だいじゅ@コーチング脳のつくり方

著者。エグゼクティブコーチ。時に神がかったカウンセリング。育てたコーチは2000人超。…

だいじゅ@コーチング脳のつくり方

著者。エグゼクティブコーチ。時に神がかったカウンセリング。育てたコーチは2000人超。コーチング動画配信日本一(多分)。二児と妻にメロメロ。体育会温泉部。蕎麦愛。酒には愛されてる。Change the world with COACHING. 宮越大樹 株式会社アナザーヒストリー

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完全ガイド「コーチがするカウンセリング」

この投稿は「コーチがするカウンセリング」全30記事(と追加ケース)の利用ガイドです。 各投稿に紹介されているケース、使われているスキル、されている解説、みどころを紹介をしていきます! ぜひ珠玉の感動ストーリーからコーチがするカウンセリングを学んでください!! 原点回帰の1年に①「10年ぶりの鬱再発と反転のきっかけ」 スキル「コアトランスフォーメーション的なアプローチ」 解説「欲求階層説、ニーズ、高次の意図」 みどころ「親友の自殺で、自分も鬱っぽくなった宮越が、クラスの

    • 困難ケース5つのアプローチ①

       僕は2005年7月16日からコーチングを始めました。そのため毎年「海の日」には周年記念講演会を行なっています。ちなみに今年は19周年です。  今回のシリーズでは23年の海の日講演会のテーマだった「困難ケース5つのアプローチ」を改めてnoteで解説します。  5つのアプローチに入る前に、基本的なことがいくつかあるので、まずはそちらからスタートします  人生はマラソンに例えられますね。特に今は人生100年時代。上図にもありますが、人生には走る時期だけでなく、色んな時期があ

      • 息子殿4歳の誕生日を前に父は振り返る

         先日うちの息子殿(3)が公園でおともだちと遊んでいたときのこと。おともだち同士が砂場でおもちゃの取り合いをしていたんですね。それをみた息子殿が「みんなでなかよくあそうぼうよ!ぼくのおもちゃもあるからさ」と割って入ったわけです。  お父ちゃんは思いました。イケメンに育ったな、と。おともだちのお母さんたちからも「対応が大人」とお褒めいただき恐縮でした。  いつも笑顔で、元気いっぱいで、やんちゃして怒られたりもしますが、みんなと仲良く楽しくやっていきたい息子殿(3)です。やん

        • コーチングで結果が出るようになる7つのメタファー(後編)

           コーチングを習うと、色んなことを教わると思うのですけど、一番中心の部分って何なのでしょうか?  コーチングの本質をズバッと言うと「理想の未来から逆算する逆算思考」なのです。理想の未来から逆算することで、普段と違う気づきを生み出すコミュニケーションなのです。  だから、どこかで理想の未来のイメージを一緒にしてみたい。そこからコーチングが始まるからです。そして、そのために、未来に行けそうなタイミングを見計らいたいのです。さらに言えば、未来を語りたいと思える相手に、あなたがな

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        完全ガイド「コーチがするカウンセリング」

          コーチングで結果が出るようになる7つのメタファー(前編)

           ここ数年のコーチングブームで、コーチングに関心を持つ人が増えたのは嬉しいことです。せっかくなので、コーチングに手応えを感じて、使い続けてくれると良いなと思っています。  学んだだけでなく実践してみた方はお気づきかと思いますが、練習と実戦は全然違うものです。コーチングスクールの中でコーチングをやってみると結構うまくいくのに、知り合いにコーチングしたり、初めましての相手にコーチングすると全然うまくいかない。そんなこともあると思います。 道場での練習のようなもの? 道場で練習

          コーチングで結果が出るようになる7つのメタファー(前編)

          質問から逃げない(後編)

           前編を読んでくれた方へ。。。  質問から逃げないというタイトルなのに、質問返しして、逃げてるように見えるかな(笑)。  逃げないというのは、真正面から取り組むということで、そのためには、質問者の意図や目的を確認するために、こちらも質問せざるを得ないし、相手に答えがありそうなら、それも出してもらった上で、それにプラスアルファできるものがこちらにあるなら、それを出したいのです。  そうでないと自分なりの回答を相手に提供しても「それは考えました」「それはしてみたんだけど、効果

          質問から逃げない(後編)

          質問から逃げない(前編)

           今日はちょっと変わった記事です。僕はセミナー講師の仕事を長年やっていますが「質問から逃げない講師」として一部で有名です(笑)  実際にされて困る質問もないわけではないですが、どんな質問がきても悩まないようになったのは、自分の中でガイドラインがあるからです。  セミナーや研修の講師をされている方や、それを仕事にしたいと思っている人は仕事の参考にしてみてください。そうでない方も、家族や友達、仕事関係の人から「簡単に答えられない質問」を受けたときの指針になるのではないかと思い

          質問から逃げない(前編)

          僕はどうしてコーチになり、先生になったか(後編)

          課長への恐怖 コーチングを身につけてから、仕事は順調なのに、なぜか課長のことが怖くてしかたがありませんでした。特に1対1でいるときに、異常なまでの恐怖を感じて脂汗が出てくるし、声が喉に張り付いて出なくなるしで大変でした。課長は温厚な人で声を荒げたりする姿は一度も見たことがなかったのに、なぜこんなにも恐怖心を感じるのか分かりませんでした。  コーチに相談すると「それは昔の上司を投影しているのではないか」と指摘を受けました。僕はNTTに入る前に、別の会社で強烈なパワハラを受けて

          僕はどうしてコーチになり、先生になったか(後編)

          僕はどうしてコーチになり、先生になったか(前編)

          チーム崩壊 僕が初めてコーチという存在と対面したのは2005年7月でした。 当時NTTグループでサラリーマンをやっていた僕は、自分のチームを崩壊させてしまい、それを何とかするための打ち手を探していたのです。  前職でやらかしていた僕は、今度こそはちゃんと評価されるような仕事をせねばと焦っていました。でも自分が不器用なこともわかっている。だから上司の期待を超えるためには、毎日残業を重ね、休日も出勤し、とにかく量だけでも他人に負けないようにせねばと努力していました。  そん

          僕はどうしてコーチになり、先生になったか(前編)

          臨場感を作ってみよう(基礎編)

           コーチング、カウンセリングでは臨場感が大切。そんな話をきいたことありますか?今回の記事では、コーチングカウンセリングで臨場感をつくることの意味と、その手法の基礎をお話ししたいと思います。 タイムマシンがあればコーチは不要になる? 僕はタイムマシンがあればコーチングはいらなくなると思っています。  想像してみてください。理想の未来にタイムマシンで出かけて、そこで自分が何をしているかをジックリと観察してみる。未来の自分はどんなリソースを活用しているのかチェックする。未来の自

          臨場感を作ってみよう(基礎編)

          簡単に結果が出るコーチング

          6月22日からプロコーチ養成スクール第45期がスタートしました。半年間18日のカリキュラムのクラスです。我ながらよくやってるなと思います。 今回の記事は、45期の人たちのようにコーチングを始めたばかりの方(ここからまた頑張ろうと思っている方)に対してのメッセージです。 変に頑張らずに良いコーチングができるヒントをお伝えしますので、ぜひ活用ください ①コーチングのゴールを知ろう  コーチングにもゴールがあるし、コーチには意図があります。というと「え?コーチがゴールなんて決

          簡単に結果が出るコーチング

          コーチングスキルをブラッシュアップしよう(後編)

           コーチングをした後に、どのように振り返りをするかで、成長の角度は大きく変わっていきます。ぜひあなたがやったコーチングセッションをしゃぶり尽くして、しっかりと栄養を吸収してもらいたいのです。そんな気持ちでおすすめの「振り返り観点」をシェアします。読んでみて面白かったら、前編も見てみてください。  ではスタート。 ④質問 さて、今回はザ・コーチングスキルという感じの「質問」についてです。「相手の中に答えがある」とコーチは考えています。もちろん全てのことに関して完璧な答えがク

          コーチングスキルをブラッシュアップしよう(後編)

          コーチングスキルをブラッシュアップしよう(前編)

           前回の記事に引き続き、コーチングを上達させる「振り返り」についてお話しましょう。今回の記事では基本的なスキルなどについて振り返ることを考えてみます。  2000人以上にコーチングのトレーニングをしてきて思うのは、コーチに基本的なスキルとあり方がきちんと備わっていたら、それで必要十分な変化が起こるということです。  もちろん、特殊なスキルを使うことでスピーディな変化が得られるようなことはあります。だから僕もそのようなスキルのトレーニングを行うこともありますが、それは必ずし

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          コーチングを上達させる振り返り⑦つの観点

           振り返りしてますか?コーチングは振り返りをすることでどんどん上達することができます。逆に、振り返りや、TAKE2をすることなく、やりっぱなしで終わっていたら、いくら回数を重ねても上達可能性は限られています。  将棋の藤井聡太八冠がまだ高校生だったころ、地元の学校に通いながら、対局日は全国各地に出かけていたわけです。当然他の棋士に比べたら練習対局の時間も、研究時間も取りづらい。それでも結果を出し続けた理由は「振り返り」だそうです。一局一局を徹底的に振り返る。少ない対局数を徹

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          コーチとして教えよう!(コーチングとティーチング)

           コーチであるあなたが研修やセミナー、講演会などの「教える」仕事をすることってあると思います。この業界に20年近くいる僕がみていて思うに、ティーチング(教える仕事)をしているときに、コーチとしての良さを活かせてなくてもったいないことが多いのです。  ということで今回の記事dえは「コーチとして教える」がどういうことか説明し、コーチとして教えるヒントを得ていただこうと思っています。小さな勉強会から大規模な講演会までぜひコーチとして登壇してください!!  コーチングを学ぶプロセ

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          「お父さんとなんか合わない」を目的論でリフレーミング(後編)

           続きです。  「お父さんのこと知らないから何なの?何が起こっているの?」  とコーチは尋ねているわけです。クライアントの答えは  「会って話しても、言ってることを理解できないだろう、って自分で思っちゃってる」  というものでした。クライアントは理解し合いたいんです。だって理解し合うことを望んでいない人は「言っても理解できないだろう」なんて言わない。  そしてクライアントは「本来は理解し合える」と思っているわけです。そう思っているからこそ「理解できないだろうって自分

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