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COVAでは松本シェフ、東尾さんと一緒に働いてくださる料理人を募集します -1

どんな人と働くか。
仕事を選ぶときの大きなポイントです。
この度COVAで働いてくださる料理人を募集するにあたり、松本シェフと弟子の東尾さん、おふたりの人柄や大切にしていることなどを3回にわたってお伝えします。
松本シェフの料理についてはこちらをどうぞ

松本シェフは使う素材をできるだけじぶんの目でみて仕入れをします。
魚市場や畑に直接足を運び、漁師さんや生産者さんと話をしてそのとき最良の素材を手に入れています。
仕入れ先に同行させてもらいながら話を聞きました。


1.地元の魚市場でその日に欲しいものを

初秋と呼ぶにはまだ暑さの残る9月の朝早くに、松本シェフの地元漁協をたずねました。
仲買人がセリをする市場には、次々魚が持ち込まれます。

釣ったばかりの魚がやってくるのを待っています

欲しい魚があるときは、仲買さんを通して仕入れをしています。
魚や相場の話、ときにはおいしい食べ方など漁師さんから聞けるのも市場に足を運ぶ大きな理由です。
松本シェフが最も頼りしているのが、幼なじみの漁師さん。
保育所からの付き合いなので、一緒に釣りにも行く気ごころが知れた仲です。季節ごとにどういう魚がでているかわかってはいますが、直接見て、聞いて。

目をひく色目が特徴

いきのいいレンコ鯛です。
干物にするとおいしいので、COVAではシェフお手製の干物として朝食に並ぶこともあるのだとか。
どの魚もみずみずしく、素材を見ただけでどんな料理になるのかワクワクします。

右下には白甘鯛も

メニューが決まっていても、欲しい魚がない場合は別のものを仕入れたり、おいしそうな魚があればそれにあわせたメニューにと柔軟に対応しています。


なんと大物が登場しました!

近海で獲れたマグロ

松本シェフもマグロを釣りにいくそうですが、まだ釣ったことはないと笑顔で。

そろそろ陽がのぼってきました
真剣な眼差しでお客さまのおいしいを探します

2.料理人4年めになる東尾さんのこと

東尾さんは今年で料理人4年めです。

口数は少なく職人気質

大学3年生の時に、新しい扉を開いて料理の道に飛び込みました。
何か大きなきっかけがあったわけではなく過ぎてみるとそういうことかと感じる、と東尾さんは言います。

元々料理が好きで、中学生の頃から友人に振る舞っていたそう。
松本シェフと同じエピソード!

高校進学の際、料理に特化した高校も選択肢にありましたが、その時は具体的なイメージができなかったため進学校を選び、そのまま理系の大学に進み研究者を目指しました。

料理のたのしさを思い出したのは、うどん屋でのアルバイトでした。
親方の揚げる天ぷらとじぶんのつくるものの違いはなんだろう。
そこから料理を生業としていけるのかを考え始めました。

油の温度を見極めて…

卒業まであと1年でしたが大学を辞め、専門学校に通い、一から料理を学びました。貯めたアルバイト代と一部親から援助をしてもらい、入り直した調理専門学校で松本シェフと出会いました。

授業以外の学びの場に参加する貪欲さが周囲の学生とは違っていたと、東尾さん自身も振り返ります。
松本シェフも講師として授業を受け持つ生徒のなかに、やる気のある若い子がいたら一緒にはたらきたいと思っていたそう。
後悔のないよういろんなところをみつつ、選択肢のひとつとしてどう?と誘ったところ、東尾さんも松本シェフの面倒見のよさを直感で信じ、師弟関係が始まりました。

料理ひとつひとつ、大切なポイントを伝えます

東尾さんは今4年目。
先が見えないしんどい時、と松本シェフは言います。

じぶんがこれまでやってきて、たのしい職業だというのはわかっている。
でもなぜ辞めたい時期があったかというと、先輩がつらかったり働く時間が長かったり。
たのしいと感じられるようになってからは、時間の長さより喜ばれたり充実感が大きくなっていった。

松本シェフも、4年めにホテルの料理人から料理店に転職をしました。
親方や先輩から言われる仕事が多過ぎてよく忘れたそうです。
「あれやっとけ。これやっとけ。まだやってないのか。」
周りが先輩ばかりのなか言い返すこともできず、冷凍庫に入って頭に血が上るのを落ち着かせたこともあったのだとか。

そのうち周りが見えるようになってくると同時に、いろんなことができるようになってきました。
じぶんは今できないのだから、これまでの経験をなくしてゼロから始めるつもりで。時間内に終わらなければ残って調理場をきれいにしたりと、できることをしていこうと切り替えられたと言います。

そうするうちに仕事も覚え、親方の信頼も得られていったそうです。
同じことの繰り返しでつまらないと感じたこともありましたが、5年目くらいから少しづつ任せてもらえるようになって面白くなってきました。
洗い方から始まり、一人前になるまで早くても10年。

この間に得た知識や経験がないと調理場を回すのは難しい、と松本シェフは言います。
東尾さんには、確認だけすればじぶんで進めていっていいと責任のある仕事をどんどん任せています。

COVAでは季節の機微に合わせて次々とあたらしいメニューに変わります。
またお客さま毎に求められるものも異なるので、東尾さんもまだまだ慣れないそうですが、お客さまの「おいしい」のひと言を聞くと全て吹き飛ぶそうです。松本シェフも同じことを言っていました。

一緒に「おいしい」のひと言を聞いてみませんか?

3.COVAでは一緒に働いてくださる方を募集しています

採用について
https://kakudapearl.jp/recruit/#recruit_point
COVA未来の里海準備室
TEL:0596-28-0231(担当:本多)

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