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「転職エージェントとして心がけていることと果たすべきミッション」

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在34歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていきながら多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げています。

最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロ野球選手の紹介を通じ感じたことや気づきを書き起こしています。

前回は、「広島カープ・秋山翔吾選手のインタビューに感じたプロ意識」
というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

今回は、普段、転職エージェントとして求職者への提案で心がけていることと、果たすべきミッションについて少し綴りたいと思います。


1.自分の実体験を思い起こし、同じ目線に立つ

転職経験を多くしているからこその、求職者と同じ目線に立って面談を心掛けています。これは私の大きな強みにしていますし、これからも強みにし続けていきたいポイントです。もちろん常にプロ意識を持ちながらアドバイスをしていくのですが、求職者も人です。
「この人の話を聞いてみたい」「この人のいう事なら間違いないだろう」と思ってもらうためには、共感がカギだと考えております。私は、転職を今まで8回しています。それも、1回1回全く異なるプロセスやエピソードがあり、糧にしてきた自負があります。そして、エージェントを利用する側でもありましたし、転職に対する考え方も年齢や回数を重ねるごとにブラッシュアップさせてきました。
机上の空論や一般論より、自分の実体験から伝えた方が説得力があると考えていますし、求職者の心境やお話を聞くと大方、自分の何かしらの経験と重なるものがあるので、経験に即したシェアができる事が多いです。

求職者の立場に立ってサポートしていく、言葉の通りに実践していく事が私のポリシーです。

2.求職者に新しい選択肢を与えていく提案

ここは日々、勉強なのですが、求職者の要望を聞き、それに対してお仕事を紹介するだけでは二流のエージェントだよと、普段一緒に仕事をしている代表から言われています。幅を広げる提案ができるかどうか?
優秀なエージェントというのは、求職者にマッチする求人を数多く紹介できる事が一つの条件だと感じております。
もちろん、求職者には様々なニーズはあります。
「年収」「やりがい」「残業少なめ」「土日休み」「勤務地」「リモートワーク」「副業可」など、様々あります。しかし、これら全てを叶える企業は存在しません。そういった企業紹介は不可能です。
大切にしているのは、これだけは外せない最優先事項を抑え、そこに当てはまるものと求職者のスキルや適性を見て提案できそうな求人があれば、たとえ異業種・異職種でも積極的に紹介させていただいています。
希望ポイントが揃っている完璧な求人は数%しかなく、それに当てはまらないからと言って求人を紹介できなければエージェントとして力量不足です。活かせる職種や実務経験、年齢などを見て、未経験職種の提案をする事もあります。
前提として、目先の転職の成功だけではなく、20代の方であれば直近の3~5年で身に付けると今後のキャリアに有利になっていくスキルや経験も考えての提案を心がけています。面談をしていると、特に20代の求職者の多くは「やりたい仕事さがし」をしてしまいがちな傾向があります。
20代は力をつける、アピールできる自分の看板を身に付ける時期です。
営業力なのか技術力なのか、はたまた実績なのか?30代の転職のための大事な時期でもあるのです。
やりたいこととよりやるべき事、という視点も、お伝えする事もあります。
これも、正直20代であまり深く考えてこなかった私の反省も踏まえ、早ければ早いほどいいという本心からくる提案でもあります。
最終的な選択をするのは求職者の方ですが、転職エージェントはより多くの選択肢を与え、可能性を広げていく役割を担う必要もあると考えております。ニーズばかりに気を取られ、紹介できる仕事がありませんとなれば、二流以下だと思っております。だからこそ、エージェントの自分自身が仕事や職種について常に謙虚に学ぶ姿勢も持つことが大切だなと、つくづく感じております。

最近、ありがたいことに様々な方からのご紹介が増えてきました。
転職の成功と、求職者が気付いていない選択肢を提供していく、
これテーマに、転職支援に励んでいきたいと考えております。

次回は「転職でやっちゃアカンシリーズ~志望動機の落とし穴と作成のコツ」について綴っていきます。お楽しみに。


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