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気付きについて考えてみた

こんにちは!「共学共伝の会」主宰の石原です。

本を読んで勉強をし始めてから、「気付きが多くなったなー」と感じております。
そもそも気付きって何だろう? と思ったので、
自分なりに考えていました。
あくまで持論なので、皆さんのイメージと違う点はご了承ください。

気付きのエネルギー

「気付き」ってすごいエネルギーを持っていると思いませんか?

「気付き」にもレベルがありますが、
”そっか~、だからか~” の納得レベルや、
”すごい!今すぐやろう” の今すぐ実行に移したくなる爆発級レベル
など、いろんな場面でいろんな「気付き」を感じていると思います。

何か行動をする時は、
その行動に関する「気付き」を得て、
そこからエネルギーが生まれて、
実際に行動をしている。

最近の自分はそんなことばかりです。

「アウトプット大全」を読んで、アウトプットの重要性に気付く。
⇒アウトプットの場を探してみる。

アウトプットの場が日常生活の中で無いなと悩んでいたら、
手軽なアウトプットの場が無いなら作ってしまえばいい!と気付く。
⇒共学共伝の会を立ち上げてみる。

気付きは行動するときの原動力になっている気がします。

気付きの構造解析

では、「気付き」とはどのような時に発生するのだろうか?
自分なりに表現してみました。

気付き = 考えの隙間 を 埋めるもの に気付くこと

「気付き」はパズルのピースのように例えらることが多いですが、
悩んでいたことにマッチするものが入ってきたときに「気付き」が得られるのではないでしょうか。

さらに展開すると、
埋めるもの = 情報
考えの隙間 = 潜在的な解決策の欲求

これらを合わせると

気付き = 情報 + 潜在的な解決策の欲求

だと 考えてみました。

気付きは何かしらの情報に接したときに得られるので、情報は必須です。
逆に、情報の無い(少ない)中では気付きは得にくいと思います。

また、何かに悩んでいる、解決したいことがあるなど、
情報を欲していることを潜在的な解決策の欲求と表現してみました。

自分が悩んでいるものが明確になっていると、改善につながる情報が入ってくれば、すぐに「気付き」が得られるはずです。
一方、解決したいことが無ければ、心に刺さらないと思います。

このように、「情報」「潜在的な解決策の欲求」の二つの要因が揃っていないと、気付きを得られないと考えています。

気付きを増やすには

この二つの要因からなる「気付き」を増やすにはどうすればいいのでしょうか?掘り下げていきましょう。

情報を増やす

まずは触れる情報を増やすことは重要なことであると思います。

インプット情報を増やすには本を読む、話を聞くなど色々な方法があります。
現在紹介をしている「インプット大全」にはインプットの量と質を上げるための多数のポイントが記述されていますので、是非読んでみてください。

アウトプット大全・インプット大全を読んでみた②
アウトプット大全・インプット大全を読んでみた③ 
アウトプット大全・インプット大全を読んでみた④


潜在的な解決策の欲求を理解する

悩んでいないことや自分がどうでもいいと思っていることに対して、
情報が入ってきても「気付き」は得られないと思います。

自分が何について解決策を求めているのかを把握することは、
情報に対して気付きを得やすくする第一歩だと考えます。

そのためには、自分自身について問いかけをすることをお勧めします。
現状把握
・自分は何に不安を感じているのか?
・自分は何に対して問題意識を持っているのか?
・自分はどんな課題を抱えているのか?
・自分はどうすることを希望しているのか?どうなりたいのか?

漠然とした不安を感じることはよくありますが、
それを自分の中で消化して、
具体的な問題点、課題点に落とし込むことが出来れば、
自分が持っている情報にマッチして、気付きを得ることがありますし、
新たに得られた情報に対して、気付きを得ることがあります。

くり返しになりますが、
自分が何について解決策を求めているのかを把握することは、
気付きを得るための受け入れ態勢の準備です。
そこに、入ってくる情報が増えれば気付きを得ることが増えます

気付きの効能

「気付き」は「ハインリッヒの法則」と同じだろうと考えています。

ハインリッヒの法則とは、
重大な事故・災害のもとには29件の軽微な事故・災害があり、
その元には300件のヒヤリ・ハットするものがある
ヒヤリ・ハットすることを丁寧に対策すれば、重大事故を防止できる
との安全活動の考え方です。

安全活動の中の「ハインリッヒの法則」は重大事故を防止するために日頃のヒヤリ・ハットすることを対策します。

「気付き」に関する「ハインリッヒの法則」は
自分にとって重要は「気付き」を得るためには、
日頃の小さな「気付き」を丁寧に拾っていくことが大切

ということです。

小さな「気付き」の中に、態度行動を変える大きな「気付き」に出会う。
行動が変われば、人生を変えることが出来る。
⇒ 気付きが増えれば、人生が変わる!


気付きの注意点

「自分の気付き」が他人には刺さらないな と感じたことはありませんか?私は結構の頻度であります。

こんなに面白いこと・すごいことに気付いたのにどうして分かってくれないんだ! とイラつきを感じたことはありませんか?
私は結構の頻度であります。

同じ情報を受け取っているはずなのに、どうして分かってくれないのか…。

これについても上記の気付きの構造で考えれば、腑に落ちます。
気付き = 考えの隙間 を 埋めるもの に気付くこと
気付き = 情報 + 潜在的な解決策の欲求

人それぞれ「考えの隙間」が異なるからです。
私にはマッチする情報のピース 
が 相手にマッチする情報のピースではない からです。

なので、自分の気付きを他人に押し付けてはダメなのです。
「こんな情報が役立ったよ」ぐらいに伝えるのがちょうどいいのです。
もし、ピースの形がマッチしていたら、相手が反応してくれるでしょう。
反応してくれなかったら、ピースの形が違ったね とあきらめましょう。

ちなみに、上記の考えを娘に話をしたら、
「当たり前じゃん…。」と一蹴されました…。
自分なりにはいい話が出来たと思ったのですが…。

私は自分の考えを他人に押し付けることが多いと 改めて反省しました。


まとめ

今回は「気付き」について考えていました。

「気付き」は自分の行動を変えるエネルギーを持っています。
多くの「気付き」を得て、自分の人生を変えるような大きな「気付き」に出会ってください。

自分の気付きは他人に刺さるとは限りません、他人に自分の考えや気付きを押し付けるのは控えましょう。

今日もいい学びがありますように。

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