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社内報の作り方|創刊編

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社内報担当者の皆さんにお届けする作り方ガイドです。創刊するまでにやるべきこと、考えるべき道筋が示せるよう、出来るだけ丁寧にお伝えしていきます。
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2020年8月の記事一覧

【社内報の作り方】誰が決めるの問題

【社内報の作り方】誰が決めるの問題

 社内報の作り方創刊編の最終回は、社内の承認プロセスの整理です。この企画誰のOK取ったんだ!とならないようにしましょう。

まずは手順を知る まずは確認の場面がどこに発生するか、作成の手順を知るところから始めましょう。

①企画会議
②ページネーション作成
③取材先選定
④初校
⑤再校
⑥念校
⑦色校正
⑧校了

 このうち、決裁を仰ぐ場面は通常、②ページネーション作成時と、⑥念校のことが多いです

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【社内報の作り方】アウトソーシング③

【社内報の作り方】アウトソーシング③

 さて、各社の案が出そろいました。ここからどう選べばよいのでしょう。今回は、採用案の選定基準をご紹介します。

抑えるべき3つのポイント 選定基準は、大きく分けると3つです。
①予算
②クオリティ
③体制
 まずはこの3つについて、それぞれ見ていきます。

本当に予算内か?オプションを見極める 例えば1号当たりの見積提示が200万円だったとします。この時確認したいのが、提案書の内容のすべてがこの通

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【社内報の作り方】アウトソーシング②

【社内報の作り方】アウトソーシング②

 社内報の協力会社の決め方の第2弾。前回は、発注前の与件整理について紹介しましたが、今回はその与件を基にしたコンペ開催方法について紹介します。社内報以外にも当てはまる、具体的なノウハウですので、特に制作物の発注担当者は必見です。

コンペまでの流れ まずはざっくりと流れを説明します。

【コンペ開催までの流れ】
 ①スケジューリング(創刊希望日から以下を逆算)
 ②与件の整理→オリエンシートの作成

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【社内報の作り方】アウトソーシング①

【社内報の作り方】アウトソーシング①

 社内報の制作において、外部の制作会社をパートナーに迎える必要があります。しかしどう選べば良いのでしょう。その前に重要なのは、何を委託しようとしているのかを整理すること。今回は紙媒体を前提に、業務範囲を工程ごとに紐解きます。

作業工程を知る 社内報を作ると言っても、その工程は多岐にわたります。まずは、工程を知るところから始めましょう。

企画:特集やコーナーの企画立案、ネーミング、誌面構成などを

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