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地方の自称進学校→難関私大の文系。就職できないかもと思ってたけど、できました。この世に…

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地方の自称進学校→難関私大の文系。就職できないかもと思ってたけど、できました。この世に感謝。 ディスクレパンシー35あります。

最近の記事

本が読めるようになりました!!

 こんばんは!今私はとっても浮かれています。何年ぶりかもわからないくらい久しぶりに、「長編小説」を読破できたからです。  私の過去についてはこれまでの投稿を読んでほしいのですが、10代から就職にかけての私はひどく精神を病んでいました。それまで大好きだった本が全く読めなくなりました。同じ行を何度も読み返しては「何を言ってるんだ??」と混乱するくらいにはひどい状態でした。私は長い間、自分の脳の致命的な衰弱を実感したくなくて本を開くのを恐れていました。  それが、先日とあるきっ

    • おひさしぶりです

       ここに何かを書きに来たのはいつぶりだろう。前回の投稿時期すら忘れてしまった。生きてます。そしてなぜかまっとうに社会人やってます。  就活が嫌すぎて一生就職なんかできないと本気で思っていたのに、負け戦のつもりでたった一つ応募したところから奇跡的に内定をいただいてしまった。きっと学歴のおかげだ。私学歴だけはいいから。でも本当にこんなのを雇っていいんですか?大丈夫?どうなっても知らないぞ?  内定が来てから、心理検査の結果が出た。実は自分のおかしさがいい加減看過できなくなって

      • 「勉強ができなければ私じゃない」

         そう信じて疑わなかった。ついさっきまで。2つ前の記事を投稿して読み返すまで、それが当たり前だと思っていた。  でも違うじゃないか。別に私が勉強のできないおバカでも、その瞬間私が死んだり消えたりするわけでもない。ああ、親からの刷り込みってなんて強力なんだ。こんな当たり前のことにも気付けないなんて。  今日からの私は「勉強ができない」。言葉にするだけでなんだかすごく身軽に思える。拘束が解けたような、視界が開けたような、体の力が抜けるような、解放感。そうか、私、勉強できなくて

        • 金銭的締め付けも良くない。

           「活字の本ならいくらでも買ってやる」という条件を理由に、高校卒業までろくにお小遣いをもらってこなかったのだけど、今思うとそれって活字の本以外何も買ってやらないし小遣いも出したくないって意味だったのあまりにもひどい。  そんな状況でおしゃれなんか興味持つわけないじゃんお金ないんだから。  友だちと遊ぶことだってほとんどしなかった、カラオケや外食なんて高くて行けないもの。私にはプリクラの400円さえ大きな出費だった。  もしももっと早く漫画にはまれていたら?いろいろな名作

        本が読めるようになりました!!

          失望されたくないのか、失望してほしいのか、わからない

           幼稚園児のころ、日本地図や天体の名称を暗記したり、暗算ができたりすると褒められた。すぐ機嫌を悪くする親を確実に笑顔にできるのは、「あなたの子である私はこんなに賢いですよ」というアピールだけだった。頑張る姿とかではなく。思いやりのある態度を取ったときとかでもなく。あと親を喜ばせられたのは、カメラを向けられてかわいいポーズを取ったときくらいか。小学生くらいまでは、そういう日々が続いた。褒められるのは好きだったから、私も幸せだと感じていた。今思えば、あの親の態度は「私を愛していた

          失望されたくないのか、失望してほしいのか、わからない

          "デッキ"の響きに恋していた

           この話、もう書いたかもしれないけれどどこに書いたか思い出せないので懲りずに書きますね。  カードゲームあるじゃないですか。トランプとかウノとか各種トレーディングカードゲームとか。私はゲームの類いを一切禁止されていたので、小学校時代は休み時間に教室で行われる大富豪で枯れた心を癒やしていました。結構強かったんですよ。常連の中でも勝率高めでした、少しばかり頭は良かったし(過去形なのが悲しい)、何よりあの休み時間のトランプが私に許された唯一のゲームだったので。他にいくらでも娯楽が

          "デッキ"の響きに恋していた

          何度でも自己憐憫

           娯楽を禁止されていたツケがけっこう大きく思われ、またその一方で自分の他責思考の強さにうんざりしている。どうしたらいい。  もっと普通の子供でいたかったし、普通の女の子みたいな思考を許されたかった。が、その一方で、娯楽を禁止されたおかげで優秀な成績をわりと維持できたし難関私大に現役合格できたし、何よりこうして何度も被害者面できる。今まで不当に禁じられてきたものを満足するまで飲み干せば「普通」になる覚悟ができるのかもしれないが、私の欲の器は既にバグって底面を失っている。今さら

          何度でも自己憐憫

           タイトルを考える思考力もないので許してほしい。  さっきのnoteを書いて、ついでに泣いたら少しだけ落ち着いた。思考を書き出すってやっぱり有効なんですね。  まあ考えてみれば、若干機能不全家族めいた家庭環境の下で高校卒業までそれなりの優等生として過ごしてきたんだし、人生でうまくいかない時期なんかあって当然だよなと思い始めた。今までの人生は客観的に見れば順風満帆といって差し支えない内容だったし、数年くらい自他ともに認めるゴミみたいな時期があってもおかしくないだろう。  開き直

          今思ってること

           身の丈に合ってない大学に入っちゃったな~という静かな絶望感。これに尽きる。  田舎の小さい学校から出て、自分よりすごい人なんか死ぬほどいるというのをなんとなく知れたのはいい。だがそれって親に数百万出させてまですべき経験か?生きていればいずれ経験できるよな……。  書いていて自分の文章の頭の悪さに苦しくなってくる。うまく行っていないとき感情に飲み込まれるのはよくないんだが、なにせ動揺しやすいたちなのでなかなか難しい。  今いる大学に合格したタイミングで絶命していれば、良い人生

          今思ってること

          漫画・アニメ・ゲーム禁止の家庭で育った話

           女が戦うアニメなんか野蛮だから見るなと言われてアニメ禁止になり、漫画なんぞバカの読み物だからくだらんの一言で書店の漫画コーナーに近づけなくなり、ゲームもバカのやる遊びだからと言われて我が家にはゲーム機が一つもなかった。  プリキュア禁止、ついでにアニメ全般禁止、戦隊ものも禁止、漫画どころかかいけつゾロリのような絵が多めの児童書も禁止、ゲームという言葉が指すのはアナログゲームのみ。幼少期から娯楽らしい娯楽はことごとく禁止だった。許されていたのはひつじのショーン、クイズ番組、

          漫画・アニメ・ゲーム禁止の家庭で育った話

          3 自信の拠り所

           勉強以外の取り柄が一切ないことの危うさをひしひしと感じている。勉強さえ出来ていれば自信が満たされるが、それはつまり勉強ができなくなったが最後自分に一切の価値を見いだせなくなるということでもある。勉強が徐々にできなくなっていった私は必死になって「勉強ができる自分」にしがみつこうとしてつけるだけの嘘をついただろうし、今も嘘つきの真っ最中だろう。何か他に自信の拠り所を作らない限り、私はずっとこのドツボにはまったままだ。  目下の課題は勉強以外にも自信の拠り所を作ること。こんな単

          3 自信の拠り所

          2 今朝のやつの続き

           どうも勉強に関して嘘をつくのが癖になっているように思える。受験生時代は勉強するふりをしてずっとPCゲームをしていたし(それでよく第一志望に受かったな)、メンタル面のサポートを求めて通っていたカウンセラーの方にも「今日はこれだけ勉強しました」とそれっぽい嘘の報告をしていた。最低だな。  嘘の報告はともかくカウンセリングのおかげで家庭不和から少し立ち直れたのでそれ自体は無駄ではなかったと思うが、嘘をつく習慣が根付いてしまったのは思わぬミスだった。今では自分にすら嘘をついている

          2 今朝のやつの続き

          詰んでる大学2年

           今、泣きながらこのnoteを書いている。明日締切のレポートが終わらないから。そのレポートが課されている科目の単位を、春学期にも落としているから。  春学期にもう一科目落としているから、今年度だけで6単位落とす計算になる。場合によっては卒業も危ぶまれる。そんな窮地にあることを9月末には把握していたはずなのに、挽回の努力すらせずここまで来てしまった。  そもそも今の専攻には正規ルートで入ったわけじゃないので、2年になった時点で同じ専攻の人達よりいくらかハンデがある。その上一

          詰んでる大学2年