命を救われた言葉【ちゃんとしてなくても全然いい気がする】
昨晩、息子が私に言ってきた言葉…
「ちゃんとしなくても全然いい気がする。」
何かのアニメで引用されている言葉らしいのですが、息子はこの短い言葉にとても喜んでいました。ホッとしているのがわかりました。
ちゃんとする・テキトーにやっとく・うまくやる・臨機応変に……
発達障害の人にとっては意味不明な地獄の言葉、地獄の感性!
暗黙の了解で・察して・空気を読む~!
ああ、私だって時々わかりませんよ!読み間違えます。
これらの得体のしれない、意味不明な言葉たち。
これが理解できる人は「賢い」って言われる気がします。
では、これがわからない人はアホなのでしょうか?
すみません、以前の私は「ちょっとアホなん?」😎と思ってしまっていました。しかし息子が20代で発達障害(ASD&ADHD)だと知り、それからは私の固定観念はすっかり消え失せました。
息子の場合、具体的に話せば大丈夫なんです。
「9:30まで話をしようね。」前もって言うと、ピタっと時間を守ります。
「テーブルのここが汚れているから拭いておいてね。濡れた布巾で。」
「おばあちゃんは手が少し不自由だから焼酎はついであげてね、コップの5分の2までね。」
等々、具体的に伝えると、私がするよりもはるかにキッチリと真面目に何でもその通りにやります。時間はかかりますが…
出来ないことにフォーカスして責めると、場合によっては「死にたい…」とさえ思ってしまうので、息子をできるだけ責めないようにしています。
せっかちの私にとっては少々忍耐がいることもあります。
ちゃんとしなくても全然いい気がする
この言葉、軽いようですが、息子にとっては救いの言葉でした。
いいえ、私にとっても救いの言葉になりました。
もっと、肩の力を抜いて生きても良いかな?
たおたおです。よろしくお願いいたします。
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