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詩
2022年6月25日 21:18
私が高校時代に経験した恋愛は、先日更新した「勝手に終わった恋だった」の中に登場する話と、LINEに頼って終わらせてしまった恋の二つだ。二つ目の恋を簡潔に伝えるとするなら、私にだけ矢印が向いていない三角関係の恋愛だった。結果は言うまでもなく私の惨敗。高校野球は負けても甲子園の砂を持ち帰れるのに、目も当てられないほどに惨敗したにも関わらず、何も得る事は出来なかった。話したい事は山ほどある
2022年6月18日 16:19
「自分がいるべき場所はここじゃない」そんな感覚に陥ることが儘良くある。具体的に何が足りてなくて、なんでそこが自分の場所ではないと思っているのかは分からない。ただなんとなく「ここじゃないんだ」という漠然とした思いを、僕は常に心の内側に秘めている。きっと「私」の言葉を見て、感情にも言葉にもならないような何かの所為で、胸に違和感を覚えている人は、同じような思いを抱いているのではないだろう
2022年6月8日 22:33
「俺達とお前らは友達じゃないから」15歳の4月、高校の寮に住み始めた最初の夜のこと。当時の水泳部の主将から言われた最初の言葉だった。僕が住んでいた寮は、元々精神科の病棟だったと言う噂のある建物で、かなり年季が入った古い外装をしていた。外見に違わず中もボロボロで、8畳程度の部屋の中に二段ベットが二つ押し込まれた寝るだけの部屋が10室ほど並んでいた。電子機器の使用は禁止。勿論ゲーム機
2022年6月4日 01:57
15歳の僕が選んだ進学先は、地元から車を走らせて5時間くらい離れた場所にある偏差値が40にも満たない底辺私立高校だった。進学の決め手は、単純に勉強が嫌いだったことと、幼少期からずっと続けていたスポーツの成績が評価され勧誘を受けたこと。そして一番の理由は「高校生から家を離れるってなんかカッコ良くない?」という安直な理由だった。県を跨ぐ進学で、当然実家から通学は出来ない。同じように全国か