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【CHAPTER4】自己成長の扉を開く、新しい人事評価制度―コンセプトは、「なりたい自分」になるための自律的キャリア開発―

上田が構築した新しい人事評価制度のコンセプトは、〝なりたい自分〟になるための自律的キャリア開発です。キャリアデザインスキル、つまり、自分の力でキャリアを描き、行動し、どのようなことがあっても自ら軌道修正し、前に進むことができる力。そして〝社会人基礎力の向上〟。自発的な能力向上や精神的成長を促し、“なりたい自分”に向かって主体的に行動していく力を同時に伸ばしていく必要があります。

女性はライフイベントを機にこの会社で仕事を継続することを諦め、プロパー社員のキャリアアップは店長止まり、部門長は他社からの転職組。この構造を変革しなくてはいけない、従業員が自らの夢を実現できる会社にしなくては、という強い思いがありました。もう一つは多様性です。この制度は、全社員がキャリアアップを目指そうというものではありません。従業員一人ひとりの成長の定義は十人十色。それぞれの価値観を尊重し、それぞれの成長をサポートしようというものです。現場で働く従業員の要望を聞いていると、多様性を実感します。全員が管理職になりたいわけではないのです。人を指導することが好きな人もいれば、自分の技術を高めてスペシャリストになりたい人もいるし、海外で働きたい、独立したいとか、価値観も成長の定義も人それぞれ。だから会社の敷いたレールではなく、従業員一人ひとりの夢や目標に向き合える制度にしようと思いました。


こうした2つの思いを背景に、従業員が自分の将来に希望を持ってキャリアを描くことができ、さらに結婚や出産、自身の病気や両親の介護などがあっても、仕事を継続できる制度ができあがりました。2020年6月、“Muginoho Career Path”制度(現DAY TO LIFE Global Career Path制度)がスタートしました。

●「Muginoho-Career-Path(現DAY TO LIFE Global Career Path制度)」は、社員がキャリアプラン申請し、〝なりたい自分〟を描く制度です。
スキルスコアシートで、成長やスキル・経験を可視化し、タレントマネジメントシステムで、社員の努力や評価などをすべてデータベース化。そして、ジョブローテーションで希望の部署に異動(或いは専門性を高めるため等のキャリアコース転換)し、〝なりたい自分〟を叶えます。

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