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きづいちゃった。「フルタイムの雇用にこだわらない働き方」が抱えている課題 (第7の扉)【リーダーシップ】

大きなヒントを頂いた。今「フルタイムの雇用にこだわらない働き方」が抱えている課題がここにあった。

ということで、昨日のキャリア開発24の扉の読書会は、「リーダーシップ」がテーマの第7の扉を開いた。

まず、リーダーシップとは、一般的にカリスマの上司や社長がいて、みんなを引っ張っていくこと。のように思われていると思う。

しかしもともと、リーダーシップとは、「上下関係関係なしに、定めた目的に対して、相手の行動を変えていくこと」である。と最初に出てくる。

わかり易い例は、最初に上げたみんなが、これだと思っていることと一緒。

社長が売上目標や会社の指針を示し、社員の動きを指示し(相手の行動を変化させ)、進んでいくことです。中には、有無を言わせず軍曹的に指導する社長もいると思うが、みんなと話し合いながら、進んでいく会社もあると思う。

ただ、これは指示(教示)だけではなく、相手を説得することや、意見を聞き促すこと(参加)、また、相手の状況によって委任も出てくる。 興味がある方は、SL理論®を調べてみてください。

「上下関係なしに」ということも重要で、上司が部下にだけではなく、部下が上司の行動を変えてもらうこともリーダーシップという。

つまり、目指す目標に対して、自分じゃなくて、相手の行動を変えていくことをリーダーシップと呼ぶのである。。

そのときに相手の自立度合いが、まだ低い状態(例えば新入社員)であったりすると、【教示】つまり、指示をしっかりしてあげないと、行けない。なぜなら自信もなく不安があって、能力もなくのだから、指示してあげたほうが、安心しして、能力を引き上げることができるからです。

しばらくすると、自信もついてきて、安心して働くことができるようになると、【説得】したほうがお互いにやりやすくなる。説得というよりも、話し合って、なぜこういうふうにするのか、こうしなければいけないのか?を納得してもらって作業する場面に入る。

最初っからそれでもいいじゃないかと思われるかもしれないが、自信がなく不安なときは、理由を伝えても、理解できない状態が多く、まずは手足を指示通り動かすことのほうがやることがはっきりわかっている方が安心感につながるからです。

【説得】の状況から、能力がついてくると、今度は自身がなく不安になる状況になる。例えば能力があるから一人でできるねと言われると、ちょっと不安。能力があるから、新しい人の指導をしてねと言われるとちょっと不安になる。このときには、相手と話し合って、何をしたらいいかを一緒に考え【参加】してもらうことが必要になる。

さらに自身もあり、不安もなく、能力がある状態になると、今度は任せる必要が出てくる。これが、【委任】の状態です。
この【委任】の状態のときに、声掛けを多くし【教示】すると、「私は、できるのになめられたもんだ」とおもったり、褒めてあげても、「これくらいできて当然でしょ!」とやる気が無くなる可能性もある。意見を聞き【参加】を促しても、「もうわかっている!」ってなる。

相手が【教示】【説得】【参加】【委任】のどの状態にあるか意識する必要がある。これは相手からすると、自分もどの立場にあるかをわかっておくと事がスムーズに進むことになる。

駄目な上司の悪口や愚痴を言っている人がいるが、それはそもそも駄目なパターンもあるが、そんな上司に自分がしてしまっていることはないだろうか?

動かないのは相手ではなく、動かせない自分がいるのではないだろうか?
そういう視点で考える必要がある。

これは、仕事場だけではなく、親子や家族にも言えるのではないだろうか?

子供がゲームばっかりやって、勉強しない。 勉強をすると行動変化をしてもらうために
教示がいいのか、説得がいいのか、参加がいいのか、委任がいいのか。という話である。
そこには、相手とのコミュニケーションを取り相手の状態を把握する必要がある。

さらに、内容によって、場所によって、また相手が誰かによって、この立場が変わってくるのだ。ある作業を見ると、委任として扱かったほうがいいが、違う内容になるとまだまだ教示しなければいけないと

という話を学んだ。

で、思った。今私が考えている”フリーランスを活用した「フルタイムにこだわらない働き方」”にとって重要じゃないだろうかと。

フリーランスにもレベルに違いがあるが、何か一つの技術を習得しているケースが多いはず。
会社に手伝いに来てもらおうと会社側(社長)が思って、「任せる!」と、いきなり委任にすると、うまくいくものもいかなくなる。
技術は持っているものの、新しい会社は、不安で何をやっていいか自信もない。そんな状況で任せる!と言われてもということである。もちろん技術は持っているので、段階を進むのは早いと思われるが。これは、部署の配置換えや転勤でも起こることである。

自信をもているフリーランスであってもこうなのだから、まだまだ発展途上のフリーランスにおいては、自分のスキルでいいのだろうか?相手は満足するのだろうか?と、不安に思っているはずである。

これは、受け入れる側の会社も、受け入れられるフリーランス側も、自分の立ち位置や相手の自立度合いを確認しながら、進んでいかないと大きなトラブルになると感じた。
実際には、薄々感じているのであったが、なんとかなると目をつぶってきた。

でも、今回の話を聞いて しっかり、このリーダーシップを学べる環境を作っておかないといけないなと思った。もちろん、受け入れ側にも、受け入れられる側にもである。

ヒントを貰っただけなので、この辺をどうやったら、取り入れられるかは、考えていかないといけない。

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