渡邉 宗季

バルセロナでフリーランス🇪🇸/ 教育からサッカー文化の発展を『にゅーびだ』代表 / Jo…

渡邉 宗季

バルセロナでフリーランス🇪🇸/ 教育からサッカー文化の発展を『にゅーびだ』代表 / Johan Cruyff InstituteにてフットボールMBA修了 / CENAFEにてスペインサッカー指導課程レベル1修了 /

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第一話 非エリートにできること「暴走」

note始めました。ついでにtwitterも発信用のアカウント作りましたんで興味ある方は見てって下さい。ぼちぼちやっていきますので、見て下さる方の暇つぶしにでもなれば幸いです。 SNSに関してはこの10年ほどもっぱら見る専門で、むしろ人には知られたくない、興味持たれたくない、仲の良い人だけにさえ伝われば良いや、ってスタンスでした。この9月にバルセロナにやってきて、そこで出会った方の声もあり就活:授業のまとめ:誰かのため = 4:5:1 の感覚で発信していきます。誰かにとって

    • BOOK REVIEW#7 "King Lear", by William Shakespeare, translated by Tetsuo Anzai, Kobunsha

      King Lear is the most famous tragedy written by William Shakespeare. Its plot is even used by a famous Japanese film director, Akira Kurosawa, for his movie, "Ran". This is a very traditional, ethical, and universal lesson for being a huma

      • BOOK REVIEW#6 "Leading: Learning from Life and My Years at Manchester United", by Alex Ferguson, Michael Moritz, translated by Naoko Kita

        Sir Alex Ferguson, the most famous, successful and legendary football coach, who created the golden era of Manchester United (1986-2013). Through his career, we can learn how to achieve success in our life. As the title, "Leading", the boo

        • BOOK REVIEW#5 "Nihon Gai-shi -Unofficial History of Japan", by Rai Sanyo, translated into modern Japanese by Takeshi Nagao

          This is the best-selling book at the end of Edo era, accomplished in 1826, and published 1829 by a historian, Rai Sanyo. * Edo period (1603-1868) It's said that the content is somewhat inaccurate for the lack of data, but Sanyo's point of

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          書評タイムズ#4 「物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代 (岩根 圀和 著 / 中公新書)」

          書評シリーズ復活です、複数冊同時読みしていたらどれも中途半端になって…読み切ったやつから随時書いていきます。 せっかくスペインにいるんだからってことで、改めてスペイン史をおさらい。スペイン史を細部まで網羅しているというよりは、現代に至るまでの大きな契機をピックアップしている本書。その当事の人物目線による、物語調の作品になっている; 第1章 スペイン・イスラムの誕生 第2章 国土回復運動 第3章 レパント海戦 第4章 捕虜となったセルバンテス 第5章 スペイン無敵艦隊 終

          書評タイムズ#4 「物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代 (岩根 圀和 著 / 中公新書)」

          書評タイムズ#3 「タイタンの妖女(Kurt Vonnegut Jr. 著 / 浅倉久志 翻訳 / 早川書房)」

          1959年に発刊されたこの著書は「SFハードボイルドファンタジー小説」とでも分類できるだろうか。ただでさえ小説や文学が苦手な自分にとっては、ハードボイルド調の遠回しな描写や、独特な和訳の言い回し、突飛な物語の展開によって更に理解に苦しめられた。 著名人も絶賛するという作品でもあり、個人的に注目しているメリトクラシー(能力主義)の概念を理解する上でも興味深いと考え読み始めたが読み始めのうちは苦痛(笑)思わずネット上の解説を漁り、登場人物や物語の流れを確認。表現にも慣れてきてや

          書評タイムズ#3 「タイタンの妖女(Kurt Vonnegut Jr. 著 / 浅倉久志 翻訳 / 早川書房)」

          書評タイムズ#2 「奇子(手塚治虫 作/手塚プロダクション)」

          手塚治虫といえば「鉄腕アトム」「ブラックジャック」に「ジャングル大帝」あたりがまず皆さんには馴染みがあるのではないか。子供でも楽しめるような作品が多い中、この「奇子(あやこ)」はかなり刺激が強く、内容も終始重たい漫画になっている。 舞台は第二次世界大戦後の昭和24年、GHQが日本を統治する時世。ある地方地主の家族を取り巻く殺人事件と、実際に戦後日本で起きた様々な事件が絡み合い、ミステリー色も濃い作品。GHQに人員整理を迫られた国鉄の下山総裁が失踪し、轢死体で見つかった下山事

          書評タイムズ#2 「奇子(手塚治虫 作/手塚プロダクション)」

          書評タイムズ#1「オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側(後藤逸郎 著/文春新書)」

          これから読んだ著書に関し、知識の整理がてら書評をまとめていきます。よければお付き合いください! 五輪史上初の延期・無観客開催となった今夏の東京オリンピック。日本人選手の活躍で盛り上がっていたようですが、スペインでは時差もあってかさほど話題にならず。 開催に至るまでのゴタゴタやコロナパンデミック、そして直前のスキャンダルに不安を抱き、嫌気がさした方もいたことでしょう。僕自身、そんなたちです。 個人的にオリンピックに対してはこんな疑念がずっとありました; アマチュアの大会

          書評タイムズ#1「オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側(後藤逸郎 著/文春新書)」

          #2-6 EURO2021に初出場 "北"マケドニア

          久しぶりにフットボールネタ書きます笑!昨日(11/12)コロナの影響で開催が2021年に延期されたEURO2020の出場国が全て出揃いました。 <引用:Marca> EURO2020に合わせて昨年スペイン留学を決行したってこともあり、コロナで延期されたものの開催に向けてこ

          #2-6 EURO2021に初出場 "北"マケドニア

          #2-5 医学部不正入試から考える理不尽との付き合い方 3/3

          この2週に渡って、1:医学部受験の概要、2:なぜ不正が起こるかについて書いてきましたが、3週目の今回が最後になります。いわゆるエリートといわれ、日本の偏差値社会のトップを目指す医学部受験の実態を知る事で、自分の生き方を考え、少しでも良い方向に持っていくきっかけにしてもらえれば幸いです。最後のテーマは「理不尽にどう立ち向かうか」です。 合格者の玉突き大移動このシーリーズ第1回めの記事で述べたように、私立医学部受験では1人の受験生が複数の大学を受験するという性質上、複数の大学に

          #2-5 医学部不正入試から考える理不尽との付き合い方 3/3

          #2-5 医学部不正入試から考える理不尽との付き合い方 2/3

          前回から3回に分けて医学部入試の不正に関して記事を書いており、今回はその2回目。前職で医学部専門予備校の教務・運営・英語講師を6年ほどしていた経験から思うところをツラツラ書いています(たかが6年されど6年)。 「不正は悪」「努力した者が報われるべき」とか勧善懲悪論を述べたいのではありません。グレーゾーンまみれの言いたいことも言えないこんな世の中にどう向き合い生きていくか、この記事が誰かのヒントになれば良いなと思ってます。医学部受験の概要に関してはこちらの記事に書いているので

          #2-5 医学部不正入試から考える理不尽との付き合い方 2/3

          #2-5 医学部不正入試から考える理不尽との付き合い方 1/3

          最近、医学部受験関連ニュースが目に止まったのでちょっと思う所を書いてみようと思いました。3回に渡り「①医学部受験の概要」「②なぜ不正が起きるか」「③理不尽にどう立ち向かうか」についてツラツラ述べていきます。 医学部受験と不正2018年に東京医科大の不正が明るみになって、この年度の受験は大きくうち(当時勤めていた医学部専門予備校)の生徒にとって追い風となりました。 多浪生や再受験生が多いのですが、例年より多くの生徒が受かったんです。前年からの継続生(受験に失敗し引き続き同じ

          #2-5 医学部不正入試から考える理不尽との付き合い方 1/3

          # 特別編 「にゅーびだ-New Vida-」学校作りましたという宣伝と「塞翁が馬」のお話

          教育から日本サッカーの発展を2020年9月21日オンライン教育サービス「にゅーびだ -New Vida-」をスタートしました。偶然にも敬愛するB'zのデビューと被ってしまいましたが、最初は狙っていませんでした(途中から狙いました)笑 海外挑戦・キャリア形成をテーマに、オンラインで学び・繋がる・少人数制の学校です。スクール開校のきっかけは、バルセロナでのMBAやその準備を通し日本のサッカー文化が発展し、日本人選手、日本代表が世界で活躍するにはどうしたら良いか?という答えを自分

          # 特別編 「にゅーびだ-New Vida-」学校作りましたという宣伝と「塞翁が馬」のお話

          #2-4 習い事×お金×競争社会

          バルセロナの新監督にクーマンが就任&鉄人ラーションがコーチとしてカムバック、ダヴィ・シルバがソシエダに移籍、鹿島のウッチーこと内田篤人選手が引退表明と、自分にとってフットボール関連のビッグニュースが多い今週。 個人的にもCENAFEへの入学手続き、ビザ延長&個人事業スタートの準備で、色々動いております。1つクリアしたらまた次にやることがあり、面倒ですがとロープレ感覚で楽しんでもいます。 習い事の目的この1ヶ月ほど事業準備のため、同年代の子持ち世代に教育に関するアンケートに

          #2-4 習い事×お金×競争社会

          #2-3 エリート×守破離×岡田メソッド

          「新しい教育」の形を探るべく、この1ヶ月、日本やバルセロナの友人にインタビューを敢行しております。先日は小学校教諭をしている高校サッカー部時代の友人たちと、今の学校教育について思わず熱く語ってしまいました。アホだとお互い思っていた戦友が逞しく成長していることにお互い驚いたことでしょう笑 その中での気付き、自分が考える教育のあるべき姿、そして岡ちゃんこと岡田武史さんの「岡田メソッド」にも出てきた「守・破・離」の概念について今回は触れていきます。 高学歴は日本に残るその教師の

          #2-3 エリート×守破離×岡田メソッド

          #2-2 韓流×夢×反面教師

          虹プロジェクトなるものが流行っていると、日本にいる友達だけでなく欧州在住日本人の間でも話題だったので視聴。僕ら世代なら、アサヤンを思い出した人は多いのではないでしょうか?正直、2話だけ見て「もういいや」ってなってしまいましたが、思うところもあったので諸々書いてみます。 韓流ブーム2000年代半ばに韓流ドラマが流行り出し、うちの叔母も家に誰かわからん俳優のポスター貼ったりしてました(いまだに実家に貼ってある)。韓流ブームといえば、2008年にサンフランシスコに留学時、韓国のク

          #2-2 韓流×夢×反面教師