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文学トリマー[ショートショート]
私はいつ変わってしまったのだろう
いや、変わってなんかなくて
最初からそうだったのかもしれない
これが大人になるということなんだろうか。
こんなよくある退屈な台詞を吐くことだけはないと思っていたのに
私のところには、
たくさんの方が訪れる、お年を召した方から言葉を覚え始めた子までいろんな方が
でも、私が出会いたい、成りたかった憧れの人たちは無自覚でしかやってこない。
私のとこに来るのは、
記憶冷凍_ショートショート
この青く冷たい世界に争いは無く、とても静かなところだ
争いだけでなく、娯楽も歴史も無い、
みんなも空っぽだ
生きているのに、
ここは暑くてもいつも冷たい。
でも私はみた。赤い世界を
ここに、確かに明るさや暖かさがあったのを
探した、冷たさを感じなくなるほど、
とにかく探した
そして私は見つけた
その後は来た道を戻り、世界を回った。
「それ」は在るけど、見えない
個々で違うし、娯楽や歴史