見出し画像

「言われたことしかできない」って、素晴らしいことだと気づいた話

言われたことしかできない(?)

以前、息子に対して感じることがありました。

「言われたことしかできないな」
職場の嫌味な上司みたいですね、私
σ(^_^;)

それどころか、「言われたこともできない!」と、息子のことを心の中で嘆くこともありました。発達障がいという言葉も知らない頃からですが、息子には言いたくありませんでした。やる気を無くされると困るので…

でもよく考えてみると、
私だって、実家の親や、上司や、夫の「言われたとおり」になんかできてません。

正に「自分の事は棚に上げて」です。

息子のように「言われたこと」を決まった時間に続けることが、私には難しいのです😂


息子の食器洗い

姑の介護で疲労気味の私を気遣って、
食器洗いを買って出た息子(ToT)
先日、息子が洗い終わって片付けた食器や鍋を見て思いました。

「時間はかかるけど、完璧に綺麗に洗って、私が片付けるより数倍も美しく整理して収納できてるやないの!」「時間かけ過ぎやの、言われなくてもこれもあれも気づけだの、そこじゃないな!」

「私より遥かにキチンとできていることを何で褒めてやらなかったんだろう!?」「息子には言わなくても、私の気持ちは感じていたはず。悪かったな!」

「『社会はそんなに甘くない!』という話は、今出すべきではないわ。まずは褒めて、そしてありがとうやな…」

その後、私は素直に褒めてお礼を言うようにしました。


冷蔵庫の整理

考えてみれば、言われたこと以外にも息子はしていることがありました。

賞味期限に対し、こだわりが非常に強い息子です。
しょっちゅう冷蔵庫の中を覗いてはチェックしています(≧∀≦)

テキトーな私の入れ方が気になっているみたいです。
いつも賞味期限が迫っているものが手前になるように並べ替えています。
そして、「〇〇は賞味期限が明日やから早めに食べたほうがいいよ」と、私に言ってきます。

こう書くと、「姑」みたいな息子ですが、けっこう助かっています。

本当の姑は、有難いことに、私以上にズボラです(^_^;)


肯定から入るからこそ見えてくる

息子に対する見方を肯定的に変えてみると、気づかなかったことが見えてきます。

色々黙ってやってくれていたな、と思いました。

批判的な「目」には、見えなくなるものがあります。
これからは肯定的な「目」で、私に対する思いやりに「ありがとう」という心で接していこうと思いました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?