身近な人を1日1回全員『褒める』と…
今日のタイトルは私が日頃心掛けている事です。
病気になってから、数々の素晴らしい言葉に出会いました。その中でも一番私の心に響いたのが『褒める』事の大切さです。
そのきっかけは、Twitterで見つけたこんな投稿。
言った本人は忘れてるだろうけど、何となく褒めてくれたひと言が、何年も何年もずっと自分の背中を押してくれている。
私には子どもが4人います。
幼稚園児から今年ハタチになる娘まで、それぞれの年齢に応じた子育てが必要です。
ママが病気になって一緒のベッドで眠れなくなり、送り迎えや夕飯の支度が出来なかったり、しんどそうにベッドから起き上がれない闘病を間近で見ていたちびっこ達。
『癌』と言う死を連想させるような大病を患ってしまったと言う事を伝えると、泣き出した長女。
「俺のおかんがそんな病気なんかに負ける訳ないやろ!」と言ってくれた長男にも。
たくさんたくさん心配をかけてきたし寂しい思いもさせてきたと思います。
抗がん剤中は、自分自身がいっぱいいっぱい過ぎて余裕がなくイライラする事だらけで。いつも本当は優しいママでいたいのに……。
思うように育児できない自分に苛立ち自己嫌悪になって、負のスパイラルに陥った事もありました。
でもこの言葉を見てハッとしました。
確かに私が小学生の頃から、いつも何かに「チャレンジ」する瞬間は誰か(父や母や祖父母)が褒めてくれた言葉を思い出していたな、と。
言った本人はその瞬間思った事を口に出しただけかも知れない。だけど褒めてもらえた人の心にはずっと残ってて、いざ自分が試される時にふと思い出しては勇気を貰い続けているんですよね。
私が何となく言った一言が自信となり糧となり、子ども達が私の知らないところでぶつかった壁を乗り越える材料にもなりうるなんて。
それが一生モノなのだとしたら……。
ひとつでも多くの褒め言葉を子ども達にかけてあげたい。
すごいスピードでいろんなものを吸収しながら日々どんどん成長していく子どもたち。そりゃイライラするし叱る事もあるし困る事も悩む事もママとしてはたくさんあるけど、とにかく
一日一回は褒める。
これを日々実践すると、子ども以外の他の人にも自然と良いところに目が行くようになります。それをまた口に出して褒めると、人間関係も良くなります(特に男性は褒められるのが嬉しいからご主人や彼氏には効果抜群です)。
すごいね!
めっちゃ上手やね!
可愛い(かっこいい)!
やっぱそれ似合うね!
めっちゃ素敵!
さすがやなぁー!
ほんま頼りになるわ!
恥ずかしいからとか
今更そんな……とか
私もそう思いがちで素直になれない相手もいるけど大切な人だからこそ、ちゃんと言葉にして伝えたい。
あと、褒めた後の照れ笑いは可愛すぎて、こっちまで笑っちゃうので相乗効果もあります(笑)ただ『褒める』だけでみんなが笑顔になれるってすごい。
毎日笑わせてくれて楽しませてくれる、こんなに温かい心を持ってここまで育ってくれた子ども達は宝物です。
こうやってみんなで笑いながら毎日たくさん楽しい思い出をいっぱい作っていこうね。あなた達の中にママがいつまでも生きていられますように。
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