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徒然日記

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日記てもあり、エッセイでもあり、コラムでもあり、評論でもあります。
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#フェミニズム

「フェミナチ」という言葉を考える

「フェミナチ」という言葉を考える

例の騒動から、自分の中でジェンダー論に対する好奇心が高まっていて、移動中の電車の中や寝る前にジェンダーについて調べることが多くなった。
その過程の中で、世の中には「フェミナチ(feminazi)」という言葉があることを知った。

「フェミナチ」とは、もともと1970年代のアメリカで生まれた言葉で、“妊娠中絶を推進する女性は、赤ん坊を殺している(ホロコースト)している”という捉え方から生まれた言葉の

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続:女性の味方を名乗らないでほしい

続:女性の味方を名乗らないでほしい

昨日のnoteの続き。この話題は考えることが多くて、いい暇つぶしになっている。
そこで思ったことの続編を書いてみることにした。

今回の当事者となった1名は、別の媒体に刃を向けることで、室井佑月氏とのコミュニケーションを強制的に絶ったが、その刃の攻撃性の高さにはびっくりする。
この攻撃的な一連の言動を見ると、本質的には「京王線のジョーカー男」と何ら変わりないのではないかと思う。

よくよく考えてみ

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女性の味方を名乗らないでほしい

女性の味方を名乗らないでほしい

先日の衆議院選挙、新潟5区で米山氏が当選した。
この直後、米山氏はいわば「ジェンダー問題は優先度が低い」とも取れる書き込みをTwitterで行ったのだが、それが某女性活動家の目に留まり、結果米山氏の妻である室井佑月氏をも巻き込んだ騒動になっている。
詳しくは以下のこちらのnoteを参照されたい。

この騒動には3人の女性活動家が出てくるのだが、はっきり言って今日一日彼女らの言動に腹が立って仕方がな

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安全地帯から綺麗事を言う専門家

安全地帯から綺麗事を言う専門家

世の中には色々な専門家がいるが、特にタイトルに当てはまる人間に対しては、とてつもない違和感をおぼえるというか、嫌悪感すら抱く。
個人名は出さないようにするが、いわゆる「貧困問題を専門的に扱っている専門家」が、最近妙に目立って腹立たしい。

なぜここまで嫌悪感を抱くのか。
やはりこの専門家の「綺麗事を言っている感」が嫌でたまらないのだと思う。

昔、川崎の私立学校の通学バスを待っていた人々が、そこに

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