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メンバーのモチベーション、どう作る?「気づき」1つで人も組織も変わっていく ‐Cocone V Advent Calendar 2023 #19‐

こんにちは。cocone v note編集部の留置です。
シリーズ「cocone v Advent Calendar 2023~今年の漢字1文字~」では、cocone vのリーダー全員を対象にインタビューを行い、今年の活動やこれからの挑戦、それぞれの思いを伝えています。

第19回目のインタビューはサービス推進室 室長の飯岡 信臣さんにインタビューを行いました。
「組織業務の平準化」というミッションで新しい組織のチーム長から始まった今年。
現在はサービスコンサル室の室長として、「cocone vは挑戦していける会社だから、挑戦を通して自分が変わっていくのを感じてほしい」という思いで、組織の環境やカルチャーづくりに尽力しています。
そんな飯岡さん自身の挑戦と、メンバーに起きた変化についてお聞きしました。

飯岡さんの選ぶ「今年の漢字1文字」は何になるのかを想像しながらご覧ください。


一歩踏み込んで事業の推進に貢献する組織

留置)「サービス推進室」の活動を教えてください。

飯岡)サービス推進室は、3つのチームで構成されています。

①サービスコンサルチーム
サービス基盤の全体を支える運営管理部門

②hange企画チーム

チャネリングサービスへのタイトル導入と運営

③CSチーム
お客様の声に寄り添うサポート対応

組織改編を経て、一歩踏み込んで事業の推進に貢献していくという想いから、「サービス推進室」と名を変えて2023年からリスタートしてそれぞれ活動しています。

①サービスコンサルチーム チーム長の田中さんの記事

③CSチーム チーム長の後藤さんの記事

※②hange企画チームは飯岡さんが兼任中

上司からのミッションを通して、自信が湧いた

留置)今年を振り返ると、どんな1年だったでしょうか。

飯岡)私個人では、今年「ゲーム事業部運営チーム」に始まり、「運営管理チーム」のチーム長を経て「サービス推進室」の前身の組織の室長となりました。
そこにCSチームを加えた体制となり、今の「サービス推進室」の組織体制となりました。
自分の所属する組織、役割の変化が大きい一年だったと思います。

飯岡)現在のサービス推進室に異動するきっかけとなったのは、当時の上司からの「飯岡さんが深く関わったことがない業務かもしれないが、組織に入って業務を平準化して欲しい。」という依頼から始まりました。

やってみたことは小さなことだったと思いますが、私が「これを変えたら劇的に業務が楽になりました!」など、アクションするたびにいちいち報告していたことにも、当時の上司は嬉しそうに「任せてよかった。」と笑ってくれていたんですよね。

以降も、手探りながら組織改編の中で、一つひとつ体当たりでチャレンジしていく中で、
色んな人の支え、励まし、共に働くメンバーも力を貸してくれた喜びは大きいですし、自信にも繋がりました。

「新しく挑戦したいこと」ありきの業務効率化

飯岡)組織メンバーへ具体的な実務のアドバイスは難しい部分もありましたが、管理する目線で気づきや提案を行い、悩みや課題が解決できるようにしてきました。

「どうしたらこれを解決できるだろう」と、思い悩むことも多かったですが、一つひとつクリアしていく達成感もまた大きかったと感じてます。

特に大変だったのは、hange企画チームのメンバーとは、赴任直後イシューを一つ一つ片づけていくことでした。問題解決にあたり、本来の役割とは違うものの、前向きに「やりますよ。」と動く人もいてくれました。
自分がアクションしていくことで、他のメンバーにも働く上での「考え方」の変化を感じられたことが嬉しかったです。
おそらくメンバーは気づいてはいないんですが、以前よりも組織全体の雰囲気が変わってきている手応えを感じます。「変化と挑戦」これが一番印象に残った一年でした。

留置)メンバーの皆さんの考え方の変化を起こすために、具体的にどんなことから始めたのでしょうか?

飯岡)本当に僕が始めたのは小さなことからで、まずは必要なこと、不要なことの切り分けを行いました。小さなことでも新陳代謝とアップデートを促しながら、常に変えていきながら新しいことに挑戦できるようにシフトしていくことを心がけました。

皆さんと一緒に今まで当然のようにやっていた業務も客観的に見直し、取捨選択して行きました。
毎年・毎月・毎週・毎日やっていることも、見直してみるとスリム化できたり無くしたりして業務効率化を進めてきました。

組織に赴任して直後に行ったことで言うと、目標設定の見直しも行いました。
運営、QA、CSのメンバーが多い組織だったので、目標には「業務効率化」という言葉が多い印象を受けました。
しかし、業務効率化は「何をやりたいから」というセットで行われるべきものです。
業務効率化は目的ではなく手段。
何のために、業務効率化が成功したら何をやりたいのかの方が重要です。

今までの事業目標、メイン業務の目標に加え、挑戦目標と挑戦するために必要なアクションという風に考え方を分かりやすくして個人の目標設定を行ってきました。

挑戦していける会社だから。挑戦を通して自分の変化を感じてほしい

留置)飯岡さんは小さな「変化」や「挑戦」でも、とてもポジティブに応援しているのですね。

飯岡)cocone vは挑戦していける会社だと思っているので、この場での挑戦を通して自分が変わっていくのを感じてほしいと思っているんです。

大きなことじゃなくていいから、挑戦しようとする人を増やしたいと思っています。
この組織に来てからメンバーと向き合う中で「この人はこういうことやったら面白そうだ」とたくさん気づくことがあって。

例えば今年、テスト業務を行うメンバーの渡辺さんという方が、SNSのクリエイティブ作成という言わばデザイナーの業務にチャレンジしてくれたんです。

↑渡辺さん作成のクリエイティブ。お月見おだんごブニャ🌾したが、「騙されたと思ってやってみて!」と任せたところ、SNS担当者と連携してクリエイティブを作成し、SNSを盛り上げてくれました。

元々担当されていたテスト業務はというと、ここでこそ業務効率化が効いてくるところですよね。
今まで時期によって業務に偏りがあったので、そこを室内で調整していくことで時間を捻出し、新しいチャレンジに時間を当てられるようにしました。

本人のできること、会社が期待していることを話しながら目標を立てて行きますが、どうせ頑張るなら会社を通して自分のやりたいことを実現してほしいんです。

結果として、まず渡辺さんが仕事をする時に笑顔が増えたと感じられるのが良かったです。
挑戦する人って「大変だ~」と言いながらも、めちゃくちゃ楽しそうなんですよね。
仕事へのモチベーションが高まって成果も出せていて、一石二鳥だと感じています。

仕事は仕事、プライベートの時間が充実していればそれでいいという考えももちろん尊重しますが、私はメンバーが挑戦して仕事にやりがいを持ち続けられるような環境を作りたいんです。
誰にでも、挑戦を始めるタイミングがあると思いますが、挑戦のきっかけを作るのが私の役割だと思っています。

メンバーの皆さんにも伝えたいことがあるとすれば、「変化」や「挑戦」のきっかけは常に日々の業務の中に転がっています。
「何のために行うんだろうか。」「そのためにこの手段は最適だろうか。」など、小さくてもいいので「気づき」を大切にして欲しいと思います。
毎日の中にある気づきを、仕事に活かしていくという変化や挑戦を楽しんで欲しいです。

飯岡さんが選ぶ今年の漢字一文字は...

留置)飯岡さんが選ぶ、今年の漢字を教えてください。

飯岡)私は「推」の字を選びたいと思います。サービス推進室の「推」は、物事を更に前方へやる、という意味があります。
また、新しいことに挑戦する皆さまを「推す」、の両方に尽力したためです。事業も、組織も、人も推していきたいという気持ちを込めてこの字にしたいと思います。

2024年、これまでの経験を挑戦に変えられる1年へ

留置)来年の抱負を教えてください。

飯岡)既存サービスの支援や、運営管理はこれまで通り大切にしながら、これまで培ってきたことから「何ができるか」を追求し経験を挑戦に変えられる1年にしていきたいです。

経験から活かせることとして、カジュアルゲームを主体としたモバイル事業も推進したいと考えています。
まず1つ目のリリースを目指しているところですが、それを成功させ、次のタイトルも視野に入れて日々の業務に取り組んでいきたいと思います。

また、組織面では室内でもチームが分かれていて別々に行っている業務も横断的に見直し、協業によって業務効率化や質を高められる業務があればどんどん連携を強めていきたいと思います。
協業することには、シナジー効果を期待していることがあります。
先程、新しいことに挑戦していく組織にしたいと話しましたが、挑戦のきっかけづくりは私一人でするものでは無いと思っています。

人との会話、挑戦を目にすることでも自分で気づいたり考えたりするヒントが生まれます。
そういった気付きからアクションできる可能性にも期待しています。

全てのメンバーに可能性があります。
メンバーがそれぞれの「やりたいこと」「やりたかったこと」を叶える場所となるように、チャレンジしたいと思える環境づくり・チャレンジする人を推せるサポートに尽力していきたいです。



次回予告

お楽しみに🎄


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