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今日の発見🔍 病院での活動量

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

病院での活動量

今日は左片麻痺の方との発見です。
この方は麻痺は軽度で元気な方!
早々に退院を目指していますが、自宅の調整に時間がかかり入院が長引きそうな方です。
自宅の調整をご家族さんとしていると「病院にいればしっかりリハビリで動けるから安心ね」と・・・。
結構、言われるこの言葉。
意外と落とし穴があるんです・・・。
病院でのリハの時間は限られていて長くて3時間(回復期病棟)、短いと20分(最低レベルです)。
それ以外の時間、21時間、睡眠時間を除く15時間は自身で過ごさなければなりません。
そして、過ごす場所はというと病室→ベッド上です。
これが曲者で、ベッドは寝るために作られているんですね。
なので、座った生活には向いてないんです。
知らず知らずのうちに寝てしまうんです。
眠りをアフォードする物なんですね。
そうすると、15時間の間にどれくらい臥床しているか・・・。
病室に伺うと寝ている患者さんのほうが多いです。
特に高齢の方は座っていることのほうが珍しいです。
そうすると、リハでしっかり動いても結局寝た生活になるので、活動量は下がっているんです・・・。
では、自宅ではというと、意外と寝ている時間は少なくなります。
椅子に座っていることも多いでしょうが何かしら動いています。
自分の生活を考えても、自宅にいると動いている印象のほうが多いです。
それを考えると、病院生活よりも自宅生活のほうが活動量が多くなるんです。
ま、入院していてもベッドに依存しなければよいのですが・・・。
回復期病棟ではそうならないような工夫がなされているはずなので安心です。
自室にあるベッドの誘惑に負けなければ・・・。

あらためて勉強です📚

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