Haze

東京・札幌→アメリカ大学/院→ネパール→(都庁・コンサル)→ベルギー。 マイペースなH…

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東京・札幌→アメリカ大学/院→ネパール→(都庁・コンサル)→ベルギー。 マイペースなHSP/Aro-Ace、ミュージカル・プレゼン大好きな感覚派。 Hazeは見たことのない天気。

最近の記事

口から生まれてきた人

今朝、考えていて、浮かんだので、書くことにした。 高校でのこと。このあとのことです。 生徒会高校に入ったら、生徒会に入ろうと決めていた。理由は、親友がやっていて楽しそうであり、私も執行委員会に入りたかったのだが、嫉妬されて入れなかったからである。 高校に入って2日目に生徒会室に行き、入りたいです、と伝えた。その日ほかにも入って来た子たちがいて、一緒に帰ったことを覚えている。 高校はなかなかにstressfulだったが、生徒会室に行けば落ち着くことができた。先輩も同期もみん

    • ミュージカルのあと

      フランス語、オランダ語、帰化コース、ミュージカル、大学院の授業、家族の訪問。すべてが同時に終わった。 私はまるで、部活を引退した受験生のようになりながら、空いた時間に予定を入れていった。 歯医者年に一度クリーニングに行っているので、そろそろ行く時期だよな、口なのでミュージカルのあとに行こうと思っていた。 ただし歯医者は予測できないところがちょっと怖い上に、ここはベルギーである。英語のできるところで保険のきくところを探さねばならない。しかも予約が電話のみで抵抗もあった。 行

      • そもそも男が好きじゃなかった

        Bobにアイロンで少し巻いた髪。星野源のUTパーカーにズボン。 Musicalsが終わってからは、こんなスタイルになった。前にポケットがあるのって便利だよね。 ヘアカット少し短くしたいな、としばらく思っていた。Musicalで男役をやらなきゃいけなかったけれど、それが終わったので、housemateからいい場所を教えてもらった。 「いつも、同じような、こういうかんじなんですけど、切りたくて」 「なんで髪型変えたいの?なんで今なの?」 「気分転換に」 そうして私はBobに

        • 触媒な彼

          友達と話していても思うことなのだけど、まあまあ長くつきあっていて、そこから出ないと…というとき、別れるための触媒のような人が現れると思う。Partnerとはできないことも、ほかの人となら、こんな可能性もあるんだよ、と見せてくれる。 その人とつきあうことはないけれど(もれなく振られる)、そうして私たちは別れ、しばらくすると、また合う人を見つける。今回はそんな人の話。 インサイド・ヘッドこの話を思い出したのは、Inside Out 2を見に行くことにしたからである。 Insi

        口から生まれてきた人

        マガジン

        • 回想
          14本
        • Musical
          11本
        • Asexual perspectives
          6本
        • Lifework/Career
          2本
        • コンサル脱出劇
          11本
        • ベルギー奮闘記
          37本

        記事

          Final Week Rehearsal

          現実世界に一歩入った私は、私として生きて行くことにした。 いままで眺めていた世界に、一歩踏み出す。私も当事者になる。 だからって何があるわけじゃないけど、私はとても軽くワクワクしている。まわりを見て合わせるんじゃなく、自分で好きにやっていい!発揮していい!と。 何より…dream school!が消えて、とても楽になった。良かった。 Final week Mondayいつも通りのrehearsalに行く前に、一歩前に出て、自分の形に入るイメージをした。入ろう。 そうして、

          Final Week Rehearsal

          遅れて来る怒り

          インターンの応募をしているときに、コンサル時代に言いたかったこと、怒りが出てきました。 私は当時、げきおこだった。怒っていて、嫌だったけれど、そう感じていることすら当時はわからなかったし、わかっても怒鳴るわけにはいかなかったから、自分を責めることで、なんとか封じ込めていたらしい。 昭和Bosses含め、まわりのおっさんたちは、基本的に誰もましじゃなかった。 どれも昭和の"男は犠牲者で、仕事しかない"な人生を送っていて、私とはまるで合わなかった。 以下、言われたことと、私が

          遅れて来る怒り

          現実世界に入り込む 4/27

          本気でやる… 前日からの思いを、どうしたらいいのか?と思っていた。 そうして、いつものように、Musicalに行った。 All day rehearsal朝一な上に、こんな心境だったけど、不思議といろんな人が声をかけてくれて、近くに来てくれた。吸い取ってくれようとしているのかな、やっぱり近くにいるのは気になっちゃうな、遠くに行ってほしい自分がいるな…と思いながら、なぜこの子は何も言わずに私の横に座っているんだろう…と不思議だった。 この日はdress rehearsalだ

          現実世界に入り込む 4/27

          パラレルワールド 4/26

          朝、目が覚めて、このときのことが降りてきたので、書いた。 で、ここから書くことは、言うのもおこがましかったけれど、実は興味があった学校…とは言っても、学校そのものに興味があったのではなく、それに付随する何かがほしかったのだろう…という、よくある私の"名詞の夢"の話である。 Dream school家庭や学校の環境が悪く、自分のpotentialを活かしきれなかった、という感覚が長いことあった。もし何かが違っていたら、私は今もっといい場所にいるはずなのに、それに値するのに!

          パラレルワールド 4/26

          Saturday rehearsal 4/13

          Spring Break最後には、いわゆるリハーサル、通し練習が週末に始まった。 Rehearsalということで、まわりは緊張していた。過呼吸かな、大丈夫かな、と思う子も何人かいた。 私はといえば…1mmも緊張しなかったな、と気づく。なぜだろう?と思えば、ひとりじゃないからだと思う。演技はかけあいである。Energyを交換し合っていると言うこともできるかもしれない。反応を見せる。それも演じるということである。私はひとりで出て行くscenesが多いのだけど、すぐにほかの人がや

          Saturday rehearsal 4/13

          ロシアから母 4/23-24

          Morning classFunny rehearsalの翌日は、morning classがあり、久々にcohort memberと会った。前日には心配していたものの、Class自体は問題なく、いやそれ以上に、予想外に良かった。時間がなくなったこともあってrushedだったのだが、同じtopicの子が話しかけてくれたりもし、"coffee or sandwich?"についていくことになった。 Coffeeそこでわかったのは、その場にいた2人が、internshipをすで

          ロシアから母 4/23-24

          Brussels Pride

          まさか、仲間とPrideに参加する日が来るとは思わなかった。 ParadeMusicalが終わった翌週にはPrideがあり、仲間たちと行くことになった。近くのBelchickenで会ってlunchのあと、普段私はbus1本なのだが、metroを乗り継いだ。こういう行き方もできるし、metroのほうが好きな人にはいいだろう。時間もほぼ変わらない。 Central Stationに着いてみると、face paintをしていたり、flags as capesで着ている人が多かっ

          Brussels Pride

          ミュージカル2日目

          2日目のMusicalからafter party/打ち上げまで、盛りだくさんの楽しい一日だった。 幸せすぎて叫びたい。なんなんだこれはーーっ!!! Morning2日目のあと、いわゆる打ち上げ、afterpartyがあることはわかっていたし、暑かったので少しおしゃれなdressを着て行った。メイクは初日とほぼ同じ、アイシャドーペンだけ色を変えた。 道すがらhousemateとすれ違い、服をほめてくれた。 「ところで…家の前にdog poopが落ちているから」 「わかった…

          ミュージカル2日目

          Musical Spring

          入るまでも感動だったが、入ってからは毎週練習を重ね、まわりとも打ち解けていった。 Spring年内に、あるsceneの練習があり、"休み中にせりふを覚えてきてね"、と言われた。帰省中はあまり練習することなく過ぎてしまったが、休み明けexam periodのあとにも、少し時間があると言われていた。 そうしてSpring semesterになり、初日はAct 2のtable readだった。 久しぶりに仲間に会えてうれしいんだな、とつい笑顔になってしまう自分に思った。それから

          Musical Spring

          Genderまわりのこと

          Gender/Sexual orientationまわりで、これまで見てきたことを書いてみました。 勇気のある子留学するための学校に入った初日の夜。その日会ったばかりのクラスメイトが、テレビでcoming outをしていた。 私は夏や1カ月前の講座を受けていたので、クラスのほとんどが知り合いだった。簡単にみんなで自己紹介を、ということで、クラス形式ではなく、歩き回りながら1対1で話す、というものだったように思う。 その子は、にっこりと、名前を言った。いい印象だった。 そ

          Genderまわりのこと

          大人の反抗期

          通常思春期・反抗期が来るべきときに、私はそれどころじゃなかった。元々emotional neglectな家だったことに加えて、転校からの大事件が起きてすっかり自信を失った私は、そのまま自信のない子供時代を過ごした。 反抗期がなくても、問題なく自立・相互依存に行ける場合もあるらしいけど、私はそうではなく、大人になってから反抗期が来て(ようやく!)、両親と連絡を絶つことになった。 母と連絡を絶つ母とは、病気休暇を取りながら引っ越して実家を出たあと、年明けには家に行ったのだが、

          大人の反抗期

          感情的ネグレクトな家に育つ

          数年向き合った甲斐あって、今は両親を手放して愛を受け取ることができているのだが、私はいわゆるネグレクトな家に育った。 今日は、"感情面でのケアがなかった"ことについて、書いてみたいと思う。 うちは普通じゃない?アメリカで私には…boyfriendができた。色々あったのだが、私はここで初めてunconditional loveを感じることになった。 …ってことは、これまで家庭では愛されているって感じてこなかったってこと? それがきっかけで家族と向き合うことになり、心理学の原書

          感情的ネグレクトな家に育つ