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「職務経歴書における、自己分析と自分の強みを見つけるコツ」

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在33歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に勇気とチャレンジ精神を与えていきながら多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げています。

このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。別のアカウントでは、フライドポテトアンバサダー活動についての活動記録、フライドポテトの魅力を伝えていく活動にチャレンジしています。

https://note.com/lovely_lotus315

前回は、「私が大手エージェント会社に勝ると考える3つのポイント〜後編」というテーマで書かせていただきました。本稿と繋がっているので、そちらもぜひご覧いただけたら嬉しいです。

今回は、転職したい気持ちはあるけど一歩踏み出せていない方自身の力で転職活動中でなかなか書類が通らない方、そして面接でカベにぶつかっている方向けの記事になります。
タイトル通り「職務経歴書における、自己分析と自分の強みを見つけるコツ」です。
数々の求職者と面談をさせていただく中で、ここが明確にならず、行き詰まる求職者の方が多いです。
正直、大事な事が多すぎて書ききれない部分がありますが
今回は凝縮してお伝えし、転職活動で苦戦中の方の打開策に少しでもなってくれたらいいなと思っております。


1.まずは、1日の仕事内容の棚卸しをしよう

前提として、職務経歴書はあなたが企業に提供できるスキルや経験のプレゼン資料です。
転職活動は自分を売り込むセールス活動であり、職務経歴書は自分が企業に何ができるか、アピールするための提出書類なのです。
こう言うと多くの方が
「自分は大した仕事してきてないよ」
「私、営業向いてないし」
「面接落ちたらどうしよう、、」と足が止まってしまいます。
皆さん、普段の自分の仕事や取り組んできてる事を「なんとなく」こなしているケースが多いのです。
例えば、あなたが毎日のように会議が行われ書紀を担当していたとします。
あなたにとっては毎日のルーティン作業のため、当たり前に消化している感覚になっている。
しかし、“次の会議に繋げよう”“会議に欠席した人が内容を追えるように仕上げよう”など、意識するポイント次第では
「議事録作成経験」「文書作成能力」「情報伝達能力(事実を正確に伝える力)」
仕事を通じて養ってきた事が採用企業から評価される可能性が大いにあります。
つまり、朝出社してから退社するまで、一体何を大事に取り組んできたか?どんな目的で取り組んできたかという理由が、
会社への「貢献」に繋がるものであれば立派な強みになります。強みを、強みと自覚していない場合が多いのです。
転職エージェントは、強みを教えてあげ、求職者に気付かせる事が非常に大切だと考えています。

2.数字を盛り込む

よく、職務経歴書に“実績を書こう”と聞きませんか?その実績は数字で表される事が多いです。なぜ数字かと言うと、客観的な指標だからです。第三者が見ても分かりやすい。

例えばインサイドセールスであれば、架電数やコンタクト率が大切な指標になります。
営業職なら1日のテレアポ件数、訪問数、提案数、契約数、そこから出る契約率(パーセンテージ)
これらの数字から読み取れる情報は、非常に多いです。

経理や事務職の方であれば、工数の減少や残業時間の減少、1日あたりの書類処理数、受電対応件数、担当顧客数、などです。

企業へのアピールにおいて「頑張りました」「一生懸命やりました」などの精神的なアピールは弱いです。理由は、人により頑張ったという基準がバラバラで曖昧だからです。
重要なのは説得力と、
企業から「この人なら、うちの会社でも活躍してくれそうだ」と再現性・期待を持たせられるかどうかにかかっています。

ここまでは、一般的な概念についてお話させていただきました。
ここからの内容はかなり内容が濃く、普通の方は特に必要ないかなという情報になります。
転職を真剣に考えられていて、一つでも二つでもヒントを掴み取りたいというガチな方は、以下、お役立ち情報が詰まってますので
ぜひご購入の上、お読みいただけると嬉しいです。

3.ポータブルスキルを活用する

ポータブルとは
「汎用性、どこでも通用する」
という意味があり、
どの企業も必要とし、重宝される経験や能力を「ポータブルスキル」と呼びます。
このポータブルスキルがあると、市場価値を高めやすいです。
言い換えれば、転職しやすい自分になりやすいとも言えます。
ポータブルスキルとは、
主に「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「チームワーク」「リーダーシップ」「マネジメント」「論理的思考能力(ロジカルシンキング)」「問題解決力」「問題発見力」「目標達成力」「ストレス耐性能力」「積極性」「献身性」「継続力」などです。
目には見えませんが確かに存在する無形スキルとも呼ばれています。
時代が進み、AIの発達が進んだとしても、
人と一緒に仕事をしていく力や、人を喜ばせる力売上に直結している力が鍵となります。
仕組みを扱うのはいつどんな時代でも人であり、全ての企業において、ぜひとも欲しいという要素でもあります。
いくら個人の実績や技術やスキルが高かったとしても、
仲間と一緒に仕事できなければ足を引っ張ったり、人間関係でぎくしゃくしてしまい、いい仕事はしづらいです。
他人を理解し、他人を活用する事で、企業が求める利益の最大化、ブランディング、集客に繋げられる人材は、どの企業からも重宝されます。
そしてポータブルスキルは、陳腐化しづらいのも大きな特長です。
むしろ、年齢や経験を増すごとに上達し、卓越したレベルまで引き上げる事ができます。
これらは、自己PRにてエピソードを交えてアピールすると説得力を持たせやすいです。
しかし、そのエピソードも「そんなすごいエピソードなんかない、、」と思いがちですが、
転職エージェントにヒアリングしてもらいながらアウトプットしていくと、
「あ、そういえばあの時…」の積み重ねで思い出が引き出され、ストーリーが浮かび上がったりします。
具体的であればあるほど、あなたならではのオリジナルのアピール
になります。
そして「それは強みですよ!」と転職エージェントから太鼓判を押してもらえたら、さらに強力な材料になりますね。

4.転職エージェントに引き出してもらう

以上、1〜3のポイントを紹介してきました。ここまで説明してきて身も蓋もない事を言ってしまいますが、
これらを自分一人で正しく実践するのは非常に難しいです。何故なら自分の事は意外にわからないからです。

ジョハリの窓というものをご存知でしょうか?

①自分も他人も認知していること
②自分は認知しており、他人は知らないこと③自分は知らず、他人は認知していること
④自分も他人も知らないこと(引き出される可能性領域)

自分だけで考えていると、①と②しか把握できないのです。
だからこそ他者からの意見やアドバイスに耳を傾ける事は重要なのです。
そして、誰に相談するかも非常に重要です。
その相談相手に相応しいのが、転職経験のある知人もしくは転職エージェントです。
転職経験のある方の話を聞く事も有効ですが、転職経歴のみの話になり偏った主観がどうしても入りがちです。
しかし、その人が何を強みにして転職したかを聞くのであれば、大いに参考になるかと思います。
一方、現在の、最新の転職市場を把握し、採用企業の目線も持ちながらアドバイスをくれる転職エージェントへの相談は、③と④を充実させてくれます。
特に転職エージェントは求人の紹介、面接のスケジュール調整、企業への質問、条件交渉なども代行してくれる頼もしい存在です。
また、数々の転職成功者を見てきており、人の強みを見つける目は肥えています。

プロの転職エージェントに自分を分析してもらい、自身の立ち位置や市場価値、そして伸びしろまで引き出してもらい
「あ、自分にはそういう武器があったのか」「それが武器になるとは」などの発見や、発見による自己肯定感や自信に繋がるだけでも相当大きなプラスです。
さらに、それを基に志望動機や自己PR、転職理由を転職エージェントに添削してもらえば、かなり精度の高い準備が整えやすいでしょう。
私は、まさに今回ご紹介したテーマに沿い
日々多くの求職者と向き合い、強みを引き出し、自分の強みと企業のニーズが噛み合う案件を紹介し、職務経歴書の添削も行っております。
ここまで大々的に書いた事により、
読者の方々に情報発信しつつ
自分自身により良い志事をしていくために
発破をかける意味でも今回、
このテーマで書かせていただきました。

こちらの記事をここまで読んでいただき、
少しでも自分の可能性を信じられるようになり、今までの実務を信じ、積極的に転職活動に取り組む気になっていただけたら嬉しいです。

次回は「社会人2年目の方々へ〜持つべき心構えと極意」について綴っていきます。お楽しみに。


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