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自信→誇らしさ!

 これだけは確かなんだといま思えていること、時の流れの中で変わっていくかもしれないもの、変わってほしくないくらい大切な想い、強い願い、そして新たな出会い。  僕がAqoursと出会ったのが4月の初めごろで、そこからまだ3か月と少ししか経っていないのですが、もっと長い期間が過ぎてしまったのではないかと錯覚しそうになるくらい、いろんなことがありました。僕はこの3か月半で色々なことに少しずつ向き合ってこれたんじゃないか、少しずつ変われたんじゃないか、前に進めたんじゃないかと、そう

    • いま、そのまなざしが前へ向いて

       いま、確かな愛をたたえて前を向くその目に、誰もが一瞬息を吞んでしまうほどの、その姿に、僕は、自分の命の波動が揺れ動いたんだと、そう感じることができた気がした。  その一瞬だけ、全てがどうでもよくなった。君の生だけが、生きている君のその姿だけが、僕の目の前にあった。  あらゆること。世界にうごめく生と保身の紙一重から産声を上げてしまうような、非寛容の有り様。そんなあらゆる忌避の対象なんか軽く飛び越して、すべてを確かに包み込んでくれるんだと確信できるほどに、前へ向く君の目に宿

      • 作品の価値 について

        「作品の価値は作者に依存しない」  これについて僕は、どちらかというとそのように思っておくべきなのだと基本的には考える一方で、どうしてもそう思いたく無い、あるいはそのようには思い切れない部分がある。  作品というのは作者の魂が込められたものなんだから、ということをよく耳にする。確かにその通りだと思う。しかし、やはり作品というのは作者の人格の反映に留まらないものだ。作品とは、音楽的な、言語的な、その他芸術的な表現のあり方の枠内で作られているもので、その枠の助けを借りてこそ、

        • 飢えのすがた

           音楽を聴いて、本を読んで、映画を見て。そんな風に、ひとの日常の中にふつうに存在しているような物語は、どんな物語なんだろう、って考えることがあるんです。その人にとってどういう物語なんだろう、って。接しやすい、心地良い、と感じていたはずの物語でも、実はその人のものの見方に大きな影響を与えていたり、逆に、すごく物語に感動しているように思っても、実際は、ただ自分の過去の辛かった記憶を思い出して泣いてしまっただけで、物語はその媒介でしかなかったり。    たしかに、物語で世界は変えら

        自信→誇らしさ!

          負けないよ、世界最高齢まで生きて誰も見たことのない景色を見るんだ俺は

          負けないよ、世界最高齢まで生きて誰も見たことのない景色を見るんだ俺は

          適度に、自然に、受け入れ進もう

          生まれて初めて強くなってもいいって思ってるかも  今までずっとずっと、弱いままで良いんだ、って自分に呪文みたいに言い聞かせてきたし多分それは正しいんだけど、正しくあるよりも受け入れて生きていく方が、間違ってても、馬鹿みたいでも気楽に進んでいく方がきっと好きになれる 今の弱さのままではとても生きていけない。そして、すべてを投げ出してしまっては、なんにもならない。ならば、割り切りが、一番美しいんだ。それをずっと知っていた。僕だって少しは美しくなれる。  今でいいんだ。あの時

          適度に、自然に、受け入れ進もう

          Aqoursの物語と、それを彩る素敵な楽曲たち

          6/11更新内容 「ダイスキだったらダイジョウブ!」全修正、順番変更(最後だったのを最初に) 「夢で夜空を照らしたい」追加 「未熟DREAMER」部分修正 「想いよひとつになれ」追加 「MIRAI TICKET」追加 「MY舞⭐︎TONIGHT」部分修正 「MIRACLE WAVE」部分修正 「SKY JOURNEY」部分追加 まとめ 大幅変更  畑亜貴さんが全曲の作詞を担当されていて、ハズレが存在しないことで有名なAqours楽曲ですが、その中でも特に自分好みな歌詞を語り

          Aqoursの物語と、それを彩る素敵な楽曲たち

          三津浜とちからの物語

           沼津駅から住宅街をするすると抜けたバスは、駿河湾の海辺の景色をその車窓に映していた。流れる景色の方へ、体全体の意識が向けられる。どこまでも心地よく晴れた空と、流れてゆく心地よい海辺の見渡し。バスの中からこの景色を見ているだけでいることがただもどかしく思われ、窓の外に溢れているその心地良さに憧れた。  長浜という名のバス停で降りた。5月は始めごろの、晴れた空は昼過ぎの空で、潮風が香る。僕が降りたバス停の反対側、海沿いの車線には、屋根の付いたバス停があり、その後ろに防波堤があ

          三津浜とちからの物語

          否定せず、恐れず。。?

           後悔ってなんだろうか。未来のことに関してあれこれ考えても、いずれ来る日が来れば答えは出るもので、それは選択の末のことかもしれないが、いずれにせよそこに確かに存在するはずでそれ以上でもそれ以下でもなく。過去のことに関して考えてみても、後悔したとて、今は今で確かにここに存在していて、それ以上の意味もそれ以下の意味も持たず、ただ良いも悪いもなくそこに存在しているのである。あらゆる道が否定されないはずだ。それなら、否定されないなら未来を過度に恐れる必要はないということになり、今そこ

          否定せず、恐れず。。?

          ラブライブ!サンシャイン!!視聴直後の熱量書き殴りnote

          Twitterで呟くことじゃないような気がするし、何より長いので、ここに書きます。Twitterの下書きで書き殴った事をここにコピペします!!!!良かったら見てね。 μ'sの穂乃果はそこに輝きを見つけたら追いかけずにはいられない子で、μ'sの中心にある輝きはそうだったし、輝きを追うことに迷いを抱きながら、時折見失いながらそれでも9人で確かめ合って信じ続けて真っ直ぐ証明してみせたような、前を向くことをやめずに最高の輝きを更新し続けるような輝きだった。 サンシャインは、千歌は、

          ラブライブ!サンシャイン!!視聴直後の熱量書き殴りnote

          花風には抗えず

           桜の咲く季節。いつもの河川敷に絶妙な間隔で植えられた桜たちが見事に咲き誇るあの季節が、今年も着々と近づいている。満開の桜を待ち望む気持ちの中に一抹の不安が宿るのを感じる。こんな風に日々そわそわしながら見守るのも、いつぶりだろうか。  綺麗だと想うこころがある分だけ、寂しさが宿るのだろう。きっとこの人生という旅においても同じことで、この世界で見つける「好き」の強さの分だけ嫌いなものが現れて、期待する分だけの不安があって、出会っていく数だけ別れていく。  良くなると思ったら

          花風には抗えず

          自己矛盾

           好きなものを否定されると腹が立つ。笑われると腹が立つ。冷笑に腹が立つ。色んなものを許そうと努力してみても、冷笑だけは最後まで許せないと思う。全く真剣でないくせに、僕がどれだけの切実さを賭けているか知らないくせに、命がけの切実さを笑う人間に腹が立つ。しかし一方で、僕が他人の何かを否定するとき、そこには一種の自己肯定への衝動が含まれていて、それは紛れもなく冷笑である。僕は何かを否定するとき、それを冷笑している。僕は、自らの冷笑を強く自覚させられる瞬間が、怖い。  猫ミームが理

          自己矛盾

          君にだけ、綺麗な物語を。

           僕のことを考える必要はない。    ただ、君は、僕にとってだけではなく、間違いなく世界にとってかけがえのない存在だったと、僕はただその事実だけを事実だと確信していて、君の中には確かに、曇りのないままで綺麗なものがあって、ただ世界の中に、途方もなく長い宇宙の歴史の中のほんの一時、ほんの一点として確かに希望の光が存在していたという紛れもない真理だけを真理だと確信していられたら、本当にその他には何もいらないような。僕の救いなんていらなくて、君の存在証明と、君の存在した世界が、君

          君にだけ、綺麗な物語を。

          真の意味で自分のために書かなくてはいけない。良いものを作る、というのは意識してしまうとどうしても他人の基準が入り込む。それを器用に作り出してしまう。そうではなくて、まさしく自分から、その中から出てくるような、良いとか悪いとかではなくこれが自分だと納得できるようなものを書きたい。

          真の意味で自分のために書かなくてはいけない。良いものを作る、というのは意識してしまうとどうしても他人の基準が入り込む。それを器用に作り出してしまう。そうではなくて、まさしく自分から、その中から出てくるような、良いとか悪いとかではなくこれが自分だと納得できるようなものを書きたい。

          2023年という一つの区切りを愛すること

           引用元の「プロローグ:毎朝、毎晩、宙に浮いていた。」という先程公開した記事については、以下を踏まえて読んでもらえると捗ると思う。 「君を朝日と重ね合わせる。僕は朝日を実感することができないのと同様に、君のことを実感することができない。自分の人生を実感することができない。」   これを2023年最後に書いておきたかったのだ。かなり力を入れて書いたので、読んでいただけるととても嬉しい。  振り返ってみると、2023年はいろんなことがあった年だったなと思う。様々なコンテンツとの

          2023年という一つの区切りを愛すること

          プロローグ:毎朝、毎晩、宙に浮いていた。

           これまでも、朝日は美しいものなのだと君に聞かされて生きてきた。朝日を見ると、二度とやってこない今日という一日の始まりを感じることができるのだと。実際、そうなんだろうなと思う。毎朝、日が昇って、昨日とは違う一日が始まって。そういったことをちゃんと実感しながら生きて行けたら、今日という一日がちゃんと人生の一歩になってくれそうな気がするのに、僕はそれを頭では確かに分かっていて、願っている気がしているのに。なのに、僕は、朝日を見ても、君が言っているような実感をいまいち持つことがで

          プロローグ:毎朝、毎晩、宙に浮いていた。