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外れなしの素晴らしい短篇集「なめらかな世界と、その敵」

<SF(106歩目)>
伴名 練さんの守備範囲の広さに脱帽。個人的には、「シンギュラリティ・ソヴィエト」が超イケます。
伴名さんの才能は尽きない。これからも毎回期待して読みます。

なめらかな世界と、その敵
伴名 練 (著)
早川書房

「106歩目」は、伴名 練さんの短篇集。
伴名さんの作品は素晴らしい。そして伴名さんのアンソロジーのセレクトも最高です。

私は、伴名さんのおかげで石黒達晶さんに出会え、一気に全作品を読みましたが、選出する目が素晴らしいのでいつも注目です。

この短篇集は、特に「シンギュラリティ・ソヴィエト」がいい。
壮大な世界観で米ソ冷戦を思い出してしまった。

なんか緊張感ある冷たさが、ソ連のイメージですが、こんな緻密で駆け引きある展開。
ゾクゾクします。

伴名さんの作品は「愛(love)」もたっぷりで、SF者から文学好きまで幅広くカバーできる作品だと思いました。

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