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D-8
2021年10月26日 22:15
あなたを、あなたとして愛したい。百合とかBLの面白いところの本質は「男と女」というラベルを取っ払うことで、愛の本質に到達することができるところにあると思っている。男女の関係には「男はこうあるべき」とか「女はかくあるべき」とかそういった“決まりごと”が多すぎて、その“決まりごと”を指でなぞっているだけにしか見えない時が、稀によくあったりする。でも、百合とかBLは違う。“決まりごと”を
2021年10月21日 00:40
今年もっとも読んだ作家が李琴峰。もともと大の百合好きということもあって手に取ってみたのだけれど、甘々で切なく胸キュンな百合シーンと、人種や国家やセクシャリティといった重いテーマがマッシュされていて、それでいて、「良い話を読んだな」っていう満足感もあって、大好きな作家の1人になりました。既刊本全5冊のレビューと+αの書評を書いてみるね。『独り舞』(2018年、講談社)都内の企業で働く