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クラークさんみたいに、丁寧に登場人物が魅力的「無限記憶」

<SF(122歩目)>
この三部作はとてもうまくできていると思います。とても長いが長さを感じさせない。

無限記憶
ロバート・チャールズ ウィルスン (著), Robert Charles Wilson (原名), 茂木 健 (翻訳)
東京創元社

「122歩目」は、ロバート・チャールズ・ウィルスンさんの「時間封鎖」三部作の2作目です。

ロバート・チャールズ・ウィルスンさんは、魅力ある人間描写が真骨頂です。

第一部の「時間封鎖」でひきつけられて、登場人物の未来に関心がいったのですが、この第二作だけでも面白い。

おそらく、「愛(love)」が多いので、ハードSF者には評価がよくないようですが、「愛(love)」があるから、未来も残ると思いました。

「文学」としてもおすすめできる完成度です。

良い時間を過ごせました。

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