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 心が壊れそう。

 久しぶりの投稿になりますね。色々あったので気持ちを整理するためにも書こうと思います。

 好きな人についてなのですが、しばらくLINEでやりとりをしていて、二日ほど前に映画に誘ったんです。そしたら、「伝え忘れてたけど、私彼氏いるから誘われても遊びに行けない。」と言われたんです。ショックでした。連絡先を交換したときは、嬉しそうに微笑んでいたし、彼氏はいないものだと思っていました。バスに乗っているときに、返信が来て一瞬世界が真っ暗になったのを覚えています。ですが周りにいた友達の励ましもあり、気分の落ち込みは少しで済みました。切り替えが早かったとでも、いうのでしょうか。彼氏がいるなら仕方がないよなと納得して次に踏み出そうと思っていました。

 それから、しばらくたって今日の夕方のことです。三限の終わりでした。友達とバスの前に並んでいるとき、こう告げられました。「〇〇さんの彼氏さ、この大学で作ったらしいよ。」そんなまさか、入学してから一か月しかたってないのに、もう付き合っていたのか。地元の彼氏じゃないのか。僕は本当に衝撃を受けた。つらかった。「入学してから、2週間で作ったらしいよ。」マジか、と思った。何も動じていないフリをしようとするけれど、ショックで目元が揺れる。目に力が入る。この世の終わりを悟ったかのような眼差しで、遠くを眺める。「しかも、その子H〇〇大学目指してたらしいから、たぶん頭いいぞ。」追い打ちが来る。彼氏と自分を比べてしまう。なによりショックだったのは、入学後二週間で付き合っていたことだ。二週間で人を好きになるか?それとも電気が走るような運命の出会いだったとでも?そんなことをするようには見えない、クールで美人で知的な彼女だけど、ノリで付き合ったのか?そんなすぐに、人と付き合うような性格のひとだったのか。すべてがショックだった、もうどうしようもない。

 そのあと、「次の授業に、好きな人の彼氏がいるかもしれないから、誰か教えてあげるよ」と言われて友達と一緒に化学の授業に行った。顔を知っている一人が講義室の正面から入り、僕らは後ろからはいる。友達は、講義室の1番前の真ん中の席で足を止めた。あいつだ、と思った。見たくなかった。知りたい気持ちもあったのだけれど、好きな人が、好きになるタイプはああいう人なのか、と知ってしまった。これからずっといやでも目に入るのだ。そいつは、髪を茶色にそめていて、細身でネックレスを首にかけていた。見た目はチャラい。でも一番前の真ん中に座っているし、友達がたぶん頭がいいと褒めていたから、その食い違いに戸惑う。あんな見た目でも真面目なのだろうか。僕の中に、嫉妬心が垣間見える。苦しい。友達が戻ってきた。「あいつだよ」ぼくは、チャラくない?と言った。「いや、たぶん染めてるだけで真面目だと思う」そうかもしれないと思った。「横に座ってきたら?(笑)」座れるわけがないだろう。僕は、知らないほうがよかったとさえ思っているのに。

 そのあと、前の方の左の端っこに座り、考えを巡らせた。そして僕の前の席の左側には、好きな人もいた。二人で一緒にいるところを見たことがないから、たぶん関係を隠しているんだろう。僕は色々な事を考える。好きな人とあの男が、いろいろしているだろうって事。考えただけで気持ち悪くなりそうだった。別に耐性がないわけでもないのに、好きな人が別の男とするって考えただけで、最悪な気分になる。もし、好きな人とあの男が別れて僕と付き合ったとしても、僕が触れる彼女は、あの男が触った後の彼女だ。お前は純白主義者か?と言いたくなる。全然そんなことないし、男女なら当たり前のことなのに、好きな人となると気が狂いそうになる。僕は最低だ。嫌われて当然だし、あいつと付き合った方がいいに決まってる。僕よりかは幾分まともな奴だろう。隠れた苦労もあるのかもしれないし、僕なんかより全然かしこいだろ。僕がどれだけ頑張ろうとも、勉強も、恋愛も、人間関係も、なにもかもあいつには追い付けないよ。

 こんな風に、私は自分を卑下し始める。自分自身を蔑んでいる。そうすれば楽になれるとでも思っているのだろうか。でも、自分の事を好きになったことなんてない。いや、小学生の頃は好きだったかもしれない。何も知らない頃、あの生き生きとした世界にもう一度戻りたい。中学に入って世界が変り、私は馴染めなかった。自問自答の日々だった。堕落してはその自分を責め続ける。学校に行かず、家でテレビを見ている自分が大嫌いだ。お腹が痛い。汗がとまらない。すぐカッとなる。ものを壊す。人にしゃべりすぎる。空気が読めない。勉強に興味がない。課題をしたことがない。義務教育だから行かないという選択肢は子供にある、なんて言って母親と口げんかする。父親は、いつも怒っているし、お互いに罵倒しあって殴りあいをする。私が中学の時、格闘技にハマっていたのも父親に勝ちたかったから。ゲームは買ってくれたことがない。友達はみんなゲームをしていた。私だけ置いてけぼり。もちろんスマホなんて論外。これでも、父は優秀な教員で県の代表。頭の回転が速くて周りからは一目置かれている。家事も全部こなせる。兄弟は五人いる。6時までには帰ってきて、育児、家事、洗濯、全てをこなす。家では、ずっとパソコンで作業をするか、本を読む。たぶん、凄いお父さんなんだろうと思う。でも、大嫌いで中学校のときからもう五年近く喧嘩している。カッとなりやすいのと、人の感情を読むのが苦手なのは、父からの遺伝だろう。こんなことを考えている自分も大嫌いだ。ただひたすらに、目の前が暗い、、。私は兄弟のなかで一番上。でも、当たり前のことをしてこなかった。言い訳かもしれないのだけれど、できなかったのかもしれない。下の子は、私みたいに多動で、周りの空気が読めないわけでもなく、きちんと勉強も部活もこなす。ある子は、数学の成績が抜群だったり、またほかの子は、学級リーダーで人をまとめるのが得意。もちろん、私以外、不登校になった子はいまのところいない。私はおにいちゃん失格だ。もう消えてなくなりたい。心の相談室も、健康診断みたいで全然楽しくなかった。友達も信用できない。ある友達は、好きな人に彼氏がいるのを知っている癖に、僕には知らないと嘘をつく。一週間前には、「過去問くれてありがとう奢らせて」とか、言ってたくせにもう用済みか。やっぱり人間は恐い。自分も大嫌い。もう好きな人の記憶もぜんぶ消えてしまえばいいのになんて思う。見たくないよ。

 こうやって、文字に起こすことが良いと、僕は思わない。僕が書いた文章は僕の記憶に定着して、エコーのように反響してくる。思考が現実になるからだ。いつまでも弱弱しい文章で、前進のない文章を書いていたって、君を好きになる人は現れない。もっと明るいことを考えて、自分に自信をもって歩いていれば、自ずと人は寄ってくる。僕は別に負け犬じゃない。ほかの人ができないような、ことが沢山できるし、学力はないけれど、学長も教授も僕に一目置いてくれている。一応これは妄想ではない。でも、弱弱しくて繊細なところがある。おそらく、不登校や発達障害であることなど、社会の普通からはみ出したときから、自分の事を肯定できなくなったのだと思われる。別に悪いことではないのだけれど、他者と生きていく限り、周りの普通からはみ出している自分を嫌いになってしまう。でもそれは駄目だ。自殺という決断に踏み切ってしまう。今ここに存在することを楽しいと思えないのなら、全て消えてしまえばいいと考えるからだ。もっと自分を好きになっていいと思う。自分の得意不得意を認めて、苦手なとこは努力すればいいと思う。君には可能性がある。たかが、女一人になにをそこまで深刻になってるんだ。すぐに男と付き合うような、軽い女だったのかもしれないし、もう気にしなくていい。君は、君自身が存在していればそれでいい。何も必要ない。君は何のために大学に入った?自分の好きなことを学ぶためだろう。自分を押しつぶすな、腹痛にまけるな、自分に負けるな。弱い自分がいるのだから、強い自分もいるはずだ。君はもっと堂々としてていいんだ。好きなものを好きと言っていいんだ。楽しいことたくさんあっただろ?自分でここを天国にすればいい。自分の人生なのだから、すべて自分で決めろ。

最後に、「It’s a piece of cake!」


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