見出し画像

【今月新しくやってみたこと】 初めての俳句にチャレンジ&沙々杯参加!

今年最後の、

毎月、新しくやってみたこと。

今月は。。。

俳句に挑戦です!

実は私、かなりの左脳人間で、

情緒的な描写や表現は
めちゃめちゃ苦手

なので、俳句は見る専門にしてたのですが、

まど夏さんの、こちらの企画、

コメント欄で、まど夏さんより、

肌で自然を感じてるから
きっといい句が詠めそう

あたたかい、お言葉を頂き(泣)
やってみることに。

ところで私、

俳句など生まれてこのかた
詠んだことがない!

ですが、毎月の新しいことチャレンジとしてやるからには、ただ漠然と、

五文字 七文字 五文字

を詠むのではなく、基礎から学ぶため、

プレバトでお馴染み、
夏井いつき先生の、こちらの本を購入!

どれどれ、さっそく詠んでみるか。

先ずは、

紙とペンと俳号を準備しろ?

ん?俳号って何だ?
なるほど。
俳人のペンネームみたいなものね。

いつき先生によると、

初心者こそ俳号を作って楽しめと。

ということで、

俳号を作ってみた!

知遊陀(ち・ゆう・だ)

「知」的な感じと
「遊」び心と
・仏陀の「陀」

これらがミックスした感じで
なんか、いいんじゃない?
(なんて思ってるのは自分だけか?)

もうすでに、

凄い俳句が読めそうな気分です!

ついでに、歳時記も買いました。

さて、それでは、

いつき先生の教えに従って、
3つの型で、先ずは俳句に慣れよう!

壱の型
「下五」の名詞を集めまくり
「中七」で名詞を描写して
「上五」の季語をパズルのように入れ替える

弐の型
「中七」+「下五」の12語で、日記を書く。
その時の心情に合わせた季語を、
「上五」にパズルのように当てはめる

参の型
「上五」+「中七」の12語で、日記を書く。
その時の心情に合わせた季語を、
「下五」にパズルのように当てはめる

なにこれ!めちゃめちゃ分かりやすい。
この本、最高!
これなら自分でも、俳句量産できそう。

俳句300句チャレンジ(実質60句×5季語)

先ずは、壱の型で、
毎月のチャレンジに相応しく

100句マラソンじゃ!

※記入しやすいように、Excel作ってみた。
 これなら、どんどん量産できそう。

最初の100句
下五の名詞を決めて中七で名詞を描写
最後に上五の季語をパズルのように入れ替え
(恥ずかしいのでボカシてます)

実はこれ。100句といっても実際は、

「中七」+「下五」を20句作って、

それぞれの心情に近い季語を、
歳時記から5種類えらんで組み合わせる。

つまりは、

20句×5種類の季語=100句

なので、いくらでも増産可能なのです😅

続けて、弐の型で、100句マラソン!

次の100句
中七と下五をたくさん作って
最後に上五の季語をパズルのように入れ替え

最後に、参の型で、100句マラソン!

次の100句
上五と中七をたくさん作って
最後に下五の季語をパズルのように入れ替え

ふぅ。。。

少し慣れたので、
この中から、応募できそうな3句を選び、
最終仕上げ!

とその前に「沙々杯」応募に際して、
自分の想いがブレないように、

私の俳句「3つの想い」

・美辞麗句に逃げず学んだ型に当てはめる
・空想じゃなく自分のリアルな日常を詠む
・下手でもいいから楽しく詠む

さらにウォーミングアップで、
「3つの想い」を俳句風にしてみました。
(これは応募作品ではありません)

素人は素直に型に従います
背伸びせずリアルな日常詠みました
句を詠むもパズル感覚楽しいね

知遊陀(ちゆうだ)

さてちょっと、前置き長過ぎました。。。

こちらが応募作品(3句)です!


冬ざれや賑わいなき はた泣く からす 

くわ 弾き響く土の冴ゆる朝 
ごもり会社サボりてテレワーク 

知遊陀(ちゆうだ)

◆1句目の想い

私の借りてる農園では、実りの秋の季節になると、ところ狭しと、たわわな実が溢れ、多くの子供たちの歓声や笑い声で包まれる。

ところが、12月を過ぎ、お正月の前になると、鳥害を避けるため、ほとんどの野菜は回収され、あんなに活気に溢れた農園が、ひっそり静まり返り、餌を求めて飛んできたカラスが、何もない畑を嘆いて鳴いて(泣いて)いる。

そんな2つの季節のコントラスト感と、虚しく響くカラスの泣き声から感じる、一年の終わりの寂しさを、季語の「冬ざれ」に込めました。

◆2句目の想い

氷点下の朝の農園では、土もカチカチに凍って、鍬で耕そうとすると「カキーン」と跳ね返されます。

凍てつく寒さの中、鍬が土に弾かれ奏でる音の響きと、凛とした透明感溢れる朝の空気感を、季語の「冴ゆる朝」に込めました。

ちなみにこんな日は、気温が上がって土が柔らかくなるお昼まで、作業は諦めます😅

◆3句目の想い

木枯らし吹く、冬の寒い日。
一歩も外に出たくないし、
会社行くのサボリたい。。。
だけど師走は忙しく仕事も休めない。。。
そうだ、こんなときこそ、
テレワークで通勤サボっちゃおう!

そんな、寒くて外に出るのが億劫な気持ちを、季語の「冬籠」に込めました。

まとめ

生まれて初めての俳句でしたが、今の自分の力のベストは出せました。

1句目と2句目は、実際に畑作業をやっている自分らしい句が詠めたので、満足です。

3句目も、ごく普通なサラリーマンである私の、何気ない日常のちょっとした悪知恵を、そのまんま描きました。

俳句をやって思ったのは、改めて、季語表現など、日本語の美しさに触れられたことと、シンプルに楽しかったので、また詠んでみようと思いました。

まど夏さん、大会運営の皆様、初心者ながらも、俳句の楽しさを体験でき、嬉しいです。
ありがとうございました!

※今月のチャレンジ、過去記事はこちら。


この記事が参加している募集

スキしてみて

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?