宇宙の行ってこい「タウ・ゼロ」
<SF(118歩目)>
SFとしてはハードSFです。でも、「愛(love)」が沢山つまっていて、人間の葛藤を考えさせられる読後感のよい作品です。
タウ・ゼロ
ポール アンダースン (著), Poul Anderson (原名), & 1 その他
東京創元社
「118歩目」は、ポール・アンダースンさんの傑作です。
最初のとっつきがすごく苦労したのですが、ハードSFとしてより(その理論そのものよりも)、人間の葛藤のドラマとしてよかったです。
この作品を最初に読んだのは日韓ワールドカップを見ていた頃ですから、20年以上前。
今回、再読しても楽しめた。
やはり残る作品はこうだ!がある作品です。
SF的な理論よりも、人間の葛藤が丁寧に描かれた素晴らしい作品でした。
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