「ヘルシーに生きる」2
ヘルシーに生きる1で言いたかったことを書きます。
・エニアグラムとヘルシー度合い
最近ハウスメイトがエニアグラムの話で盛り上がっていたので私もやってみた。
エニアグラムとは人間を9タイプに分けてその人の性格と行動パターンを教えてくれるというもの。
ハウスメイトは英語のページを教えてくれたがいかんせん質問が長すぎるのと読む気力がなくなったので、まずはビリギャルの坪田先生のwebページでやってみた。
http://apps.amwbooks.asciimw.jp/biz9type/
もちろん人間同じ人はいないので、自分の中にタイプ9とタイプ3が混在している人もいる。ただ、基本的なタイプはあるらしく、私はタイプ7だった。
(引用:https://seikaku-type.com/type7/enthusiast-basic#i-2)
英語版には自分の健康レベルによって出やすい行動もあって、タイプ7は自分が不健康時(ストレスを感じた時)には外への批判に行動が向かうが、健康時は周りに感謝できるようになるらしい。
・自分がヘルシーに生きる術を知っている人たち
私はいろいろな国の文化に触れたかったため、大学の交換留学ではなく語学学校に通ってうことに決めた。そこで出会った外国の人は自分がハッピーになるための術をよく知ってるなあと思う。
「外国の人」というのは私が語学学校の中で出会った人で、スウェーデン、スペイン(ヨーロッパ系)、チリ、コロンビア(南アメリカ系)のことを言う。中国や韓国などのアジアはわりと日本と考え方が似ている。
でもこのヨーロッパ系と南アメリカ系、オーストラリアも
「自分がハッピーになるには?」
ということを徹底して貫いている。
くくり方が難しい。一概に外国の人というのはアジア人も含まれてしまうけれど、韓国と中国はわりとこの考え方よりも日本に近い気がする。
なんだろう?スペイン語圏と英語圏?サウジアラビアとか中東の考え方はあまりよくわかってないので今度話してみることにする。
・そんな人たちに悩み事を相談したとき
このヨーロッパ、ラテン系の人たちが自分の好きなことをする、いやなことはしない!というのは前々からわかってはいた。
だけどこの考え方は私がいろんなことに悩んでいた時に問題をシンプルにするうえでとても重要だった。
私が、「あー将来どうしよ~~~ね~どうすればいいと思う~~~」と家のソファで家の中で一番年長の一番落ち着きがあるエクアドル人の彼女にダル絡みをしていた。
彼女は
「Oh your life is very complicated. I don't know but ...You should be happy.」
と言われた。
complicatedと言われたけど、実際はシンプルなのかもしれない、と彼女の言葉を聞いたときに思った。
You should be happy.
実際これがすべてだよなぁと。
シドニーにきて、新しく大きく加わった価値観は
「人生は短い、自分の時間を無駄にはできない」
という感覚。
これはみんなことあるごとに、すきあらばいってくる。
自分の人生は自分が生きるしかない。他の人は私の人生を生きれない。
自分の人生は自分で責任を持たなきゃいけない。
〇〇すべき、という言葉は自分に対しても他人に対してもあまり使いたくないが、「ハッピーになるべき、ハッピーにならねばいけない」ということは言える気がする。
・自分がどうしたらヘルシーに生き続けられるかを知ると人生がハッピーになる
私が
人間関係で問題を抱えていて、次の行動をどうしようか悩んでいた時。語学学校のクラスが同じのスウェーデン人のグラマラスなお姉さまに言われた言葉。
「You looks unhealthy. it's not good.」
私も自分がいま落ち込んでいる状態だったのは感じていたけど、第三者からこうストレートに言われると、たしかによくないよね、今の状態(笑)と思うことができる。
なんか、日本にいたときと違うのは、みんなアドバイスくれるんだけど自分で選ぶ選択肢を残してくれるんだよなあ。
いや、もちろん日本にいたときもいろんな人からなにか悩んだときにたくさんアドバイスをもらってすごい助けてもらったんだけど。
でも海外の人にアドバイスを求めると
「自分が幸せな道を選ぶ。私だったらこうする。あんたがどうするかは知らんけどな、」
みたいな、いい意味での放置というか、
「知らんけど好きにすれば?やりたいことやりなよ。人生短いんだからさ。」
というスタンスがどの国の人たちにもあるように思える。
まあ私がいまオーストラリアで出会ってる人たちは、ワーキングホリデーで人生の休暇、旅のつもりで来てる人たちが多いからより人生にたいしてフレキシブルな考えをもった人が多いのかもしれないけど。
・いまの日本は不健康だよなあ
なにはともあれ、やはり人生は短い。
自分がタイプ7とわかってから自分の過去の行動に納得することもできたし、自己認識も深まった。
自分の人生遊びつくしたい。
「こうするにはこうしなければいけない」という型なんて本当はないのだけれど、今の日本はその脅迫概念が強いなあ、と。
で、私はその環境よりも、自分の心に正直になってみると「好きにやったら?全部自己責任だけど」っていう生き方のほうが合うなあと。
ただこういう出来事を通して学んだのは、
誰一人同じ人間なんていないし、幸せの感じ方も人それぞれなのに、今の日本は同じ型に流そうとしすぎている。きっとちょっと前までの日本だったらそれに対して窮屈に思ってた人がいたとしてもその存在は見えなかったし、聞こえなかった。だからうまくいっているかのように見えた。
だけどネットが出てきて多様性が訴えられる時代、「んん?窮屈に思ってるのは自分だけじゃない?」と思って声を上げる人が出てきている。にもかかわらず、形式だけは昔のまま。
就活とかもそれを代表する例で、おじさんたちが自分の時代の正解で人材採用をしようとするから、若い人も「んんん違くない??」って違和感を抱えつつも同じ流れにのるしかない。
みんなが違う、って思いながらも自分の意図しない方向に向かう同調圧力、なんて不健康なんだろうね。
まあでも私はここまでわかってるのに、それでも「よし!じゃあ自分の好きなことしよう!シドニーに残ります!」っていう行動はしないから、どこまでいっても自分を構成しているのは日本カルチャーだなって。
メインストリームは考えなくていいから楽だし、自分の考えたことを行動にして自分の道をつくっていくのは前例がないから自分で正解にするしかなくて怖いけど、でもたぶん私の人生の歩み方は後者なんだろうな、きっと。
嶋浩一郎さんが
全てのイノベーションは辺境から生まれる
と言っていた言葉を信じて突き進みたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?