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アウトプット大全・インプット大全を読んでみた⑤

こんにちは!「共学共伝の会」主宰の石原です。

「アウトプット大全」と「インプット大全」の紹介も5回目となりました。
今日もゆっくりと進みますので、気長にお付き合いください。

今回も「インプット大全」の具体的内容を紹介していきます。

「インプット大全」  著者:樺沢紫苑

本を読んで勉強しよう!と思う方や、すでに習慣レベルまで読書が身についている方、セミナーに参加したり積極的に情報を取りに行っている方などと皆さんの環境は異なるかと思います。
「インプット大全」を読むと自分の今までのインプット活動について振り返ることが出来ます。足りない点を補い、出来ている部分はその良さを再認識することが出来ますので、是非手に取って読んでみることをお勧めします。

では、内容を見ていきましょう!

最強の学び方

ここでは58~80のポイントが挙げられています。
重要だと考えたものを数点ピックアップしていきましょう。

63 自分を知る

何事も現在地を把握することがとても大事です。

全日本ミニマリスト協会さんの記事でも地図とコンパスの話を例に現在地を把握する大切さを説明されていました。
とってもわかりやすい例えだと思いますので、皆さんもご一読ください。

インプット大全の中でも下記のように述べられています。
いちばん学ぶべきは「自分自身」についてである。
自己理解を深めるためには、自己洞察力を高めることが不可欠である。
「自分を知る」ことは簡単ではない。人生とは「自分を知る」旅である。

自己洞察力を高める方法として下記のものが挙げられています。
【自分と向き合うためのインプット】
➀哲学、宗教、歴史、生き方の本を読む
②人間の心理を深く描いた小説を読む
③魂を揺さぶる映画を見る
【自分と向き合うアウトプット】
④自己洞察を文章化して、客観的に読み直す
⑤日記・ブログを書く
【新しい行動を起こす】
⑥チャレンジする
⑦旅に出る

上記の自己洞察力を高める方法は、「アウトプット大全」「インプット大全」で述べている勉強の方法であると思います。

自分を知るには
情報を入れて、
その情報について自分と向き合いながら内省する
ことだろうと思います。

情報を入れるためには、本を読んだり、チャレンジや旅をして経験することが必要になりますし、
自分と向き合うためには、内省し考え、それを文章にしていくことが効率的だと思います。

本を多く読むようになって、
多くの気付きを得ることが出来るようになり、
気付きを元に考えを深めることが出来るようになったと感じています。

60 1体1で学ぶ

学びのステップの頂点に位置するのは「直接学ぶ」こと、
その中でも1対1で直接学ぶのは効率が極めて高い。
これは、専門家からの指導はもちろんのこと、会社の中では上司や先輩からの直接指導でも同じではないでしょうか。
1対1で学ぶ機会に恵まれたときに上手に意見やアドバイスをもう方法が紹介されています。
(1)最低限のことは調べておく
(2)熱心である
(3)素直である
(4)何度も会う
(5)価値を提供する
(6)教えてもらったことを実践している
(7)感謝する

私はこの中では(3)素直であるが一番重要であると思います。
素直である から 実践に移せる そして 感謝し、再度会おうとする
素直である から 熱心に聴ける
素直である から 最低限のことは事前に調べて参加する

ここで、素直さとは何かを考えてみたいと思います。

前回の記事で「気付き」について考えてみました。

この中で、気付きの構造を下記のように考えてみました。
気付き = 考えの隙間 を 埋めるもの に気付くこと
気付き = 情報 + 潜在的な解決策の欲求

専門家や先輩からもらった情報から「気付き」を得られなかった場合、
その情報を実行に移すことはなかなか難しいと思います。
それは、「気付きが無い」=情報に納得していない からです。

そこで、
素直さ=「気付きが無い」情報について深く考えることが出来る能力
と捉えてみてはいかがでしょうか。

「気付きが無い」情報を捨てることや否定することは簡単です。
しかし、すぐに捨てたり、否定することはせずに、じっくり考えてみる
・専門家や先輩が進める理由は何か?
・情報に対する自分の捉え方は正しいのか?
・自分が予想する以外のことがあるのか?
・一度やってみたらどうなるのか?

一呼吸おいて、もらった情報について、深く考えてみる。
それでも納得できなければ、一度試してみる。
考える・試してみるといった行動をすることで、もらった情報からうまく回り始めるかもしれません。

素直になって相手に接するのはとても大事だと思います。

まとめ

今回は最強の学び方の章を取り上げてみました。
・自己理解を深めるためには、自己洞察力を高める
・1対1で学ぶときは素直であれ

素直に人から学び、自己理解を深めていくことで人生の満足度を高めていきたいと感じました。

今回は私が特に大事だと思う点を取り上げました。そのほかのポイントは
ここでは触れませんが、参考になる方も多いと思いますので、是非お読みください。

今日もいい学びがありますように。

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