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起きるのが苦手な人は、ちょっと違う「日常」を設定してみる


「一歩踏み出すには、まず環境を変えてところからはじめてみよう。」

こうした言葉はよく言われています。しかし、頭で分かっていても布団から出られなかったり、ついyoutubeを見てしまったりとダラダラ過ごしてしまう人もいるのではないのでしょうか。

私も基本的に怠惰な人間なので、以前は「明日は早起きしてカフェでnote書くぞ」と意気込んでも、結局ダラダラ過ごしてしまい、気づいたら昼になっていました。そして、

「いや、今から出ても十分時間はある」

と思いながらも、

「うーん。洗濯してるから、干してから出よう」と自分に言い訳をし、結局、夕方までダラダラと過ごしてしまうこともしばしば。

そして、「今日は、何もしてないな‥‥」と後悔の念にさいなまれながら床についてしまっていました。


今日は、そんな方々がしっかりと起きられる方法を書いてみます。

まずは、私が起きるためにやった方法のあれこれを書いてみます。


★☆☆ 意志を持つ

明日は休みだけど朝早く起きるぞ!と意気込んでも、やはり”休み”という心の緩みがあると、なかなか起きられません。つい布団でゴロゴロしてしまって、気づいたら2度寝してしまいます。

また、起きたとしても「折角だから家の掃除をしよう」とか「洗濯を一気に回そう」といった”家に居ないといけない理由”を探してしまい、自分の仕事をやろうという気になりません。


私は特に意思が弱いので、あまり効果がありませんでした。


★☆☆ アラームをセットする

これも”意思を持つ”ことと同じで、休日という緩みが、体を起こさせてくれません。ほぼ効果はありませんでした。

★★☆ 荷物の配達を「午前中」に設定する

この方法は、多くの人もやったことがあるのではないでしょうか。
起きるという自分の意志ではなく、起きないといけない理由を作る。

荷物が届く時はパジャマで出ることができませんから、起きて身だしなみを整えます。これは、個人的には結構効果的でした。

しかし、Amazonで毎日注文するわけではないですし、お金もかかってしまいます。ですので根本的な解決には至っていません。しかも、一度パジャマで荷物を受け取ることに抵抗がなくなってしまうと、あまり効果はありません。パジャマで受け取ったら、そのまま布団でゴロゴロしてしまうからです。

★★★ 「午前中」に外出しなければいけない予定をいれる

これは、結構みなさんされていることなのではないでしょうか。病院に行く、クリーニングを出す、美容室に行く、友達を会う、といった予定を午前中に入れておくことで、嫌でも起きなければいけません。

これは、言うまでもなく効果がありました。

★★★ 自分へのプチご褒美を準備しておく

最も手軽で効果があったのがこの「起きた時にプチご褒美を準備しておく」というものでした。

好きなパン屋さんで買ったパンと好きなコーヒーを買っておく。好きな紅茶を買っておく。

そして、ワクワクしたまま眠る。

こういう仕掛けを設定していると、目が覚めた時に”起きなきゃ”という使命感ではなく”起きたい”という欲求に駆られて布団から出ます。そのため、起きた時の気持ちが良いです。

自分にご褒美をするということは若干抵抗がありますが、心理学領域では「外的報酬(ご褒美)」は自分を奮い立てせてくれる方法のひとつとして確立しています。これは結構おすすめでした。

成功した方法に共通すること

4パターンほど書いてみましたが、他にももっと試しています。
(ベッドで寝ない、私服で寝る、などなど)

今回、書いた中で成功したのは最後の2つ、「外出する予定を入れる」ことと、「自分へのプチご褒美を準備しておく」でした。


これらに共通することは、非日常空間を設定しておいた、ということです。

私たちは、普段、職場と家を往復しています。これはいわゆる「日常」です。しかし上記の2つは、日常とはちがう非日常の空間が設定されています。

予定を入れる、ということは、日常とは異なります。

同様に

ちょっとしたご褒美を設定しておく、ということも平日の日常ではなかなか設定しづらいことです。

こうした非日常の空間を意図的に設定しておくことで、いやがおうでも起きることができます。


休日でも朝しっかりと起きられる人は意思が強い人だ、と思われがちですが、実はそうではありません。その人たちは、自分の心の中で「非日常空間」を設定できている人なんです。

こうした人は、同じ場所にいても「今は仕事モードだ!」、「今はリラックスタイムだ!」と脳内で空間を切り替えることが出来ます。意思が強いというよりは、脳内空間の切替が無意識的に上手な人です。

これは、訓練が必要ですが、幼少期の家庭環境も大いに影響しています。
(興味のある方は下記を読んでいただけると幸いです)


こうした切り替えが苦手だな、と感じる人は、まずは意図的に非日常空間を設定しみることをおすすめします。

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