あなたに

言葉にできない想いばかりが、この頃は溢れる。

言葉にはならない領域、

もっともっと奥にある想いを感じてほしくて

言葉に振り回されたくなくて

言葉に振り回されてほしくなくて

わたしは絵を描きました。

愛してるって言葉をもらっても、与えても、

安心出来るのは束の間。

だって本当は愛は、ずっとそこここに漂ってるんだよ。

あなたはお母さんから愛されなかったと思ってるかもしれない。

でもね、愛し方が下手だっただけなんだよ。

目に見える、温かそうなものばかりが、愛とは限らない。

抱きしめたいのに抱きしめられない、葛藤があるのかもしれない。

母になった今、そのことがよくわかる。

みんな自分と闘ってるだけなんだ。

でもあなたへの愛は、

あなたの生きるエネルギーにすでに変換されているから、

本当はあなた自身が母からの愛そのものなんだから、

結局わたしたちはひとつでしかないんだ。

今朝、保育園に向かう前の娘を抱きしめた。

そしたら、本当はずっと抱きしめたくて、

抱きしめられたくて、

漂う誰かの魂が共にいて、

ふわっと柔らかい光が広がった気がした。

あぁ、みんな抱きしめたいし、抱きしめられたいんだなぁって思った。

その時、わたしも抱きしめられたいんだなぁって思った。

そしてずっと抱きしめてあげたい人がいたことを思い出した。

今わたしは、娘がそこにいてくれるだけで、愛し愛されてると感じられるほどに、しあわせだ。

朝昼晩何度も何度も抱きしめる。

今日も可愛いね、よく眠れた顔してるね、楽しんできてね、いってらっしゃいと見送る。

肌が触れ合えなくたって、わたしはいつでもあなたを抱きしめられる。

抱きしめてほしかった、抱きしめてほしいと言えなかった、あなたは、本当はいつも誰かのエネルギーに抱きしめられてる。

だから、心配しないで。

『愛してる』って、本当は、

愛をする、愛になる、愛である、愛があるってことを思い出したときに出る言葉なんだね。

自分が愛そのものなんだって感じた瞬間、その愛が伝染するから、自分もまわりも心地よさに包まれるんだ。

これからは、いつも何度でも娘を抱きしめながら、あなたのことも、あなたのことも、あなたのことも、抱きしめるね。

そして、これからも、めいっぱいの愛を込めて、

絵を描きます。

このエネルギーが、必要としている誰かに、あなたに届くように。

ありがとう、愛しています。

季節外れのこの歌を、あなたに。

愛をしている、の意味が今日初めてわかった。

自分の内側に美しい空間が広がる愛の歌。

抱きしめたら、光が広がる。

あなたの光に触れられてしあわせ。

最後までお読みいただきありがとうございます✨