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出会いと別れは「引力」

彫刻家の大黒貴之です。

「人と人との出会いは、引力である」とは
僕の好きな漫画、JOJOの奇妙な冒険のセリフの一つ。

人生を歩んでいく中で、出会いと別れが必ずあります。

出会いがあれば別れがあり、
別れがあればまた出会いがあるのです。

人生は生まれた瞬間から出会いの連続


人はその誕生した直後から、親と出会うことから始まり、
兄弟親戚、同じ町内の人、学校の友人や先生、先輩後輩、
旅行先で行動を共にした人、勤務する会社で仕事を共にする人・・・

まさしく出会いの連続です。

なぜ、その人たちと出会ったのかとよくよく考えてみても
人生の不思議さを噛みしめるばかりです。

渋谷スクランブル。

1回の青信号で多い時には約3000人が通行するといわれています。

しかし、その短時間にそれだけの人たちとすれ違っても
彼らと「出会う」ことはありません。

それよりも何かひょんなことから人と人は出会っていくように感じます。

もし、その時々で違う選択や行動をとっていたら、
その場所とタイミングでその人たちとは出会わなかったことでしょう。

そう思うと、その人たちとは偶然にそして必然に出会っているのかもしれません。

出会いの数だけ別れの数がある


いままで出会ってきた人との別れもあります。

知らず知らずのうちに疎遠になったり、
恋愛なんかでは別れを告げたり告げられたり、
そして、死という永遠の別れがあったり。

なぜ、その人たちと別れていったのかということも
同じようにまたとても不思議です。

それぞれ向かう道や考えが違ってくるなど
いろいろなことがあるのでしょう。

一つ言えることは、
出会いも別れも「縁」だということです。

出会いも縁なら、別れもまたその人とはそこまでの縁だったのではないかと。

出会いも別れもどうすることもできない
「縁という力」が働いているのです。

どういう形であれ、別れというものには 一抹の寂しさや切なさが伴いますが、その人たちと出会わなければ良かったという気持ちはぼくにはありません。

出会った人たちからは必要な学びがある


出会いが必然というのであれば、 どんな人であれその人たちから、
自分が学ばないといけない何かがあったということなのだと考えています。

そして、縁というとてつもない「引力」があるのなら、
再びその人たちと出会うこともあるのでしょう。

疎遠になっていた人との劇的な再会もありましたし、何年も会えないけれどもお互いの存在を横に感じている人もたくさんいます。

自分が目指す目標や理想とする人間(存在)に向かって、
自分の駒を動かしていく過程で出会わなければならない人たちと
出会うべくして出会っているのです。

そして、出会った人によって磨かれ自身は少しずつ光り輝いていく。

出会いによって、自分は成長させてもらったのだから、
その出会いには後悔はなく感謝の気持ちです。

出会ったことによっても別れたことによっても
その人のことを考え、そして感じるのです。

出会いと別れは表裏一体のもの。

出会いが引力なら、別れもまた引力なのです。

自身は自分が歩むべきに道をコツコツと歩んでいくこと。

この先も人生を歩んでいく道中で沢山の出会いと別れがあるでしょう。

将来の出会いに歓喜の意を持ち、 そして別れた人たちに感謝の意を抱き
自分の確固たる目標に向かって舵をとり続けていくのです。

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