さくらのはなびらのように

出逢ったと思うから、別れになる。

信じるから、裏切られる。

掴もうとするから、すり抜けてゆく。

始めるから、終わってしまう。

そんなことを繰り返してきたように思います。

でも、それは、ただの表層意識で、

わたしたちはただ、

在るものに、気付きながら、

永遠に流れゆく、

出逢いも、別れも、

始まりも、終わりもない

そのような、深遠なるいのちでした。

あなたがいてくれてよかった

関わってくれてありがとう

またいつか、話せたらいいな

元気でいてね

そんな気付きを毎瞬、ただ、

繰り返しているいのち。

今、目の前にいてくれるあなたは、

今だけ。

そんなあなたに逢えるのは、

いつもこれが最初で最後。

だから、いついかなるときも、

目の前にいるあなたは、

ここにいるわたしは、

すべてが新しいわたしたちでした。

意識は、いのちは、

別れることができず、それゆえ

出逢うこともなく、

ただ気付くだけのもの。

いつも、そばにいてくれて、ありがとう。

すべてのいのちへ。

たったひとつのいのちへ。

わたしは今日も

あなたに生かされています。

さくらが好きです。

そしてこの歌は、わたしの中で、永遠の響きを持つ

少し特別な歌です。

アコースティックギターを習い始めたとき、教本の中から選んで、初めて演奏した曲なのですが、歌えば歌うほど、奏でれば奏でるほど、その魅力に取り憑かれていきました。

今ならそのわけが、わかります。

わたしたちは、さくらの花びら。

咲いては散る、気付いては流れる、

ただ、今を生きるいのち（意識）でした。

今、目の前にいてくれるあなたは、今、この瞬間だけのもので、一秒後には、もう、違うエネルギーになっている。

同じあなたには、もう二度とめぐり逢えない。

だからこそ、どんなときも、清らかな心で、

そんな尊い現象のひとつひとつを、

愛おしく眺めていられたら、わたしはしあわせです。

昨日描きはじめた絵。

まだ途中かもしれない、もう完成かもしれない。

でもこれが今のすべて。

最後までお読みいただき、ありがとうございます✨