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お菓子作りにおいて1番大切なことは計量だと思う。

バレンタインが終わった。
今年はガトーショコラを作った。
お菓子作りが好きだ。面倒な作業が多くて嫌になる時もある。
でも、刻々と変化を遂げやっとこさでオーブンに入れて焼き上がりを待つ時間味わえる達成感。

完成したお菓子を眺めた時に湧くドキドキ感がたまらなく好きだ。

それは、料理とは別で陶芸のようだと思うことがある。食べ物を作るというよりは作品を作るに近い。

手作りには、手作りにしか出せない良さがあり、独特の味や匂いがある。

小さい頃、母とよくお菓子を作った。
型抜きクッキーや、スポンジケーキ、プリンやシャーベット。

母が作りながら自分に言い聞かせるように話していた作る上でのちょっとしたコツのようなものが、自然と受け継がれている。

例えば、粉は必ず2回ふるうこと。ふるう時は広い範囲に落とすこと。

メレンゲに液を混ぜ込む時はヘラで外側から円を描いて、そのあと真ん中を裂くようにするとフワフワになることなど。

母の側で助手をしていたのが、いつのまにか1人で作れるようになった。自分に子供ができた時、型抜きクッキーを一緒に作ることがいつしか些細な夢になった。

今でもあの型を押す楽しさを覚えている。

今回作ったガトーショコラは、甘くなりすぎないように、ブラックチョコレートを使った。それでもレシピでは70gの砂糖が入る。食べた後胃が重たくなった。

しかし、これぞ手作りの醍醐味とも言える。手作りは重たいのだ。こんな甘々なお菓子も年に1回ならば良しとしようではないか。

最後に、私なりのお菓子を作る上でのポイントを書きたいと思う。

1番大切なことは、計量だ。これをきちんとやらなければ失敗する。理科の実験だと思うと分かりやすいと思う。実は1番時間がかかり面倒な作業だ。これを越えた先に美味しさが待っている。

そうして、意外と大きな失敗に繋がるのが道具に水がついていること。道具は洗って乾燥しきったものを使うか、洗ってすぐのものは念入りに拭いてから使うこと。水分が混ざると成分が分離してレシピ通りにいかないことが多い。

あとは、ケーキ系は粉を混ぜる時にダマにならないように数回に分けていれたり、最後にメレンゲをいかに壊さないかが要。

チョコ系は温度を守ることが大切で、溶かす温度は熱すぎてもダメだったりする。

クッキーは、焼き加減が難しい、オーブンによって焼き時間がかわるから、試行錯誤しながらちょうどいい時間を見極めないといけない。

お菓子には色んなレシピがあるから楽しい。今回作ったガトーショコラだって、レシピによって入れる材料も分量も全然違っていた。

そうして食べるまでは味が分からない。完成しないと生で実物を拝めない。当たり前のことだけれど、その当たり前が楽しいのだ。



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