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「プレゼンテーション能力って、スキルですか?」

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。

このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や転職活動中の方への情報提供、職業紹介、プロスポーツ選手の紹介など、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきになればと思い投稿しています。

最近、投稿した有料記事やマガジン登録される記事もあるなど、少しずつですが読み手の方々が求めているテーマに対し応えられてきている実感があります。

いつもご覧いただきありがとうございます。

別のアカウントでは、フライドポテトアンバサダー活動についての活動記録、フライドポテトの魅力を伝えていく活動にチャレンジしています。

今回取り上げるテーマは、
皆さんもビジネスシーンで当たり前に使っている「プレゼンテーション」の本質に迫ってみました。

企業の営業シーンでは「プレゼン」と言い、
講演会
転職活動でのスピーチなど、
プレゼンテーションは多くの場面で求められる重要なビジネススキル、コミュニケーションスキルとして表現されます。

しかし、「プレゼンテーション=能力・スキル」として捉えることに違和感を感じる方もいるのではないでしょうか?

私は10年以上BtoB営業に従事し、現在は転職エージェントとして活動していますが、結論、プレゼンテーション能力は単なる「技術」や「小手先のスキル」ではなく、深く人間的な要素が影響していると私は考えています。

今回は、プレゼンテーションにおける本当の力とは何か、そしてその力を引き出し、さらに磨いていき自分の武器としていくために必要な事について見解をまとめてみました。


プレゼンテーションの語源

まず、プレゼンテーションという言葉の語源を見てみましょう。
英語の「presentation」は、「プレゼント」つまり「贈り物」という意味を含んでいます。つまり、プレゼンテーションは「自分の思いを伝える」のではなく、「相手に喜ばれるものを提供する行為」であると捉えることができます。

よくある誤解として、「何を伝えるか」にばかり焦点を当ててしまいがちですが、実際に大切なのは「誰が伝えるか」にあります。

プレゼンテーションは、何を伝えるかではなく、誰が伝えるか?

プレゼンテーションがうまくいくかどうかは、何を伝えるかだけでなく、「誰が伝えるか」に大きく依存します。
例えば、スティーブ・ジョブズの有名な「iPhone発表プレゼンテーション」を思い出してみてください。

彼が発表で伝えたかったのは、「新しい携帯電話」ですが
ジョブズのカリスマ性と情熱がプレゼンテーションを圧倒的に強力で特別なものにしました。
彼の言葉はシンプルでありながら、彼の存在感とビジョンが人々に強く響き、結果として世界中でiPhoneが大ヒットしました。

この例からもわかるように、プレゼンテーションは単に情報を伝えることだけではありません。プレゼンターがどれだけ自分の信念や情熱を込めてその情報を伝えるかが重要です。ジョブズが語ったからこその、影響力だったのです。
プレゼンテーションとは、世界中の人々に影響を与え、心を動かす可能性すらあるのです。

存在感(プレゼンス)が出発点

皆さんは「プレゼンス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
プレゼンスとは、和訳すると「在る・存在する」という意味で、まさにその人が放つ「存在感」や「雰囲気」のことです。
プレゼンテーションの出発点は、まさにこの「プレゼンス」から始まります。
つまり、言葉の巧さやスキルのテクニックよりも、まずは自分自身の「生きるテンション」や「エネルギー感」「存在感」を意識することが大切です。
それこそが、周囲の人々に「この人の話を聞いてみたい」と思わせる力がプレゼンテーションの根本にあります。
話す内容ではなく、「あなたそのもの」が伝わっているのです。

たとえば、大学の教授が授業をしているとき、その知識量は素晴らしくても、その教授が無愛想だったり、自分の話に情熱を感じさせなかったりすると、学生は話を聞くのが退屈に感じてしまいます。
しかし、同じ内容でも、講義の教授が情熱的で人間味あふれるプレゼンテーションを行うと、学生たちは引き込まれ、学びへの意欲が高まります。
プレゼンスがいかに大切であるかがわかります。

言葉以外の93%が伝わる(メラビアンの法則)

メラビアンの法則によれば、コミュニケーションにおいて
「言葉(言語)」が伝える情報はわずか7%であり、残り93%は「視覚情報55%」と「聴覚情報38%」によって伝わると言われています。
つまり、プレゼンテーションでは言葉だけに頼るのではなく、立ち居振る舞い、身体の動き、表情、声のトーン、強弱、そして視覚的な要素(スライドや映像など)が重要な役割を果たします。

まさに、先ほどお話したように何を伝えるか(言葉)ではなく、誰が伝えるかで質が決まるのです。

以前に有料記事でコミュニケーションについて重要なポイントをまとめておりますので、ぜひ読んでみてください。

先ほど例に出したスティーブ・ジョブス氏も、
言葉を巧みに使いながらも、その表情や声のトーン、そして視覚的なアクションで彼のメッセージを強く、鮮明に伝えています。
その場にいる人々や視聴者たちも、直接感じるエネルギーや共感は、言葉以上の力を持っています。
これこそが、言葉以外の要素がいかに強力な影響を与えるかを示す一例です。

優れたプレゼンテーションは言葉やスキルテクニックではなく、あなたの人間性や普段の生き様で決まる

プレゼンテーションの成功において、言葉やスキルテクニックはもちろん重要です。
しかし、それ以上に重要なのは、あなたの「人間性」や「普段の生き様」です。

例えば、アメリカの心理学者デール・カーネギーが述べているように、「人は人を通じてメッセージを受け取る」ものです。
あなたの普段の行動や態度、周囲との関わり方が、プレゼンテーションにおいても反映されます。

マララ・ユスフザイのように、非常に過酷な状況にあったにも関わらず、自らの信念を持ち続け、人権活動家として活躍する姿は、まさにその人間性が伝わるプレゼンテーションの好例です。

彼女が行った数々のスピーチは、単に言葉の力ではなく、彼女自身の生き様から滲み出る「本物の情熱」によって、人々に深い印象を与えています。

自分たちの日常に置き換えたら、
早起きできている自分か?
笑顔で接しているか?
気持ちの良い挨拶ができているか?
感謝を大切にしているか?
謙虚な姿勢であるか?
常に全力を注いでいるか?
チャレンジしているか?
自責で生きているか?
裏表があるか?

営業のシーンでも、私はお客さんの前ではヘコヘコしていて、会社に戻ると横柄な態度やお客さんの悪口を言っている先輩も観てきました。そのほとんどが、結果が振るわなかったです。
普段からの何気ない他者へのギブ(与える)精神で過ごし、誠実に生きることが、最終的にはプレゼンテーションにおける真の力を生むのです。
その場凌ぎの上手い言い回しや耳障りの良い言葉だけでは誤魔化せません。普段のあなたが、間違いなく相手に伝わります。

まとめ

プレゼンテーションは、単なるスキルやテクニックだけではなく、あなた自身が、あなたの生き様や真剣さ、本気さ、情熱でどれだけ相手に価値を提供できるかが重要です。 「何を伝えるか」ではなく、「誰が伝えるか」に注目し、存在感(プレゼンス)を意識して、言葉だけでなく視覚や聴覚の要素を駆使し、自らの人間性をプレゼンテーションに反映させることが、最も効果的な方法と言えます。
転職活動の面接においても、スキルが情熱を上回ってはならないと、一緒に働く人材会社の社長も話しています。

たとえ口下手でも、言葉が詰まっても、心の奥底からでるあなたの情熱や一生懸命さ、普段の生き様が、最も強力なプレゼンテーションの武器となり、目の前の相手の心を動かすことができるのです。

ぜひ皆さんも、「プレゼンス」と「プレゼント」を磨いて「プレゼンテーション」を上達させていきませんか?

次回は「面接に勢いをつけろ!必勝の「自己紹介」のつくり方」について投稿していきます。お楽しみに!

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