コーダを音声日本語と手話の併用で育てたけど、手話があまりできない…
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《コーダ子育て中の親向け》コーダ子育てサロン(対面・オンライン)にご参加いただいた方達の、子育てに関するお悩みやご相談いただいた内容をまとめました。※コーダ=聞こえない親を持つ聞こえる子どものこと
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Q.コーダを音声日本語と手話の併用で育てたけど、手話があまりできない。コーダが今から手話を身につけるためには、どうしたらいいの?
A.音声日本語(以下、声とする)と手話の併用で育ったコーダは、手話があまりできないため、手話を積極的に使わない子が多いです。
しかし、急に声なしでの手話に切り替えると、コーダは困惑や不安を覚えます。
当分の間は、「手話で表現した後、必要に応じて声を出す」という方法がよいでしょう。
「目で聞く」ことに慣れてきたと思えたら、次は声なしの手話だけで会話をしてみてください。
通じないようでしたら、一旦、手話で表現してから声を出すという方法に戻ってもらって構いません。いわゆる一進一退ですね。
今からでも遅くはないので、焦らずに気長にしていきましょう。
【コーダに手話を身につけさせる実践方法】
このようなやりとりを重ねていくことで、コーダは少しずつ手話を理解していくようになります。
まずは、コーダが手話の内容を理解できるようになることが大切です。
手話がなかなか身につかないという悩みを相談してくる聞こえない親たちが、「声と手話を併用することのデメリット」に気づいたことで、『声』から『手話』に切り替える家庭が増えています。
そこで気をつけてほしいことは…。
コーダは、最初のうちは手話がわからなくても繰り返していくうちに段々と手話を理解していくようになります。
ですので、気長に辛抱強く、手話の環境を作っていくことを意識していけば、次第には『手話』で深い会話ができるようになります。
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