして昨年12月にオープンした大阪御堂筋のポップアップを含め、全国計4店舗あります。新しい御堂筋の店舗は、これまでに国内でオープンしたHOKAの店舗の中で最も広い店舗で、2Fにはなんとランニングクラブスペースがあります!
このまま日本でも直営店舗数を拡大していきたいところですね。

さて大阪といえば、2023年1月29日に開催された大阪国際女子マラソン!こちらのマラソンはオリンピックや陸上世界選手権の選考会も兼ねる国内屈指のハイレベルなマラソン大会なのですが、なんと一般の方でもフルマラソンで3時間7分以内を突破した公認記録があれば、出場できるんです。その様な方々を「スーパー一般ランナー」と呼び、『HOKA』が応援して参りました!120人を超える「スーパー一般ランナー」の方々ひとりひとりのストーリーをハイライトした、大規模なプロジェクトです。一般人でありながら、なぜ過酷なトレーニングを積み、どうこの出場切符を手にしたのか、、そしてそれが彼女たちにとってどんな意味を持っているのか….このコラボレーションについて、産経新聞さんが下記の記事にとても綺麗にまとめてくださっているので、是非読んでみてください!

"JR大阪駅そばの地下ストリート、約60メートルにわたる桜橋アベニューの壁面全体に掲出された巨大広告を彩るのは、120人を超える女性ランナーたちのプロフィール写真。真剣な表情で疾走する姿、ランニング後のリラックスした姿などアルバムのように掲出されている写真は、ひとり一人の人生そのままにバラエティに富んでいる….子育て、学業といった日々の生活の中で、トレーニングを積み重ね、出場切符を手にした292人の女性たちに「あなたはスーパー一般ランナーだ」のメッセージが贈られた。"


“スーパー一般ランナー”を全力応援 大阪国際女子マラソン×HOKAのコラボ

プロアスリートに埋もれがちになってしまう、でも本当はとても輝いている「スーパー一般ランナー」にスポットライトを当てるこのプロジェクト、ランナーでない私もとても勇気をもらいました。プロのアスリートの方々が頑張る姿ってとてもカッコいいですが、どうしても心の中で「プロだから」と一線を引いてしまう自分がいます。別世界の人だなぁ、と。でも「スーパー一般ランナー」の方々の記事を読んで思い知らされました。日々色々な「やらないといけないこと」に追われていることを言い訳をして、本当に「やりたいこと」を蔑ろにしていたなぁと感じます。同じ一般人だからこそ、励みと勇気と新しい感動を感じられた気がします。同じ女性同士、こんなカッコいい「一般人」の方々がもっと知られてほしいです!Deckers社員として今まで正直『HOKA』の機能性の良さばかりに惹かれていましたが、このプロジェクトではじめて『HOKA』に「愛着」というか、ストーリーを感じました。ほんっっとうに読んでほしいです。こちらのHOKAブログからご覧いただけます。キャンペーン動画はこちら!⇩

日本での露出を増やしていくという点で外せないのは『HOKA』アンバサダーの福士加代子さんです!『HOKA』はまだ歴史の浅いブランドということもあり、まだ日本での知名度を高めている過程です。日本女子長距離界の第一人者として活躍されている福士加代子さんを通し、少しでも日本のランニングファンに『HOKA』というブランドに親近感を持ってもらえたら嬉しいです。福士加代子さんのインタビュー記事は下記、公式サイトをご覧ください。

コアファンを増やす、『HOKA』コミュニティを作るという点では、HOKA RUN CLUBもその取り組みのひとつです。こちらのクラブでは最新ランニングシューズの試し履きや、HOKAアンバサダーと一緒に走る会を開催します。ブランドメッセージである「FLY HUMAN FLY」を体現すべく、HOKAを通して消費者、HOKAファンの方々とともに新たな高みを目指す - そんな気持ちがベースとなっています。ちなみに「FLY HUMAN FLY」のカッコいいキャンペーン動画はこちら!⇩

最後に紹介したいのは、アキレス・インターナショナル(本部:米国ニューヨーク)とパートナーシップを締結したことです。アキレス・インターナショナルは、障がい者と健常者が共にランニングやウォークを楽しむことを目指して活動している非営利団体です。

「私たちの使命は、障がいを持つ人々が人生を最大限に生き、達成の喜びを経験できるように、スポーツを自由に参加できるよう障壁を取り除くことです。私たちは、コミュニティを作り、世界中でランニングやサイクリングのレクリエーションを仲間たちと行える場を提供します。」とアキレス・インターナショナルの会長兼CEOであるエミリー・グラッサー氏は述べています。

HOKAはアキレス・インターナショナルとともに スタートラインへの障壁を解消していきます

機能性やデザインで商品を好きになることもありますが、ブランドの基盤となっている信念があるからこそブランドにコネクトできる人も沢山いると思います。個人としてもパートナシップの今後の活動がとても楽しみです。

そして!2023年2月に行われる’Art Of Kindness(AOK)’ではなんと!活動の第一歩として、アキレスさんと一緒にランニング・アクティビティーを行う予定です。障がい者の皆さんのエスコートについて教えていただき、「一緒に走る/歩く」+「楽しいふれあいの時間」を作る予定です。AOKについてはこちらの記事で詳しく説明しています。本当に悔しいことに今回のAOKが行われる週、私は有給を頂いて沖縄に行くため、、、参加ができません。ワークライフバランスが仇になる日が来るとは…本当に悔しいです。第2回が行われることを祈るばかりです。

Deckers BrandsではCSR活動の一環として、世界中のDeckers Brands支社が一斉に「一週間ボランティア活動をしよう!」というイベントがあります。これは、ビジネスでの成功を原動力にして、より強いコミュニティとより良い地球を築こうとする、「DO GOOD AND DO GREAT」というデッカーズの価値観を反映したものです。

今日の仕事は優しい人であること

『HOKA』のこれから 

『HOKA』の目指すビジョンはスポーツや普段着まで幅広く扱うようなジェネラルブランドではありません。
「走ることをラクに楽しめること」を軸に、その道のプレミアムブランドとして、その独自のテクノロジーでプロのランナーはもちろん、ワイルドなトレイルランナーから毎日のウォーキングを楽しむ人に至るまでサポートし続けます。

P.S.
因みにグローバルでのHOKAの業績・マーケットが気になる方は、下記Footwear Newsさんの英文記事を読んでみてください。

On Thursday, the Goleta, Calif.-based company reported net sales in the third quarter of 2023 of $1.346 billion, an increase of 13.3% compared to the $1.188 billion seen the same quarter last year….The gains were due in large part to Hoka, which saw net sales jumping 90.8% to $352.1 million in Q3 compared to $184.6 million in same time last year, another quarterly record for the brand.
….
“According to aggregated U.S. run specialty store data, during December, Hoka increased market share by 5 percentage points versus last year, delivered the highest average product turns and maintain a gross margin well above the channel average,”

Hoka Is Stealing More Running Market Share as Brand Hits $1B in Sales During Last 9 Months

まとめ

『HOKA』紹介ページは如何でしたでしょうか。
当初予定していたより記事が長くなってしまいました。
1年半前、私がDeckersに入社したばかりの時よりさらに『HOKA』の成長スピードが速く、たった1年で目まぐるしく色々な取り組み・活動が行われました。
「Deckersに入社して『HOKA』に携われば、本当に色々な経験ができる!」記事を書き終わった今、心からそう思います!