見出し画像

「病的にせっかちな人間が集う業界?」その言葉に潜む、ある業界への就活のヒント

結局、人柄が見られるから

「面接やES、どの業界も同じだよ」と思うかもしれない。

しかし、そうでもない。

それは業界ごとに面接時間が全く違うことからも表されている。

例えば、マスコミ業界は新聞テレビそれぞれで面接の受け答え方が違う。

それは業界ごとにいる人の性格が違うからだ。

新聞社の面接は一次面接から一人20分以上かけて行われる。

じっくりE Sを深掘りしていくというものだ。

それに対し、テレビ局の面接は一人10分程度、時に3人の集団面接で15分であり、一人当たり5分で見分けられてしまうというものが多い。

そこで私が就活時代にお世話になっていた知り合いのテレビマンに、面接のフィードバックをもらった時のとある忘れられない言葉を紹介する。

「テレビマンは病的にせっかちである」

面接では、結論を先に求められることは面接の基礎知識であるが、問題がその後の説明をいかに短く、わかりやすくするということだ。

面接10分という時間の中で、いかにE Sを深ぼられるように短く返す練習が必要だ。

どの情報が入らないかということを最大限まで絞るという判断を、瞬時に行うということが非常に難しいので鍛錬が必要なのである。

逆に新聞社の長い面接も人によっては厄介と感じる。

一つのネタを鋭く深ぼられても、説得力のある受け答えができるように多角的な視点から深ぼっていく準備をする。そのために多くの人にE Sを見てもらい質問リストを作成しておくということが望ましい。

上記の違いは、現在のメディア報道のあり方から考えるとわかりやすい。

テレビは未だ即時性のあるメディアであるため、すぐ結論を伝えるというスピード感が求められることが大半だ。それに対し、新聞はS N Sでニュースが拡散されやすくなる時代の中で、調査報道を行うという意義が強くなっている。新聞が届く頃にはもうそのニュースは知っている。だからこそ、人が知らないところ、知らない視点で深掘りしていくことが生き残る策の一つであるのだ。

この違いから考えると、面接のあり方の違いの理由も納得できるような気がする。

https://instagram.com/darkhorse_recruit?igshid=YmMyMTA2M2Y=   
Instagram開設しました。新しい記事の更新情報などをお送りしていますので、ぜひフォローよろしくお願いします
フォローとスキが何より私の原動力です。

 

この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?