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その声は、呪いの呪詛か 悪霊か?

エッセイ的な記事も始めてみました。

昔、伊勢神宮に行った時の話です。

伊勢神宮は、三重県伊勢市にある神社で、日本全国の神社の総本社であり、皇室の祖神である天照大御神を祀っている事でも有名です。

伊勢神宮は、皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の二つの本殿からなっていて、周囲には多くの神社があります。

そんな神社の1つ、皇大神宮(内宮)の近くに猿田彦神社がにお参りした時のことです。

手を洗い口をすすいで御神前に進み、二礼・二拍手・一礼をして、目を閉じ手を合わせ願いを伝えようとした時です。

どこからともなく、今までに聞いたこともない声が聞こえてきたのでした。

英語や中国語…、いいえ、明らかに外国語ではない不気味な言葉。

「まだ日も高いのに、なんの怪奇現象なのよ!」

目を閉じたまま恐怖と共に、ちょっと泣きたくなりました。

「えっ、なんかに呪われちゃうの?」

永遠と続くかのような謎の声により絶望的な恐怖に包まれます。

しかし、このままでは埒があきません。

その正体を見極めんと目を開き隣を見ると、そこには…

いつのまにか、おばさんが隣に立っていて神様に挨拶をするための祝詞を唱えていたのでした。

なんというか安心して力が抜け落ちました。

とりあえず、正体が分かり、気を取り直しお参りを続けたのでした。

さて、恐怖の正体は祝詞だったのですが、多くの人は神社に参拝した時は

二礼・二拍手・一礼 して神様に挨拶や感謝を伝えたり、願い事をしていると思います。

ここで合わせて祝詞を唱えると、自身の願い事や祈りを神様に伝えることができるといわれています。

今回は、そんな祝詞を二つ紹介したいと思います。

1つは、もっとも有名な天津祝詞です。

高天原たかあまはらに神留かむづまり坐ます
神漏岐かむろぎ 神漏美かむろみの命以みこともちて

皇親神伊邪那岐乃大神すめみおやかむいざなぎのおおかみ

筑紫つくしの日向ひむかの橘たちばなの 小門おどの阿波岐原あはぎはらに

禊祓みそぎはらひ給たまふ時ときに 生坐あれませる 祓戸はらへどの大神等おほかみたち

諸々もろもろの禍事罪穢まがことつみけがれを 祓はらへ給たまひ 清きよめ給たまふと 申まをす事ことの由よしを

天津神あまつかみ 地津神くにつかみ 八百万神等共やおよろずのかみたちともに

聞きこし食めせと 畏かしこみ畏かしこみも白まをす

これを3回繰り返し、最後に一礼して終わります。

ちょっとハードルが高いですか?

そんな方には初心者向けの「神社拝詞」です。

掛かけまくも畏かしこき●●神社の大前おおまえを拝おろがみ奉まつりて恐かしこみ恐かしこみも白もうさく

大神等おおかみたちの広ひろき厚あつき御恵みめぐみを辱かたじけなみ奉まつり

高たかき尊とうとき神教みおしえのまにまに 天皇すめらみことを仰あおぎ奉まつり

直なおき正ただしき真心まごころもちて誠まことの道みちに違たがふことなく

負おひ持もつ業わざに励はげましめ給たまひ 家門高いえかどたかく身健みすこやかに

世よのため人ひとのために尽つくさしめ給たまへと 恐かしこみ恐かしこみも白もうす

毎回とはいかなくても、

ここぞ!

という時に唱えるのもアリかもしれないですね。

皆様も機会があれば、唱えてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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