さいくりす太

自転車とかサッカーとか子育てとか。

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  • サッカーと〇〇

    奈良クラブなどに関するNOTE

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    サイクルツーリズムなど自転車と地域との関係に関するNote

最近の記事

ココロノ ジュンビ

とうとう今週末から2024年明治安田Jリーグが始まります。応援する地元クラブの奈良クラブはJ3で2年目のシーズン。2024年は「さらなる高みへ!」というスローガンのもと、奈良県内39市町村名をユニフォームのデザインとして刻み込み、奈良県地域全体が一体となり、J2昇格を目指そうとしています。果たしてどのようなシーズンになるのか期待と期待と期待しかありません。 開幕前のルーティン私は子どもや家族と観戦しているのですが、毎年シーズンが始まる前には簡単なルーティンを踏んでいます。今

    • The Genesis of Fun.

      そういえば、以前の記事で、スタジアムへサッカー観戦に子どもを連れて行く理由や目的などを書いておりました。あれから1年です。ホントに早いですね。 この1年 この1年、息子はサッカーをスタジアムでたくさん見て、選手たちを観察し、試合の状況を理解しようとし、ゴール裏で感情を揺すられ、親からは面倒なほどに感じたことや理解したことを質問され、でも、サッカーが楽しくて、とうとうサッカースクールにも通うようになって、自分が思ってるほど上手くできなくて悔しくて、でも、ゴール決めたときや上

      • 文化資本

        子育てに忙しい私にとって、最近の子育ては本当に迷いが絶えません。毎日ChatGPTなどの生成系AIモデルの驚くべき進歩を目にすると、今の学校教育だけに頼ることはできないという思いがますます強くなります。 結局のところ、無責任に学校に頼りっぱなしにしていた部分が家庭に戻ってきたわけですが、それに加えて親自身が知らない知識や考え方を子どもに教えなければなりません。しかし、私はもはや「子どもに教える」という考え方自体が適切ではないとも思っています。 つまり、親は時間をかけて子ど

        • SenseとArt

          ChatGPTの公開OpenAIからChatGPTがリリースされて、まだ半年程度しか経っていないのですが、それはそれは物凄いスピードで、あらゆる分野でお祭り騒ぎとなっています。 私もこの界隈の外苑あたりで気がつけば10年以上も仕事してますので、この騒動が行きすぎたものなのか、そうでないのかは判断できます。 著名な方々がおっしゃる通り、この流れは止めることはできませんし、世の中の仕組みを大きく変化させることは間違いありません。自分自身にとってこの変化は全くもってネガティブな

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        記事

          ”ならコイン”活用法のあれこれ

          奈良クラブは、2022年3月から”ならコイン”を発行しています。導入にあたっての目的や目指すところは以下のようにリリースされています。 なかなか素晴らしい内容ではありますが、実態はまだまだこれからというところでしょうか。導入店舗からすれば、少なくとも決済手数料がかかるわけですから、ある程度は流通してくれなければメリットが出にくい。 ”ならコイン”に関しては、利用可能店舗は増えている一方で、そもそもの流通量増(≒利用者増)、加えて利用機会増が今後の課題のひとつだと勝手に思っ

          ”ならコイン”活用法のあれこれ

          サッカー移住支援

          地域おこしとして、都市部からの移住者を支援するためのプログラムが各地でたくさん行われています。 ・住環境の提供 ・移住資金の提供 ・就労支援 ・子育て支援 ・地域おこし協力隊 行政としてやってることは似たりよったりですが、かなり手厚い支援を行っていると言えそうです。あとは移住者と自然環境や地域環境が合うかどうか。 でも、やはり地域の独自性ある取り組みでシティープロモーションした方がいいのは間違いありません。 奈良クラブ新拠点 ナラディーアそんな中、Jリーグに昇格を決め

          サッカー移住支援

          幼少期にスポーツする子どもをもつ親への支援の必要性

          6歳の息子がサッカーやりたいと言い始めていますが、現代の少年スポーツ界隈がどんな状況かよく分かっていません。なので、最近、暇を見つけてちょこちょこと調べているんですが、その過程で思ったことを書いてみたいと思います。 最初に、結論じみたことを書いてしまいます。 中学生や高校生になれば、ある程度放っておいてもいい、むしろ子どもの方から離れていくのだろうけど、幼稚園、小学校の年代って指導の方法や内容と同じくらいに、保護者と子どもとの関わりや保護者のポジティブな支援というのが重要

          幼少期にスポーツする子どもをもつ親への支援の必要性

          サッカーを楽しむ原点づくり

          6歳の息子にそろそろ何か習い事をさせようかと考えていたところ、小学校で配布された地域サッカークラブの無料観戦チラシがキッカケとなり親子で観に行くことになりました。 息子の性格から観に行ったらサッカーをやりたいと言うことは自明なので、サッカーを始めるまでにどうしたら、より楽しく続けてくれるのだろうと試行錯誤しています。今回は、その辺りを書いてみようと思います。 いきなりサッカーを習わせない「子どもがサッカーに興味を示した=サッカーを習わせてみる」と成りがちですが、子どもは何

          サッカーを楽しむ原点づくり

          奈良クラブ昇格米のストーリー

          2022/11/13(日)に前節でJリーグ昇格を決めた奈良クラブのホーム最終戦がロートフィールド奈良で開催されます。 優勝に向けて前節の決勝点、試合終了のホイッスルの瞬間は本当に感動的な記憶となりました。また同時に、共に関西からJリーグへの昇格を目指すFC大阪がHonda FCに勝利し、奈良クラブ、FC大阪、Honda FCが勝点で並び、残り2試合を残して3チームがガチンコの優勝争いをするという激アツな状況となっています。 どのチームも「残り2試合の勝利はMust、どれだ

          奈良クラブ昇格米のストーリー

          トビラ ヒラク

          2022年11月5日(土)は、奈良クラブの新たな扉が開かれる日になるだろう。 10月23日(日)奈良クラブ vs 鈴鹿ポイントゲッターズ戦では14,201名が来場し、JFL観客動員数歴代2位、奈良クラブの観客動員数の要件を一気に満たすという驚きの結果となりました。奈良のポテンシャルが垣間見れた素晴らしい瞬間でした。 その後、奈良クラブは勝ち点を重ね、Jリーグ入会のチェアマンヒアリングもクリアし、とうとう、とうとう11月5日(土)にJリーグへの昇格が確定する段階にまで歩みを

          トビラ ヒラク

          地域経済循環率が最下位の奈良県。スポーツで地域経済を活性化するには。

          スポーツで地域貢献、最近よくこんなことを目にする。果たして、スポーツで地域に貢献するとは一体どういうことなのだろうか?このあたりを今回は考えてみたい。 よく言われている地域貢献スポーツと関連した地域貢献はいろいろあるが、 健康増進 スポーツの普及、育成 交流人口、関係人口の創出 地域経済活性化 といったところが代表的なところ。まあまあ直感的にも分かりやすそうだ。「健康増進」はスポーツで体を動かし云々、「スポーツの普及、育成」は、スポーツを通じて地域とつながり、文化

          地域経済循環率が最下位の奈良県。スポーツで地域経済を活性化するには。

          スタジアムで観戦するということ

          私の子どもを見ていると、サッカーのルールもあまり知らないのに、それはそれはスタジアムでの観戦をメチャメチャ楽しんでいる。そして、「次の試合も絶対に観に行く!」と言い張り、日常生活も頭はサッカー100%だ。 最初はルールも分からないのに、なぜ見ているだけでそんなに楽しめるの?何に面白みを感じて、何に衝撃を受け、なぜそんなにのめり込めるの?素朴な疑問が湧いてくる。 でも、これはとても大切なことを教えてくれた。 サッカーのルールを知らない彼は、サッカーが楽しいのではなく、スタ

          スタジアムで観戦するということ

          ロートフィールド奈良が揺れる日

          奈良クラブ公式サイトが充実してきましたので、2022/10/23の奈良クラブ vs 鈴鹿ポイントゲッターズ戦に関する情報は、以下のTweetからご確認頂けると便利です。 当記事は情報が氾濫していた際に書いた記事なので、お役ごめんかな?それでもいいよーって方は、読んでいただければ、飛んで喜びます。 10/23(日)は奈良クラブがJリーグへ昇格するための1つの要件、平均観客動員数を伸ばすために総力をかけて動く日だ。 スタジアムへ足を運んでもらうために、ありとあらゆる手を講じ

          ロートフィールド奈良が揺れる日

          奈良クラブ、ピヨピヨファンが思う2つのこと

          現在JFLの奈良クラブはJリーグへの昇格(参入)を目指し、岐路に立っている。Jリーグへ行くための要件は以下の通り。 年間事業収入が1.5億円以上(見込み) 平均来場者が2,000人以上 JFLで年間4位以内 百年構想クラブのうち上位2クラブ その他 そして、現在、平均来場者数2,000名以上の要件が厳しく、残すホームゲーム3試合で、13,048人の観客を動員する必要がある。ということは1試合平均4,350人ほど。 無理そうで無理でもない数字。そのため、クラブ挙げ

          奈良クラブ、ピヨピヨファンが思う2つのこと

          位置情報から見つけるサイクリストの休憩場所(後編)

          前回の続きになります。サイクリストの走行ログをゴニョゴニョして、サイクリストの休憩場所を推定してみようという試み。今回は、実際どんなところが見つかるんだというところを見ていきましょう。 分析するエリア私こと、さいくりす太は最近、奈良県に住み始めたので奈良県内のいくつかのエリアについて分析することにしました。なぜ奈良に引っ越したかって?そりゃ、坂だらけだからですw 分析する主なエリアは、以下の3つのエリア↓↓↓ 山添エリア 奈良市の東部、京都府と三重県に接する山添村。奈

          位置情報から見つけるサイクリストの休憩場所(後編)

          位置情報から見つけるサイクリストの休憩場所(前編)

          サイクリストの走行ログ(位置情報)を使って、サイクリストがどんなところで休憩しているかを推定してみようという試み。前編・後編の2部構成でざっくり書いてみたいと思います。 悪魔のささやき ロングライドに行って、疲れてくると必ず出る言葉。「つぎ、休憩しよう!」疲れているときに神のような一言です。 しかし、ロングライドは大抵郊外の人里離れたところを走るため、そもそも都合よくお店や自動販売機に出会えることなどほとんどありません。 気がつけば、坂道を1つ越え、2つ越え、乾いた喉

          位置情報から見つけるサイクリストの休憩場所(前編)