解決策3. 買い替えで、低周波音症候群の私が選んだ冷蔵庫

 聞こえてくる低周波音をなんとかするには、電源を切るしかなかったあの冷蔵庫。(詳しくはこちら→ 4.冷蔵庫の電源を毎日切るなんて ) 
 買い替えてまだ1年も経っていませんでしたが、あきらめました。別の冷蔵庫を探そう!

 意気込んだものの、低周波音対策の視点での冷蔵庫選びは、正直たいへんでした。売り場で実際に運転音が聞けるわけでもなく、どのような低周波音が聞こえるかは、買って使ってみないとわかりません。
 2022年製の「静か」に注目して失敗したので、「小さくて、できれば旧式の」ものを探すことにしました。例えば、

  • エコすぎない

  • AI搭載じゃない

  • インバーター制御コンプレッサーじゃない

  • 自動製氷じゃない

などなど。

 とっかかりに、前回の買い替えで手放した古い冷蔵庫が無印良品(東芝製)だったので、そのころのサイズ感に戻ろうと思い調べると、同じデザインでも現在の無印良品の冷蔵庫は、AQUA(アクア)製に。
 加えて、インバーターコンプレッサー搭載とあるので、たぶん私にはいまの無印良品の冷蔵庫はダメだろうなぁと思い、インバーターではない冷蔵庫を同じAQUAで探してみました。

 しかし、インバーターか、そうじゃないかを、どう見分ければいいのかまったくわかりません。そこで、

  • 商品の特長に「インバーター」の記載がなく、

さらに、某知恵袋で見かけた

  • 仕様の「電動機定格消費電力」を見て、「50Hzと60Hzで消費電力が同じなのがインバーター、違うのがノン・インバーター」

というアドバイスを頼りに、スタンダードタイプの中から小さいものを選びました。今度の冷蔵庫の低周波音は大丈夫だろうか? いちかばちか試してみるしかありません。

 新しく小さな冷蔵庫が届き、電源を入れてすぐ、今度の運転音にはあの最も低いドドドドド・・・の音がないとわかりました。よかった。心から安心しました。
 冷蔵庫の容量は前の6割ほど。小さくなったからか、体にかかる負荷もほとんど気にならず、冷蔵庫の電源を入れたまま眠ることができるようになりました。・・・ってこれ、冷蔵庫本来の使い方ですよね。やっと、いまの私の体にちょうどいい冷蔵庫に出合うことができました(下の写真)。

買い替えで低周波音も変化。この新しい冷蔵庫から聞こえる音には、私が苦しんでいた最も低いドドドドド・・・音がなく、やっと毎日電源を切らなくていいようになりました。

 さて、大きい冷蔵庫はどうなったか。ずっと三菱の冷蔵庫を使ってきた妹が、そろそろ買い替えたかったんだとバトンタッチして使うことに。事前に妹夫婦に冷蔵庫の音を直接確認してもらった時、ぜんぜん大丈夫ということだったので、こちらも処分するよりはと使ってもらうことにしたのです。そして、万が一体調に変化を感じるようなときは買い替えてね、とお願いしました。
 彼女によると、困りごとは、ワインボトルを立てて入れるには高さがちょっと足りないことくらいで、とくに何の問題もなく使っているとのこと。そうですよね、こんな便利な冷蔵庫ないと思いますもん。低周波音が聞こえなければ。

 


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