期待をしない生き方
あなたは誰かに期待したり、誰かに期待されたことがありますか?
一方的な期待が劣悪な感情を引き起こし、人間関係にも悪影響を与えます。
本記事では、「期待をしない生き方」が大事な理由について触れる。
「期待」がもたらすデメリット
期待にはメリットもあるが、それ以上にデメリットが大きいと思っている。
「期待」という相手に、自分の理想を押し付ける感情は
自分の思い通りであれば、「0」
思い通りにいかなければ、「マイナス」というように、
期待値の上下が存在する。
そして、「期待」をするから「イライラ」したり、「ストレス」が溜まったりする。無能な社員があちらこちらで、失敗ばかりして尻拭いさせられる人なら分かると思う。
他にも、子供にかなりの期待を寄せる親とテストで良い点数を取れなかった子供がいるとする。
親目線では、子供がテストで良い点数を取ってくると思っている。
ここでは、必ず「100点」を取ってくると確信している。
対して、実際の点数は80点ぐらいだった。
客観的に見ても80点は悪い点数ではない。
しかし、「100点」でなければ、親の期待値を大きく下回ってしまう。
それもまた事実だ。
このような出来事は、親のプライドが高すぎたり、子供に夢や目標を勝手に押し付けているケースでよくみられる。
「期待」がもたらすメリット
もちろん、「期待」にはメリットも存在する。
それは「ピグマリオン効果」と言われるものだ。
これは、「誰かから期待されたら、その期待に応えるために頑張ろう」という気持ちを利用した心理効果だ。
この心理効果で良い結果を残すことが出来ると言われている。
それだけが唯一のメリットだ。
しかし、この心理効果は特に親から期待を寄せられる子供に起きやすい。
先の例で言うと、
「テストで良い点数を取れるように頑張ってね!期待してるから♪」
というやつだ。
正直な所こういうことを言う人は嫌いです。
百歩譲って親が勝手に設けた目標を達成できなくても、文句や抗弁をたれなければ良いが、現実は違う。
現実は
・「どうして100点取れなかったの!?」
・「ちゃんと勉強したの!?」
・「そんなんじゃ、良い学校いけないよ!?」
・「あなたのことを心配して言ってるんだからね?」
などと平然と言う。
仮にあなたがこういうタイプの人間なら、今すぐ変わってほしい。
特に子のいる親ならなおさらだ。
子どもの心を殺さない様に気を付けて下さい。
おわりに
本記事は、あなたや子供の心を守るために必要な考え方です。
時と場合によっては、「期待」するのも良いでしょう。
しかし、私の経験上「期待」にあまり効果があるとは思えません。
どちらかと言うと、小さな成果を得るために大きな物を失っているような気もします。
もし本記事で分からない所や疑問点があれば、コメント欄に書いてみて下さい。
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