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将来なんて誰もわからないという話

「将来が不安だ。」

「この先自分はどうなってしまうのか。。」

将来の不安は考えるとキリがないものです。

不安に感じることは決して悪いことではなく、不安に感じるからこそ人は学んだりがんばったりできるものです。

私個人的には将来どんなことが起きるのかわからないので、考え過ぎないことにしています。

私がまだ大学生だった頃、某ハウスメーカー会社に入社しました。

入社当時はまだ上場もしておらず社員は100人いるかいないかの会社でした。

とにかく勢いがすごくて若い人も多かったので社内が常に活気づいていました。

つくってもつくっても追いつかないくらい家をつくっていたのを覚えています。

その会社には6年在籍していましたが、あっという間に上場していき、社員数は400人近くまで増えていました。

私は家以外の建物にも興味があったので設計事務所に転職したのですが、その会社を退職したのは東証一部上場してノリに乗っている時でした。

退職と聞くとマイナスのイメージを抱く人も多く、特に身内は否定的でした。

「なぜ上場企業を辞めるんだ?」

「安定してるんだからいればいいのに。」

当時はそんなことばかり言われていたのを覚えています。

大企業となった会社でしたが、今はどうなったのかというとまさかの大手ハウスメーカーに買収されて子会社となっています。

上場も廃止となっていてかなり驚きでした。

中でも印象的なのは、私が退職した当時にマイナスなことを言ってきた人たちが手のひらを返したように「あの会社にいたら大変だったなあ。」と言ってきたことです。

「あれだけ否定してきたのにその感じなんなんだ?」

これだから大人は信用できないんだよなぁ。(私も大人ですが笑)

私が退職した約10年前の当時、いったい誰がノリに乗っている会社が将来買収されて上場廃止となる未来を想像できたでしょうか?

おそらく誰も想像なんてできなかったはずです。

何が言えるかというと「世の中に絶対はない」ということです。

将来安泰だと思っていたものもいつ崩れるのかはわかりません。

逆にいえばこれからその会社がV字回復していくかもしれません。(そうなることを祈ってます)

将来何が起きるか予測なんてできないので不安なんて、もしかしたら考え過ぎても仕方ないのかもしれません。

コツコツ生きることも大切ですし、同時に今を楽しむことも大切です。

「今を生きろ。」という言葉がしみてくる今日この頃です。

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