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【子育て】

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未来の視点から

未来の視点から

先月2歳になった息子は、よく私を遊びに誘う。
「とーとー」「ぶーぶー」

「よっしゃ、いっちょ遊んでやるか!」と意気込み私は息子と一緒に遊ぶ。
そう。遊んで「やる」のである。

我が家はこどものとも年少版を定期購読している。今月は『カッパのかんた』だ。その中に「絵本の楽しみ」という小冊子もついてくる。そこには『まてまてタクシー』の作者である西村敏雄の原稿が載っていた。西村家の父と息子2人の「ライオ

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【絵本】はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう! くぼまちこ

【絵本】はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう! くぼまちこ

私は小学校の教員をしています。今年は児童会主任。
児童会をざっくりいうと、「学校を自分たちの手でよくしていこうぜ!」っていう組織です。

児童会といえば、当番活動。「気持ちのいいあいさつをしよう!」「廊下の右側歩いてね!」など児童が呼びかけます。でも、なかなか上手くいかない。
そりゃそうだ。呼びかけで済むなら、そんな世の中なら誰も苦労しない。
「ちょっとあんた、洗い物しといて!」と言われて、気持ち

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【詩集】『妻と娘二人が選んだ「吉野弘の詩」』

【詩集】『妻と娘二人が選んだ「吉野弘の詩」』

祝婚歌で有名な、吉野弘。
彼が亡くなった後に、妻と娘二人が詩を選び、出版されました。
「吉野弘の」というより、「父の」という目線から選ばれた数々の詩。
長女のあとがきにありましたが、自分が生まれる前の父を知ることができたり、そのときそのときの父の考え方を知れたりってなんだかいいなあ。
温かさが溢れる一冊でした。

ちなみに私が読んでいていいな〜と思ったのは「虹の足」と「夕焼け」。なんとどちらも、国

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【パパ本】『ママにはなれないパパ』鈴木おさむ

【パパ本】『ママにはなれないパパ』鈴木おさむ

「父親目線の育児記」と前書きで書かれているように、鈴木おさむさんの体験や気づきが書かれています。

読んでいると「それ分かるー!!」と声を出して笑ってしまったり、「そうそう、そうだよなあ」と思わず目頭が熱くなったり。父親として、読んでいて勇気が湧いてくるような本でした。

その中でも心に残った箇所をいくつか。

育児にちゃんと向き合う男性のことをイクメンというんじゃなくて、父親と言うんだよ

ある

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【パパ本】『子どもの病気・おうちケア』佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクトチーム

【パパ本】『子どもの病気・おうちケア』佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクトチーム

ことプロジェクトチーム、「昔に比べて親が子どものちょっとした変化や育児についての相談をしにくくなった。不安や悩みをパパやママだけで抱え込んでしまいがち」というところから、そんなパパママに役立つものをつくりたいとして自治体と医師会と協力して本をつくってくれたんだからほんと、ありがたいなあ。

しかもマンガと説明のサンドイッチで話が進んでいくから、僕みたいな「なんかちょっと育児の説明書は敷居が高いなあ

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