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コンピュータの反乱「未来からのホットライン」

<SF(91歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの50年ちかく前に書かれた作品です。
50年前のSF設定ですが、既に実用化されたもの(コンピュータネットワーク・AI・ドローン等々)もあり。先見性を感じます。
特に前世紀に急速な発展を遂げたコンピュータに対して、そして現代のAIに対してのホーガンさんの世界は参考になります。

未来からのホットライン
ジェイムズ・P.ホーガン (著), 小隅 黎 (翻訳)
東京創元社

「91歩目」も、ジェイムズ P.ホーガンさん。
「巨人たちの星」シリーズを再読したら、またホーガンさんの世界に戻ってきました。(笑)

この作品でのホーガンさんの世界は「タイムパラドックス」「未来からの通信」で、とても興味深い「タイムパラドックス」理論と愛する二人の男女の話が胸を突きます。

文中にある「ふたりがいっしょにいられるかどうかさえも、たしかめる方法はない。彼をおびえさせたのは、その思いだった」
この不安って愛する二人にはとても重要ですよね。

テクノロジーは「とんでも系」が多いのですが、やっぱりホーガンさんの世界は読ませますね。

「一日前にメッセージを送ることができるタイムマシン」ってやはり憧れになりますね。

よい読書の時間を過ごせる作品です。

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