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2024年7月21日 09:16
私は そちら側には行けない背筋をピンと伸ばして爪の先から花の香をさせ肩の辺りから浅紅色の気配を漂わせる人達の中には…空気の中に線を書く通学電車の窓から海を見た反射する光を自分の色にして広がっていくまた違う顔色をして波打つ私は いつもその先へ行きたかった電車は沢山の人間と私の重さを乗せて鈍く進んでいくゆらゆらゆらりゆらゆらり…自分の周りにも太い線を書く跨げば自由になれ
2024年5月13日 09:15
「おはよう。」私は 新しい朝の空気に挨拶をする(空気は 小刻みに振動する。)今日までの歴史に袖を通してお気に入りの服を着る様に…失敗した事や忘れたい事はカラフルな靴下の中に隠すの真っ直ぐに歩いて行くための秘訣素敵な言葉を話せる様にオレンジの口紅を塗りましょう(つけたこともない明るい色。)誰も聞いた事がない魔法の言葉が思い付くかも(私は誰かと新しい話がしたい。)
2024年4月11日 09:15
気付いたら 煙はあがっていた新鮮な空気さえ 黒く沈んでいくいつ火は放たれるのか命は燃えていくのか私には知る由もないけれど急速に世界を取り巻く重い風に私の魂は押し潰されていく動き始めたものたちを止める術はないのか?煙は匂いを引き連れて私達の世界を侵食していく纏わりついた焦げた匂いは私の鼻の奥をツンとさせた見えても見えなくても辛くてもいつかは消えてしまうのだから皆
2024年2月15日 09:15
太陽の光を浴びてずっと僕の隣で生きてきた君同じ空気を吸って同じ水を飲んで風がそよげば二人で揺れたねぇ教えてくれよあの小さな手がどうして君だけ連れて行ったのか僕は、ここから動けないどうして君だけ連れて行ったのか僕は、ここで枯れるのを待つだけまた茎が伸びていつかは大きな花が咲くだろうでも、それは君じゃない僕が望んだ君じゃない君がいなくなることなんて僕は一瞬
2023年8月30日 09:18
空間は、空気が薄すぎて僕はふいにソトに放り出される救いの手を求めるのにはまだイロイロ足りてない僕は何かを残せたか??鮮烈に強烈に熱烈に誰かの心にいやあなたの心に…まだ足跡も傷跡も爪痕さえも残せていない気がするのだここで咳き込んでは何かの空気を壊す気がする破壊神にだけはなりたくはない立ち尽くす僕に誰かがリズムを与えてくれた誰かが背中を押し
2023年8月18日 09:01
頭が痛くなる頭が痛くなる視線で皮膚が痛くなるあの人達は言葉というものを話して誰かを一人にするのが好きらしいおもしろがるの好きらしい空気が濁っているのは腕が重たいのは人が沢山いるからだ何かの規格に僕がハマらないのならこの足から根を張って淀んだ空気吸い取ってゼロにして自然に還してやろうその時は余計な言葉も痛みも思いも分からないから今よりずっと