無い

ここに私が何か駄文を書いたとして、それはいったい、どこに「在る」のか。

無い

ここに私が何か駄文を書いたとして、それはいったい、どこに「在る」のか。

最近の記事

短歌でも作ってみるか。 〜無くなれない日々 (26)2020年4月中旬〜

生き物の出来損ないに、「万物の霊長」が負ける2020年 5万年前から猛威を奮ってるホモ・サピエンスを克服すべし ウグイスが春の訪れを告げた時、死の訪れを告げたウイルス 生きる意味。死ぬ意味。人と生きる意味。人に看取られ一人死ぬ意味。 「100日後に死ぬワニ」を読んだその矢先。すぐ終わり得る日々が始まる。 「どの情報信じていいかわからない」・・・今まで何か信じていたのか 仕事って何だったっけ?学校って何だったっけ?無くても良くない? 「政治家が悪い」「マスメディア

    • 無くなれない日々 (24)2020年April Fools' Day

      安倍政権は国民にマスク2枚を配布するらしい。マスクを配布すること自体は、3月28日の首相会見の質疑の中でも言っており、今更驚くべきことでもない。どんな素晴らしいマスクがくるのか、見届けようではないか。 「リベラル」は、正直、苦しい。今の安倍政権が行う愚策に立ち向かうのが難しい。 てっきり、さあ緊急事態宣言だ、さあ憲法改正だ、という流れを作るのかと思っていたら、そうではないのだ。 むしろ、大したことをやらない。 じゃあ、「もっとやれ」と批判できるか? まあ、できるのだ

      • 無くなれない日々 (23)2020年3月後半

        新型コロナへの対応を、首相が会見でつらつらと何が話している。具体性の乏しい、自粛を求めるばかりの話だ。しかし、ありがたいお言葉をもらったと喜ぶ「下々の人たち」が意外と多いらしい。 たしかに、当該ツイートをみれば、たくさんの「いいね」があり、首相への感謝と応援のコメントが多い。頑張ろうと頭を下げて、ありがたいお言葉を授けて自粛を求める。それだけで支持されるのであれば、ずいぶんと楽な仕事だ。 仮にかなりの多数派がそういう「下々」気分なのであれば、民主制は無理なので、やめた方が

        • 無くなれない日々 (22)2020年3月前半

          世界恐慌が1929年10月。そこから第二次世界大戦までが10年。 世界大戦になる前に、満州事変が1931年に勃発。第二次エチオピア戦争が1935年に勃発。スペイン内戦が1936年に勃発。日中戦争が1937年に勃発。いわゆる「大国」による戦争は、第一次世界大戦・対ソ干渉戦争以来なかったが、1930年代後半からは相次ぐようになる。その前の1933年には日本とドイツが国連から脱退している。 1930年9月にドイツの選挙でナチ党が12議席から107議席への大躍進を遂げて第二党にな

        短歌でも作ってみるか。 〜無くなれない日々 (26)2020年4月中旬〜

          無くなれない日々 (21)2020年2月下旬

          新型コロナウイルスの感染拡大によって、これから日本においてもますます多くの犠牲が出るとしたら、それが最悪のシナリオであるのは言うまでもない。 一方、新型コロナウイルスの感染が、意外と大したことなかったとしたら、あるいは、多くの人たちの努力で被害を少なくできたとしたら、素晴らしいことだ。しかし、あの首相は、それを自らの手柄として支持を拡大して、ますます強権で傲慢になるのだろう。 そして、それを批判する野党、リベラル、護憲派などは、新型コロナウイルスの時も「桜」ばかりだったじ

          無くなれない日々 (21)2020年2月下旬

          無くなれない日々 (20)2020年2月中旬

          ANAのホテルで優雅にランチを。そんな夢を見てしまった。領収証がどのようなものだったのかは覚えていない。 幸い、クルーズ船に乗り込んで・・・という夢は、まだ見ていない。 いや、今起きていることが、何かの夢なのかもしれない。 バブル期以来の、束の間の夢なのかもしれない。  ☆ ☆ ☆ おかしいと責められたら、適切に処理していると言えばいい。御用マスコミ・評論家や、ネットサポーターズの諸君が縦横無尽の活躍をして、責める声をかき消してくれるから、それでいい。 疑惑がある

          無くなれない日々 (20)2020年2月中旬

          無くなれない日々 (19)2020年2月上旬

          マッチングアプリをやめた。疲れたからだ。ステキな人と会えたり、楽しいやり取りができたりしたので、感謝している。少し高かったけれど。相手してくださった方々に、良い出会いがあることを祈りたい。 といいつつ、5つのマッチングアプリを試して感じたことも、いくつか書き留めておきたい。 男性がどんなプロフィールを書いているのかは知らないが、女性の書くプロフィールは、なかなか刺激的なものが多かった。「身長xx以上」「歯並びのいい人」「年収xx以上」・・・。背が低く歯並びの悪い私は、その

          無くなれない日々 (19)2020年2月上旬

          無くなれない日々 (18)2020.1.21〜

          1月21日(火)〜24日(金)。神や悪魔やその他の人知を超えた存在たちが、我々人間の想像上の産物だとしてだ。我々人間もまた、何かの存在が想像なり○○(人間の言葉への翻訳不能)なりした結果の産物ではない、などとどうして言い切れるだろうか。 1月25日(土)〜31日(金)。最近つらい訃報が多い。死ぬのに生まれる。死ぬのは当たり前なのに悲しい、怖い、後回しにしたい。死ぬように設計されているのに。生まれたら死ぬ、という、全員に共通する結果なのに、何を恐れるのか。恐ろしい、という感情

          無くなれない日々 (18)2020.1.21〜

          無くなれない日々 (16)2020.1.6〜

          1月6日(月)。「○○さんは戦後民主主義を担ってきた」みたいな言い回しをする人がいる。いわゆる護憲リベラルのよく使う言い回しだ。ためしに、Googleで、"戦後民主主義の担い手"で検索してみると良い。・・・民主主義というのは、そういう「○○さん」のような知識人なり運動家なり個人が担うものなのか?違うだろう。名もない1人1人が担っているものだろう。そんなの、英雄史観と大差ない歴史認識ではないか。 1月7日(火)。ついでに言えば、その○○さんだかが担ってきたらしい「戦後民主主義

          無くなれない日々 (16)2020.1.6〜

          無くなれない日々 (10)2019.12.6〜

          12月6日(金)。昨日は酔い方が悪く、日本が滅亡するような心地がして、日記に出鱈目なことを書いてしまった。滅亡したっていいじゃないか。この国も、けっこう長い間、頑張ってきたのではないだろうか。 12月7日(土)。平安時代の日本では釈迦入滅の2000年後から始まる「末法」は1052年からと信じられたそうだが、実際のところは、釈迦入滅は紀元前4世紀後半のどこかなのだろう。であれば、その1000年後からとされる「像法」の時代はムハンマドが神の啓示を受けて始まり(610年)、さらに

          無くなれない日々 (10)2019.12.6〜

          無くなれない日々 (7)2019.11.21〜

          11月21日(木)。「反社会的勢力」という言葉が好きではない。「社会人」「社会に出る」という言葉も。 11月22日(金)。そういえば安倍晋三氏が首相在任の歴代最長記録を更新したらしい。2位は日露戦争・韓国併合の桂太郎、3位は沖縄返還・日韓国交正常化の佐藤栄作、4位は内閣誕生・日清戦争の伊藤博文、5位は主権回復・日米安保の吉田茂。これらの「実績(良くも悪くも)」ある面々を抑えて、安倍晋三氏が1位とは、何事か。アンドレオッティやベルルスコーニが上位に並ぶイタリアを誰が嗤えようか

          無くなれない日々 (7)2019.11.21〜

          無くなれない日々 (6)2019.11.16〜

          11月16日(土)。ところで、大江慎也の「何処へ行こうか」という曲が好きだ。ルースターズでは「Case Of Insanity」が好きだ。泣けてくる。泣けてくる曲がなぜ好きなのかは知らない。 11月17日(日)。沢尻エリカ氏の薬物問題が、「桜を見る会」騒動への批判の目を逸らすための政権の陰謀だという人がいる。そうであろうとなかろうと構わないのだがーーーそれが可能かどうかは知らないが、政権が批判の目を逸らすために、より関心の高そうな騒動を利用するのは、別に、珍しいことでもなか

          無くなれない日々 (6)2019.11.16〜

          無くなれない日々 (4)2019.11.6〜

          11月6日(水)。荷風のように日記を綴りたかったが、無理だった。 11月7日(木)。整理整頓ができない弊害は多いが、これから外出しようという時に、服がない、ベルトがない、本がない、・・・いろいろなものが、いつも「ない」のだ。目の前には大量の何かが、確かに「ある」のに。山のように積み上がっているのに。不思議だ。こんなに「ある」のに、なにも「ない」。世界は不思議だ。 11月8日(金)。細長い動物たちが、にょろにょろと縦に伸びて立ち、胴体から生える4本の柔らかい手足をぐにぐにと

          無くなれない日々 (4)2019.11.6〜