山口海音(かいと)

茨城大学人文社会科学部3年生です。多くの豆の種類や抽出方法がある珈琲を入れる過程が好き…

山口海音(かいと)

茨城大学人文社会科学部3年生です。多くの豆の種類や抽出方法がある珈琲を入れる過程が好きです☕️同様にいろんな人とつながり、つくる過程が好きです。支えて、応援したいと思っています!文章を継続して書く場として、利用していきます! Tsukuba Place Labでお待ちしています!

最近の記事

たった一人の熱狂、読書感想文

争いの絶えない場所を修羅場という。阿修羅という永遠に戦いつづける神から名付けられた。三城徹さんの生き方はまさに阿修羅のような正面突破だった。常に自分を修羅場に置きつづけている。 僕はもっと、もっと、もっと熱狂しなければいけないと感じた。自分の修羅場となる仕事で熱狂するために、圧倒的な努力を怠らない。他者への想像力をはたらかせる。この二つを大事にして、残りの学生生活、社会を生きていきたい。 「多くの失敗は成功までのプロセスの一つだった」と振り返られるように。圧倒的な努力をす

    • たった1人から始めるイノベーション入門、読書感想文

      Q.何をどうすればいいのか。どうすれば動き出せるのか。 A.小さな「意志」から動き出し、勢いを増していく。 新しいやり方で、新しい価値を生み出せばイノベーション。どれだけ大きなインパクトを与えられるか、新しい軸で世の中に提案することが大切だと学んだ。 新しい軸を発想し、カタチにするために始めること 出かけたその場所で、 ①自分ならどんな新しい企画を立てるか ➁どことコラボしたら面白そうか ③1人、恋人、家族、友人など複数を仮定し、そこをまわるマップやプランをつくる ④そ

      • 四月になれば彼女は、読書感想文

        1年以上前に、ブックオフで大量買いした中の1冊だった。日が延びて、暖かな風が吹く最近に「四月になれば彼女は」というタイトルに春を感じる。ふと、ページをめくり始めた。 「なぜ人を愛するのだろうか。なぜそれが失われていくことを止めることができないのか。あらゆる賢人が悩んできた未解決の難題。」 愛にこだわらなくなった精神科医の藤代は、婚約者で獣医の弥生と些細な気持ちを重ね合うことを怠っていた。面倒くさがった。そんなとき、10年ぶりに初恋のハルから手紙が届く。過去の多感な時期と、

        • 喫茶店のディスクール、読書感想文

          われわれはいったい誰と契約しているのか?メディアの情報か。つくられた話題性か。そんな権威による価値づけから「いい店」を再生するキーが散りばめられていた。オオヤコーヒ焙煎所のオオヤミノルさんが、喫茶店の在り方や構造そのものをあらためて捉え直す。末期的消費社会で私たちが再生するヒントとなる本だ。この本を手に取ったのは、たまたまだった。夕方に偶然、見つけて手を取る。目次を見る。 第一考 職業意識の変化 第二考 資金調達について 第三考 ローカルであることの必然性 第四考 いいヤツ

        たった一人の熱狂、読書感想文

          飛行機を色々なものに例える

          壊れた扇風機みたいな音で地面を走る。大きな飛行機は地面を漕ぐ。浮く瞬間に頭を押しつけられた。心臓が盗まれそうなヒヤッとした怖さは、ジェットコースターの落ちる寸前を思い起こした。上昇中は、押しつけられ浮くことを繰り返す。5年ぶりの飛行機は怖い。オーストラリアへホームステイいく以来だ。 空気の抜けるようなぽんっ。シートベルトの解除音の後、機体は青い空の雲の上を泳いでいた。快適。 下降中、機体は気流の激しい場所を通っていた。センターオブジアースみたいに、のぼりくだりを繰り返す。

          飛行機を色々なものに例える

          スプートニクの恋人、読書感想文

          村上春樹の小説は読み終わると、呼吸が深くなり、体が動かなくなるような余韻を残す。とくに「スプートニクの恋人」は、束の間の美しいものが不在であることを、語ってくれた。 「22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった」書き出しの流れるような言葉に、つかまれる。その記念碑的な恋の相手は、17歳上で、既婚者で、つけくわえると女性である。この恋を「僕」を通して追体験し、3人は絡んで、消えていく。 ある出来事が起きた後で、自分の

          スプートニクの恋人、読書感想文

          緩く速く速く、文章のリズム感

          文の出し入れ文章は短文と長文を狙って出し入れすることで、気持ちのいいリズムがうまれる。長文のみだとスピード感を削ぐ。短文のみだと単調になってしまう。どちらも読みずらい。原則として2文に分けられるときは、すべて2文にする。ここぞというときに変拍子をいれて、リズムチェンジする。いい音楽はリズムと変化が楽しいように、文章も同じなのだ。さあ、書きだそう。 「緩急急急緩緩緩、超速球の文の配列がのりやすい文章だ」と尊敬する近藤康弘さんはいう。(三行で撃つ) 実は最初の文は緩急急急緩緩

          緩く速く速く、文章のリズム感

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          上を向くと、青い空と木がきれいだ!

          上を向くと、青い空と木がきれいだ!

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          山と海で大きく息をつく

          筑波山に登り始めるときは、決まって元気に、陽気に、なんだってできるような快活さを備えている。だけど、その日の岩は濡れたコンビニより滑るし、土は木の根と石で不安定だった。頂上に近づくにつれて、全能感はなくなっていき、自分の体の限界に気づいていく。登りきると、疲労感は体にのしかかる。自分は大きな自然と比べて、小さな存在だと知らされる。広く小さなまちを見て、疲れているのだけど、心は早朝の霧が次第に晴れるような感覚になる。癒されるというより、自然に諭される。 初日の出を見に行くとき

          山と海で大きく息をつく

          カラオケ、料理、文章

          大通り沿いから夕日の差し込む窓。平成の遺産のようなカラオケ館に行きました。カラオケでは、聴くのみでは気づけない面白さを改めて曲の中から発見できます。映し出される歌詞を追うことで、言葉の意味を考える、歌詞のつながりに気づく、心情の変化を読み取る。音程をとろうとすることで、抑揚で伝えたいことを感じる。 好きな料理は、自分でつくることで必要な材料を知り、過程を知り、片づけ方を知る。理解が深まるほどに、好きは、大好きになっていく。今までより、その料理を見る角度が増えたる。意外な一面

          カラオケ、料理、文章

          珈琲、経験、人間関係

          「上辺だけの関係みたいだね」と主任。何を言っているんだ、と僕。珈琲の味は人間関係と似ているらしい。よく聞いてみる。すると、過去の記憶が溢れ出るほど共感した。 サイフォンで珈琲を抽出する「とむとむ つくば店」に、今日は2回目の勤務日だった。一通りホールのことを教わる。土曜日の騒がしさが落ち着く夕方に、次は抽出を教わった。初めての挑戦、慎重な手つきで臨んだ結果、主任に言われた。薄い。 僕の淹れたコーヒーは、のっぺりとした珈琲味のお湯だった。もっと濃度のある味を実現するべきなの

          珈琲、経験、人間関係

          走ること、りせッとたいむ

           3キロ、5キロ、8キロ...走ることは胸に穴が開き、足が崩れそうな苦痛の連続です。 しかし、です。運動することでSNSの海に漂っていた身体が現実に戻ってきます。  なぜなら、走ることは五感で苦痛を味わい「いる」ことを確かめられるからです。絶えず並ぶ街路樹。排気ガスと乾いたアスファルトのにおい。エンジン音とタイヤが地面を走る足音。舌に残る鉄のような味。地面をつかみ、蹴る、そして風を纏い、きる体。  体を動かさず追体験に流されるスマホ時間。対照的な行為です。現実を五感で味

          走ること、りせッとたいむ

          noteをはじめます。とにかく書く。ひたすら書く。書き続ける。

           話しながらの言葉は整理されていなくて、うまく考えられません。  しかし、書くことで自分に取材を重ねる。すると、思考の範囲を確認できます。どこまで考えられているか、いないのか。なんとなくわかったつもりでいる書き始め前から、言語化された「わかる」が始まりと違うほどおもしろいです。  気づきを文章にして整理する。発見と学びを積み上げ、山にしていく。続けるために、楽しくなってきたころ合いで手を止める。次の日も楽しかった余韻で書き続ける。少しずつ量を増やす。継続、継続!

          noteをはじめます。とにかく書く。ひたすら書く。書き続ける。