【35歳未経験ワーママ転職物語①】〜17年間も何をしてたの?〜学生編~

18歳で思い描いたインテリア・建築業界への憧れ。
35歳までそこにたどりつけなかったのはなぜ?17年も何してたん?と思われたと思うので、まずは人となりを綴っていこうと思います。

さらっと概要だけ見たいという方はこちら。


最初は学生編。

インテリア業界が気になりだしたきっかけ

高2の頃。大学の進路を決める時期にさしかかります。

中学時代に本気で目指していた漫画家という大きな夢を高1であきらめていた私は

「私の好きなことってなんだろう。仕事にしたいことって何だろう。」

と考え直しはじめました。

とある期末テストの時、問題が早く解き終わって(あきらめてたのかな笑)ひま~になった私は、テスト用紙の裏に模様替えのイメージ図を書いていました。

そういえば私、模様替えがめちゃくちゃ好きだったんです。

うちの家庭は転勤族で、幼少期の頃から10回以上引越を繰り返していました。
部屋が変わるたびに、通販雑誌とか家の広告を見て妄想を膨らませているような学生でした。

次第に

「いろんなパターンの家具とか小物を試したいな~。これ、仕事としてあるんちゃう?ありそう!これが仕事になったら最高じゃないか。」


と思いはじめ、調べて見つけたのが、インテリアコーディネーターというお仕事でした。

高校時代にそう思ったんなら大学時代はどうしたの?

でも結局、大学は文学部英文学科に行きました。
エスカレーター式の私立中高に通っていた私は、何も問題がなければ、そのままその上の大学に行くことができたんです。
でも、その大学には建築学科がありませんでした。

高2の終わりぐらいに建築学科がある大学を受験したいなって思っていろんな大学や専門学校のパンフレットを取り寄せてみたのですが、母に受験しないでくれって言われました。
今まで何のために私立の中高に高いお金を払って通わせていたんだって。

でも母の気持ちもわかりました。
高3の時、父が病気で他界していたんです。

これから父無しで子育てをしなければならない中、私が既に決まっている有名私大の進学を蹴るということはあり得なかったのだと思います。

勉強するなら自分で頑張ってほしいと言われ、大学在学中、年齢制限が撤廃したばかりのインテリアコーディネーター資格を取ることを決意しました。

大学時代はインテリア業界に一直線

英文学科に通っている私は建築学科に通っている子たちより就活に不利になると思い、あらゆることを頑張りました。

家具屋さんでアルバイトをしながら、資格のスクールに通い、2回生のときにそれなりに難関のインテリアコーディネーター試験に合格。

同時に資格取得日記もかいて、「大学生インテリアコーディネーター」と検索すれば、すぐにブログが上にあがってくるようになりました。

そこから単独で仕事もいただきましたし、地元の家具屋をやめ、有名インテリアショップのアルバイトを経験することもできました。

また当時流行っていたMixiで「大学生インテリアコーディネーター」というコミュニティをたちあげ、管理人をし、同年代の友達と交流を深めることもできました。

なんかすごい一直線で突っ走っていたな、って当時を振り返ると思います。

でも就活の時、私はぶれてしまいました。

就活って心がすり減るよね

就活が近づいてくると自己分析とかしますよね。
インテリアといっても色々ある。私は何がしたいの?ってなったとき、
ゼクシィに出てくるような結婚式場のテーブルコーディネートにすごく惹かれている自分がいました。


「確かにインテリアにちょっと似てるけど・・」と思いつつも、何が正解かわからなくなった私は、大学3回生のときにアルバイト代を注ぎ込んでウェディングプランナーの専門学校に通いました。

同時に、業界の中身を知ってみたいと思い、ブライダル企業のアルバイトも始めました。(プランナーの専門学校にいったのですが、結局ここで働いたことで、プランナーではなくフラワーコーディネーターに惹かれていたことに気づきます)

2月ぐらいから就活が始まるのですが、気持ちがブレブレの私が受けるのは当時夢中だったブライダル企業ばかり。そしてことごとく落ち続けます。

そんな中、経営コンサルティング会社の採用面接が何故かトントン拍子で進みました。
採用期間中もその会社には、最終的にはインテリアコーディネーターとして活躍したいんです、と伝えていたのですが(この時点でブレブレです笑)、

もし将来独立するとなると経営の知識が必要だからスペシャリストではなくゼネラリストを目指したらどうですか?とリクルーターさんにいわれ、妙に納得し、経営コンサルティング会社の内定を受けることを決意しました。

インテリア業界を受けなかったわけではありません。
ブライダル企業が全部だめだった頃、数社受けたのですが、最終選考までいった会社が1社決まらなかっただけで心が折れてあきらめてしまいました。ハウスメーカーは採用時期が遅く、受けることもしませんでした。

あれだけ強気でガンガン活動してたくせに、就活ではかなり心がすり減っていました。周りがどんどん決まる中、焦りもあったんだと思います。

せっかく経営コンサルティング会社が私に内定をくれた。人もいいし、ゼネラリストを目指してみよう!と、全く畑違いの経営コンサルティング会社に入社をすることになりました。

(社会人編に続く)

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