【CHAPTER5】改革初年度より、めざましい成果!―従業員満足度が急上昇!教育に熱心な会社に―
経営の根幹に関わる新しい制度がスタートし、全社全部署が一丸となって取り組めたことで、現場での大きなトラブルや問題もなく、従業員には好意的に受け入れられた様子でした。さらに驚くべきは、改革による影響が初年度からめざましい成果となって現れたことです。
改革初年度(2021年度)のキャリアパス申請者は98名(全社員の42%)を超え、実際に2名の従業員がジョブローテーション制度を活用して、自分の夢を実現できる部署へと異動しました。さらに労務環境も改善され、月の平均時間外労働は約9時間削減され、有給消化率は21%増加しました。結果として、35%だった離職率は9.5%(事業閉鎖除く)にまで改善されました。また、厚生労働省より女性活躍推進企業に与えられる「えるぼし(3つ星)」に認定、そして、「学生が選ぶインターンシップアワード」にて、インターンシップ初開催にもかかわらず、645プログラムの上位10社に選ばれ入賞を果たし、第三者機関からの評価を獲得するに至りました。こうした影響もあり、新卒採用の応募数は、ここ2年で40倍に増加(2020年度〜2022年度)。驚くべき成果を挙げることができました。
上田「様々な成果が出たのは良かったのですが、一番嬉しかったのは、従業員満足度調査にて〝教育に熱心な会社〟等教育分野に関連した項目が上昇し、2014年調査開始から過去最高の満足度となったことです。従業員に評価いただいたことで、正直、安堵しました。」
「新入社員については、応募数だけでなく意識の違いも鮮明です。多くの学生が入社前からしっかりと自分の夢や目標を持っていますし、これまでほとんどいなかった理系の学生も増えるなど、意外な変化もありました。これはスイーツブランドだから、ではなく、この会社で自分がどんな職務を担いたいかが明確だからこそ、ですね」と新卒採用担当の湯浅は分析します。
「そうですね。やりたいことを実現するために入社してくる新入社員が多いので、多少の困難があっても逃げ出さずに乗り越えられるのだと思います。面談をしていても、強い意志を持っている人が増えたなという印象です」と教育担当の谷川も感じているようです。
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