これは、私の日常から生まれた物語である。 私は愚痴りたいのではない。罵倒したいのでもない。ただ、私が人生の46年目にして、気づかされたカルマ(業)をここに記し…
うちに働きにきていただいているパートの森さんがかなり不機嫌そうにこう言った。 『三か月前に入ってきたパートの人、挨拶もしない。自分の前を素通りしていく。全然なっ…
私は主人の実家の家業で働いている。 なので、義理の両親とも一緒に仕事をしている。 住まいこそ別なのだが、義理の両親と毎日顔を合わせていた。 そんかある日のこと。…
四年生になった娘が言った。 『今日、休み時間に遊ぶ友達がいなくて暇だったから、窓から外を見てボーっとしてた。 そしたら、〇〇ちゃんが来て、「暇だから遊ぼう」って…
それは結婚してすぐの出来事であった。 私は結婚してからすぐに、主人の実家の家業で働いている。 なので、義理の両親とも一緒に仕事をしている。 住まいこそ別なのだが…
いつのまにか習慣になってることがある。 毎朝、登校する子供たちに向かってこの言葉を掛けること。 『また元気で会おうね!』 上の子が中学生になり自転車で通学するよ…
私の記念すべき結婚記念日は、『私の人生に義母が誕生した日』である。 これは実話から生まれた物語。 私は罵倒したいのではない。愚痴りたいのでもない。ただ、この広い…
ウリウリ
2024年6月8日 14:31
これは、私の日常から生まれた物語である。私は愚痴りたいのではない。罵倒したいのでもない。ただ、私が人生の46年目にして、気づかされたカルマ(業)をここに記したいのである。 私は結婚して13年になる。主人の実家の家業を継いでいるので、義理の両親と仕事場が一緒である。住まいこそ別なのだが、月曜~土曜は毎日二人と顔を合わせる。 私はもともと必要以上に他人に気を遣う・・・というより、人の
2024年6月30日 11:47
うちに働きにきていただいているパートの森さんがかなり不機嫌そうにこう言った。『三か月前に入ってきたパートの人、挨拶もしない。自分の前を素通りしていく。全然なってない。』森さん(67歳)は入社して一年になる。四月から入ってきたパートとは穂波さん(69歳)のこと。毎朝、先に会社に来ている森さんの前を、後から来た穂波さんは素通りしていくらしい。森さんいわく、穂波さんが挨拶するのは私と
2024年6月23日 16:22
私は主人の実家の家業で働いている。なので、義理の両親とも一緒に仕事をしている。住まいこそ別なのだが、義理の両親と毎日顔を合わせていた。そんかある日のこと。仕事場で義母が私にこう言ってきた。「うちに、柿右衛門とか香蘭社のお皿や湯呑が沢山しまってあるのよ。使うこともほとんどないし、使うなら明日持ってくるね。」 キャー♡♡♡柿右衛門♡♡♡
2024年6月20日 18:07
四年生になった娘が言った。『今日、休み時間に遊ぶ友達がいなくて暇だったから、窓から外を見てボーっとしてた。そしたら、〇〇ちゃんが来て、「暇だから遊ぼう」って言われた。「暇だから」って失礼じゃない?!』と、お怒り気味。『まぁ確かにね。 じゃあ、どうしたの?』『「無理ぃ~」って言って断った。』暇で窓から外を見るしかなかったのに、他に遊ぶ友達いなくて、仕方なく自分のと
2024年6月17日 12:14
それは結婚してすぐの出来事であった。私は結婚してからすぐに、主人の実家の家業で働いている。なので、義理の両親とも一緒に仕事をしている。住まいこそ別なのだが、義理の両親と毎日顔を合わせていた。そんなある日のこと。仕事場で、義母が私が肩にかけているショルダーバックを見てこう言った。『息子(主人)が前に使っていたバックが倉庫にあるよ。丈が長いから、バック屋さんで補正してもらった
2024年6月16日 06:44
いつのまにか習慣になってることがある。毎朝、登校する子供たちに向かってこの言葉を掛けること。『また元気で会おうね!』上の子が中学生になり自転車で通学するようになった。何度か転倒し怪我をして帰ってきた。私が仕事から帰ってドアを開けると、血のついた制服を着て、痛そうに絆創膏を貼る息子の姿があってゾッとした。なにもなく無事で帰ってくることが当たり前でないこと、感謝すべき事なのだと
2024年6月15日 07:22
私の記念すべき結婚記念日は、『私の人生に義母が誕生した日』である。これは実話から生まれた物語。私は罵倒したいのではない。愚痴りたいのでもない。ただ、この広い世界のどこかに、『なんでやねん!』な日常が存在することを、ここに記したいのである。*義母と最初に出会ったのは、主人が私にとって、彼氏という肩書きだった頃。主人の父親が、『お前の彼女に会ってみたい』と言い出した時があった。